ゾーイ、タリヤなどのスキル・ビルド紹介【初心者向け】

December 12, 2017 by lol-cla管理人, Patch 7.24

12/12~12/18のフリーチャンピオンローテーション。
今年最後のパッチ7.24が当たりました。
近日中にスノーダウンイベントがはじまるなど、いよいよ今年も終わりだなーって感じですね。

今週は新チャンピオンのゾーイがフリーチャンピオンにきました。
実はまだアイコン等が間に合っていないので少々読みづらいかもしれませんがご容赦ください。

最新のガイドは一覧で確認できます。こちらからご確認ください。




アニビア(CV:非公開) 



ロール:ミッド



主なダメージ:魔法

バックストーリー:フレヨルドの守護者の鳥さん。中立な立場だったがによって分断された部族たちを取りまとめるためにと手を組む。

おすすめキーストーン:秘儀の彗星





ルーンの解説



アニビアはスローやスタン、壁など相手の行動を阻害できるスキルが多いため秘儀の彗星がマッチしている。
マナがきつめのチャンピオンでアルティメットはトグルスキルということもあって1列目にはマナフローバンドが最適。
サブツリーはガンク耐性を得られるパーフェクトタイミング目当てで天啓を選ぶパターンを紹介している。
もうひとつのルーンは悩むが、サモナースペルの回転率があがる宇宙の英知、ロッドオブエイジスの購入を早める先行投資、女神の涙や久遠のカタリストを購入するために後回しにされがちな靴を自動で得られる魔法の靴などが候補。


ミッドの解説(プレイ難易度:比較的難しい)



機動力に乏しいが、ウェーブクリア能力や条件がそろったときの高いダメージが期待できるちょっと癖のあるメイジ。
固有能力の再誕やWのアイスウォールなど、他のチャンピオンにはあまり類をみない能力を多く持つ。
ビルドやスキルセットの関係でやや終盤型のチャンピオンと言える。

アルティメットのブリザードを習得してからはウェーブクリア能力が飛躍的に上昇し、アニビアが守るレーンのタワーを攻め落とすのが非常に難しくなる。
味方のサポートさえあれば固有能力の再誕もあいまって、ダイブされても生き残り、タワーを守りきることが出来たりする。

一方集団戦でダメージを出すためにはEのフロストバイトが重要なのだが、メイジのスキルとしては射程が短いため、立ち回りが難しい。
通常攻撃の性能が低く、低レベルではラストヒット取りに使えるスキルがないので、CSが取りにくいチャンピオンとしても有名。

このチャンピオンでCSの練習をすると他のチャンピオンを使ったときに非常に簡単に感じられるので、プラクティスモードのお供にもいいだろう。

固有能力の再誕はいわゆる復活系のスキル。
体力が0になると卵に変身し体力が全回復する。卵になってから6秒後にその時の体力でアニビアが復活する。
この能力が残っているうちは相打ちになったとしても一方的に生き残ることが出来るというかなり強力な固有能力。
クールダウンは240秒あるので、アニビアと対戦するときは固有能力の有無を意識しよう。
ゲーム後半になると卵時の物理・魔法防御力が上昇するが、その分敵チャンピオンの攻撃力もあがっているので、卵になっても生き残るのは難しくなっていく。

Qのフラッシュフロストは氷の塊をゆっくり飛ばすスキル。再使用することで氷の塊が爆発し、範囲内の敵をスタンさせるという効果。
飛翔中の弾に触れた相手や爆発を受けた相手にスローとダメージを与えるが、スローレートはアルティメットのブリザードのレベルに依存する。
このスキルの命中率がアニビアのレーニングの生命線になっている。弾速は早いとはいえないので、相手がCSを取りにくるタイミングなど工夫をして撃つようにしよう。
スタン時間は飛距離に依存しないので、gank回避などにも使える。

Wのアイスウォールはマップ上に5秒持続する壁を発生させる地形変化系スキル。
の中に閉じ込めるように使ったり、ジャングル内で相手の逃げ道をふさぐように使う他に、発生した瞬間に壁の上にいたユニットはノックアップするため、テレポートやヴェル・コズの生体破壊光線など詠唱スキルを中段させることが出来る。
以前は視界を確保できるスキルだったが、現在ではその効果は消されてしまった。

Eのフロストバイトは主力ダメージスキルだが、前述のとおり射程が短い。
のスタンやと組み合わせるとダメージが2倍になるので、のコンボに通常攻撃を組み合わせるのが、レーニングでのアニビアの基本ハラスコンボになっている。

アルティメットのブリザードは、スローとダメージを与える吹雪を発生させるトグルスキル。
ウェーブクリア能力やゾーニング能力に長ける一方でマナを大量に消費するため、アニビアは久遠のカタリストや女神の涙を買う必要がある。
発動させてから1.5秒かけて範囲が広がり、広がりきるとダメージが3倍になり、スロー効果も上昇する。
範囲が最大になったときしか、で2倍のダメージを与えることが出来ない点と、短いようで長い6秒というクールダウンには注意しよう。

おすすめスキルオーダー:R>E>Q>W

ビルド例:

以前はそれほどゾーニャの砂時計は選択されなかったが、パーフェクトタイミングでストップウォッチを持つことができるようになってからはビルドされることが増えた。




アニー(CV:釘宮理恵)



ロール:ミッド/サポート



主なダメージ:魔法

バックストーリー:血統と土地が生んだ天才魔法少女。クマのぬいぐるみを変身させているのではなく、凶暴なクマをぬいぐるみに変えて持ち運んでいる。

おすすめキーストーン:エアリー召喚、秘儀の彗星解放の魔導書





ルーンの解説



アニーは通常攻撃の射程が優秀なこともあって、エアリー召喚との相性がよい。もちろんスタックが
溜まればスキルにスタンが付与される関係で秘儀の彗星も当てやすいので選択肢に入るだろう。
解放の魔導書はアニーお得意ののコンボを仕掛ける頻度が上がるためこちらもオススメ。
ヘクステックフラッシュネイタ―は実装当初はネタルーンと思われていたが、オールスターではこれを使ってフラッシュがない時間帯のアニーの圧力を補う使われ方が試されていた。
キーストーンを解放の魔導書にするなら取っておいても損はないだろう。
サブツリーは天啓以外だと覇道にして血の味わいを取るプランもある。
かなりレーン戦でのダメージトレードが優位になるので、特にトップで運用するときなどは重宝するだろう。


ミッド/サポートの解説(プレイ難易度:かなり簡単)



高火力、ワンコンボで相手を倒しきるのが得意なアサシンよりのメイジ。
固有能力によりEのモルテンシールド以外のすべてのスキルにスタンを付与できるため、1v1、gank合わせ、少数戦と様々な場面で活躍できる。
強力なスタン効果にもかかわらず、1人でアウトプット出来るダメージ量も高いため、育つとアサシンのような立ち回りも可能になる。

スキルの射程は全体的に短く、一度スタンを発動させてしまうとスキルを回さない限り次のスタンへとつながらないため、一気に自衛能力、イニシエート力が下がってしまうところが難点。
またスタンのスタックは対面でも簡単に確認できるため、長射程から安全にミニオンを処理する能力に長けたメイジ相手は苦手。

スキルを4回使用するたびに固有能力である火遊びだいすきのスタックが溜まり、次のスキルにスタンを付与する。
Qのファイアボールにスタンをつければ対象指定スタンになるし、WのバーニングファイアやRのやっちゃえティバーズ!に付与すれば、AOEスタンとなる。
スタックが溜まるとアニーが笑い、身体の周りにオーラのようなものが発生する。さらに体力バーの下にスタック数も表示されているので、この上なく敵味方にわかりやすいというのが弱点であり、強みでもある。
スタックが溜まっている状態のアニーのプレッシャーは非常に高いので、圧力を活かして相手をゾーニングすることも可能だが、ウェーブクリアにスキルを使ってしまうとスタックを消費してしまうので、うまく自分のミニオンを貯めて、相手にプレッシャーを作り出そう。
ちなみにをスタック3で発動し、発射されてから着弾するまでの間にを使用すると、が着弾したときにスタンが発生する。
相手がこのテクニックを知らないと引っかかってくれるので、プラクティスなどで練習しておくと、そこからのフルコンボ(など)でキルが拾えるかもしれない。

Qのファイアボールは対象指定のダメージスキル。
これでラストヒットを取るとコスト分のマナが回復し、クールダウンも半分解消されるので、特に序盤のレーニングではこのスキルを回転させてCSを取っていこう。
クールダウンが半分解消されるということは、その分だけ固有能力のスタックも溜めやすくなるので、レベル1はでスタックを貯めながらレーンを押して、レベル2で(スタン)→→AAといったハラスコンボも狙える。

Wのバーニングファイアは指定方向に扇型の炎を放ち範囲内の敵ユニットにダメージを与えるスキル。
射程が600と短いため、メイジタイプのチャンピオンとのレーニングではこれを直接当てに行くのはやや難しい。一方でアサシンタイプのような突っ込んできてダメージを出すチャンピオンには強力で、火遊びだいすきのスタンをキープしておくだけでかなりのプレッシャーを与えることが出来る。
の射程よりもほんの少しだけ射程が短いので、でスタンを取ったあとにを狙う場合は少し歩いてからを使うようにしよう。

Eのモルテンシールドはアニー自身の受けるダメージが割合でカットされ、通常攻撃に追加ダメージが乗るようなるスキル。
シールドという名前はついているものの、体力は上昇しないので注意しよう。マナコストが安いので、固有能力のスタック溜めに利用するのもよい。
ティバーズが召喚されている場合は、ティバーズにも同様の効果を付与するので、からのフルコンボを狙うときは、を残しておけるとより高いダメージが出せる。

アルティメットのやっちゃえティバーズ!は指定地点にダメージを与え、クマ(ティバーズ)を召喚するスキル。
以前は召喚時のダメージが高かったが、現在ではダメージがティバーズの攻撃のほうにシフトしたため、バーストという面では少し落ちてしまったが、しっかりとクマを操作することでより高いダメージを出せるようになった。
ティバーズは近くのチャンピオンを攻撃するが、Alt、CtrlまたはRを押しながらクリックすることで任意の位置へと移動させることが出来るため、うまくコントロールしてフォーカスしたいチャンピオンをしっかりと狙おう。
ティバーズが召喚された状態でアニーが倒されると、ティバーズはアニーの仇を取るようにパワーアップして襲ってくる。
アニーをgankして倒した際などは、このクマの逆襲で相打ちに持ち込まれないよう自身の体力に気をつけよう。

おすすめスキルオーダー:R>Q>W>E

ビルド例:

他にもロッドオブエイジスを買わずにモレロノミコンやヘクステックプロトベルトを購入するビルドも考えられる。
は安定したダメージとクールダウンを、は安価で追加のブリンクを与えてくれるアイテムでどちらも買った瞬間の火力はを上回る。
味方のジャングラーがファーム型で中盤ダメージを期待できない場合などは、これらのアイテムをファーストアイテムに選択したほうが良いだろう。




ブランド(CV:藤真秀)



ロール:サポート/ミッド



主なダメージ:魔法

バックストーリー:氷の洞窟に封じ込められていた炎の化身。発見者の身体を乗っ取ったのが現在の姿。

おすすめキーストーン:秘儀の彗星、エアリー召喚





ルーンの解説



最序盤を重視するならエアリー召喚、ある程度のスケールを考えるなら秘儀の彗星がブランドにとって良い選択になるだろう。
魔道ツリーの他のルーンに関しては特に解説することもなく、よくあるセットをチョイスしてある。それほどアルティメットに対する依存度は高くないので、アルティメットハットはいらないだろう。
サブツリーは天啓か覇道のどちらか。
天啓ならばビスケットデリバリーや魔法の靴、宇宙の英知あたりが候補。


サポート・ミッドの解説(プレイ難易度:平均的)



悪の松〇修造。
スキルを当てると相手を炎上させ、炎上している状態の敵にさらにスキルをヒットさせると追加効果が発生するという、パワータイプかと思いきやコンボタイプのメイジ。
スキルセットは、射程の長いQの焦炎やWの烈火の柱はちょっと癖のあるスキルショットで当てにくく、対象指定のEの焼灼は射程が短いと、どれも一長一短になっている。
射程が長い相手には苦労するが、タンク相手はローリスクで相手の体力を削りにいけるので、タムケンチのようなタンクサポートに対してピックすることが競技シーンでは多い。
ミッドとしてピックしてもよいが、あまり魔力反映率が高くないので、魔法防御貫通を重視してビルドを組み立てていこう。

固有能力は炎上。スキルをヒットさせた敵を炎上させ、対象の最大ヘルスの割合に応じたダメージを4秒間かけて与える。
この炎上のスタックは3つまで増加し、敵チャンピオンか大型モンスターに炎上スタックが3つたまると2秒後に対象を中心に爆発を起こしさらにダメージを与える。
この爆発でも炎上のスタックは溜まるので、集団戦などでは連鎖爆破することも可能だ。
ただし一度爆発を起こした対象には一定時間炎上スタックが2以上たまらなくなる。

ブランドのすべてのスキルは炎上中の相手にヒットさせた場合追加効果が発生するが、炎上スタックは4秒しか持続しないのでブランド側から相手に仕掛けていきたい時は、スキルを2つ以上同時に使う必要がある。
スキルショットが難しいほかに、スキルを組み合わせて使わないとポテンシャルを引き出せないところがブランドの弱点といえるだろう。

Patch7.20から炎上状態の敵を倒すとマナが回復するように変更が入った。マナ回復系のアイテムがコアビルドに入らないブランドにとっては良い変更だったといえるだろう。
サポートでピックしているときはマナがほしいからといってADCからCSを奪うのはNG。

Qの焦炎は弾速の早い炎を相手に飛ばし魔法ダメージを与えるスキル。
炎上中の相手に当てると1.5秒のスタンと強力な追加効果が得られるため、これをきっちり当てられるかがブランドをプレイする上でカギになっている。
クールダウンが比較的短くレベルを上げてもマナコストは上昇しないため、このスキル単体でのハラスも強力。
しかしブランド唯一のCCなので(アルティメットスキルの業火には炎上追加効果でスローがあるが効果はそれほど大きくない)、がない時にgankを受けると非常に危険。

Wの烈火の柱は少しのタイムラグのあとに指定地点に火柱を出現させダメージを与えるAOEスキル。
ダメージ、射程ともに優秀なので、このスキルをファーム、ハラスに活用していこう。相手のチャンピオンにヒットした場合は、でスタンを狙いにいけるし、当たらなかった場合もEの焼灼でウェーブクリアが安全に行える。
炎上追加効果はダメージアップ。25%も上昇するので、ミッドで運用する場合は→AAのコンボよりも、のコンボのほうがダメージが高くなる。(もちろんgankに合わせるときや相手の仕掛けを返すときなど状況によってどちらのコンボが適しているかはかわる)

Eの焼灼は対象に魔法ダメージを与える一見シンプルなスキル。
炎上追加効果として、周囲300のユニットに同様のダメージを与えるという効果がついている。の項でも触れたように組み合わせることで一気にウェーブクリアが出来るコンボとなる。
また、は対象指定スキルなので、このスキルを使うことで確実に狙いたい相手を炎上状態にすることが出来る。これを利用して
とコンボすることが可能だ。
アニーのEQコンボのように、を発射してから着弾前にを使ってもスタンになる。
ただし、射程は625と短いので、狙える相手、チャンスは思う以上に少ないだろう。

アルティメットスキルの業火は対象指定で火球を発射するスキル。
さらに最初の対象にヒット後、最大4回敵ユニットの間を跳ね回り(同一対象には3回まで)、そのたびにダメージと炎上スタックを与える。跳ねる対象は敵チャンピオン、次のヒットで爆発するユニットが優先させる。ミッドで運用する場合は敵のミニオンウェーブがあるときに使うことでバウンドヒットさせることが出来る。
サポート運用のときはレーンに2体のチャンピオンがいるので、相手が範囲内に収まっていてくれれば、ミニオンの有無関係なしに最大ダメージを出すことが出来る。
炎上追加効果は0.5秒間のスロー。
敵チャンピオンが固まっている場合は、このスローによっての連鎖や固有能力による爆発から逃れにくくなる。
相手がばらけているときや逃げていく最中にを使う場合はこのスローがないほうが、を連鎖しやすい場合もあるので、余裕があれば使い分けを考えよう。
またこのスキルも同様に対象指定で、こちらは射程が750と比較的マシな長さなので、このスキルからコンボを開始するパターンも有用と言えるだろう。

おすすめスキルオーダー:R>W>Q>E

ビルド例:(サポート)
     (ミッド)




ドレイブン(CV:落合弘治)



ロール:ADC



主なダメージ:物理

バックストーリー:ノクサスの目立ちたがりの処刑人。ハデ好き。ダリウスの弟。

おすすめキーストーン:エアリー召喚、ねこばば、プレスアタック





ルーンの解説



Qを使用後の通常攻撃が非常に強力なドレイブンはエアリー召喚を持つことでさらにレーンでの存在感を高めることが出来る。
設定例で紹介するのはプロプレイヤーが最近試しているねこばばビルド。
ドレイブンはQではねて戻ってきた斧を回収することでWのクールダウンが解消されるので、ねこばばによる稼ぎがかなり行いやすい。
また天啓ツリーをメインにした場合、魔道ツリーをメインにしたときよりも多くの物理攻撃力をボーナスとして得られるのも、このビルドのメリットだ。
サブは魔道。追い風とマナフローバンドで、W発動時のダメージ増加、マナ面での不安を補っていこう。


ADCの解説(プレイ難易度:かなり難しい)



通常攻撃を強化するスキルが非常に特殊で、特に集団戦での操作が忙しいADC。
固有能力のリーグオブドレイブンによって、キルを取ったときのスノーボール性能が他のADCと比べて著しく高い。
レーニングも強力で、ほとんどのマッチアップで対面にダメージ勝ち出来る。
一方で後述するQの回収がうまくいかないと、ダメージが出せず、動きが制限される集団戦の立ち回りが難しい。
5vs5の集団戦ではなく、キャッチからの戦いが起こせれば、この弱点は克服可能。

前項で少し触れた固有能力のリーグオブドレイブンはQの回転斬斧を回収する、チャンピオン以外のユニットのラストヒットを取ることで「おひねり」をスタックしていき、敵チャンピオンをキルすることで溜まったスタックをゴールドとして獲得する効果。
斧を落とさないまま6連続でラストヒットを獲得するとボーナスで2スタックを得られたりと、とにかく魅せるプレイが求められるチャンピオンと言えるだろう。
自身がデスすると溜まっていたスタックが半減してしまうため、本当にハイリスクハイリターンなチャンピオンだ。

Qの回転斬斧を発動すると通常攻撃が回転する斧へと強化され、敵に当たった後投げた斧がバウンドして帰ってくる。
斧が返ってくる地点は地面にマークが表示され、このマーク内にドレイブンがいると斧を回収することが出来る。斧を回収した場合、の効果が継続し、次の通常攻撃も強化される。
斧を回収しつづけることが出来れば、1回のスキル使用で永遠に通常攻撃を強化したままに出来る非常に強力なスキル。もちろん対面のチャンピオンはそれを邪魔しにくるので、斧を回収する際に相手のスキルを受ける可能性が高い点には注意しよう。
ドレイブンは斧を両手に1本ずつ持っているので、このスキルも2回までスタックして使用することが可能。2本同時に回して置けば1本落としたとしても強化AAは持続できる。

Wの血の疼きは攻撃速度と移動速度が上昇するスキル。移動速度上昇は効果は高いが時間が短く、攻撃速度上昇は効果はやや低いが、効果時間は移動速度上昇の2倍になっている。
クールダウンはやや長めだがの斧をキャッチすることでクールダウンが解消することが出来る。
斧が確実にキャッチできそうな場合は、斧を投げた瞬間にを使用することで、マナ消費以外は実質クールダウン0秒でこのスキルを使うことが出来る。(キャッチした瞬間にスキルのクールダウンは解消されるため)

Eの薙ぎ払いは2本の斧を投げつけスロー+ノックバックの効果を与えるスキル。
敵への追撃時はもちろん、gank回避や、フォーチュンのバレットタイムなどの詠唱スキルを中断するのにも使える。
ノックアサイドという特殊なCCを発生させるスキルで、飛ばした斧と反対側の横側に相手を弾き飛ばす。
2本の斧の真ん中に敵を捕らえた場合、ドレイブンが向いている方向から見て左側にノックバックすることが多い。

アルティメットスキルの死の車輪は射程がほぼ無限なので逃げた敵のトドメにもつかえる。
ただし、射程無限スキルにしては珍しくユニットに当たるたびに威力が減衰するため、最大ダメージを出そうとするならば直接チャンピオンを狙う必要がある。
再使用することで投げた斧を戻すことが出来るので、狙いたい敵チャンピオンに当たった瞬間にRを押すことで、最大ダメージかつ最短で2ヒットさせることが出来る。

おすすめスキルオーダー:R>Q>E>W

ビルド例:

最近は妖夢の霊剣を初手にすることがほとんど。アクティブ使用時に追い風の効果で疑似的に火力をあげてくることも影響している。
そのあとはブラッドサースターでライフスティールを取りにいったり、ドラクサー・ダスクブレードで脅威を積んだりというのがいまの主流ビルドになっている。





エリス(CV:北西純子)



ロール:ジャングル



主なダメージ:魔法

バックストーリー:失った自分の美貌を取り戻すためにシャドウアイルのクモの神と同化した、かなりアレな人。が首領を務める「黒い薔薇」とは協力関係にある。

おすすめキーストーン:電撃





ルーンの解説



エリスには基本的なアサシンジャングラーのルーンがマッチする。
蜘蛛状態のEでサドンインパクトの条件は達成できるがクールダウンが長いので、追い打ちのほうがオススメ。
サブルーンは魔道にするとダメージが高く、栄華や不屈にするとタンク寄りの立ち回りも出来る。
エリスはビルド幅が広いのでチーム構成や好みで選択しよう。


ジャングルの解説(プレイ難易度:平均的)



人型とクモ型の2つの形態を持ち、それぞれにスキルが割り当てられている、いわゆる変身型チャンピオン。(ニダリーや、ジェイスと同類)
スキルが6つあり最初は混乱するかもしれないが、慣れてしまえばそれほど難しい操作のあるチャンピオンではない。

レベル1からアルティメットスキル蜘蛛形態を使用できる。
人型の時は通常攻撃が遠距離、スキルを当てるたびに幼体と呼ばれる子蜘蛛をスタックしていく。
蜘蛛型になると通常攻撃は近距離になるが移動速度が上昇、さらに通常攻撃で体力を回復するようになる。

ジャングル内では蜘蛛形態のときに召喚される幼体を壁にするようにしてジャングルを回ることで、高い体力を保ってファームすることが出来る。
蜘蛛形態で通常攻撃をしながら少しずつ後ろに下がり、中立モンスターが子蜘蛛を殴るように誘導しよう。

人型と蜘蛛型ではそれぞれスキルが割り当てられており、クールダウンも独立している。
そのため、レベル3になれば一気に6つのスキルを使用することが出来、これがエリスの序盤中盤のガンク力を支えている。

Qの神経毒と毒牙はそれぞれ、相手の現在ヘルス、減少ヘルスを参照してダメージが増加するスキルなので、gankするときは人型→蜘蛛型の順でスキルを使用するのがダメージ効率という面では推奨される。

人型のWである子蜘蛛爆弾は視界を取るためにも使えるため、相手のジャングルに潜るときや中盤以降、バロンやドラゴン前での視界の取り合いフェーズで特に活躍するスキル。

蜘蛛状態のEである蜘蛛の糸はジャングル内などでの有効なブリンクスキルであると同時に、ターゲット不可になることが出来るスキルのため、タワーのターゲットを外したり、相手のスキルを避けたりすることにも活用できる。
クールダウンは非常に長いため、gank時はこのスキルを切るタイミングが非常に重要になってくる。

gank時のコンボの一例をのせておくと、人型E→W→AA→Q→R(変身)→Q→AA→W→AAといった感じ。

おすすめスキルオーダー:R>Q>W>E(レベル1はWを取りましょう)

ビルド例:

他にもヘクステックプロトベルトも候補。買うなら3番目あたりがオススメ。
タンクに行くなら張り付き性能があがるデッドマンズプレートなどを。




ジンクス(CV:上坂すみれ)



ロール:ADC



主なダメージ:物理

バックストーリー:ピルトーヴァーを荒らしまわっている犯罪者。中でも元犯罪者で最強の保安官であるのことをからかうのを至上の楽しみとしている。

おすすめキーストーン:リーサルテンポ、プレスアタック、フリートフットワーク





ルーンの解説



ジンクスは栄華ツリーならどのキーストーンを持っても相性は良好。
プレスアタックはやや後半型、フリートフットワークはレーン戦で体力を高く保ちやすいので対メイジサポート時などに有効な選択肢となっている。
紹介したリーサルテンポと覇道ツリーの血の味わいの組み合わせはスケーリングとレーニング性能のバランスがよい選択になっている。
サブツリーを魔道にして強まる嵐を持てばスケールよりに調整もできるので、対面と好みでキーストーンとサブツリーを組み合わせよう。


ADCの解説(プレイ難易度:比較的簡単)



大器晩成型のADC、いわゆるレイトゲームキャリーだが、難しい操作はなく、比較的簡単なチャンピオンといえる。
Qのパウパウガンによる攻撃速度上昇から、タワー破壊能力は低レベル時からかなり高く、対ジンクス戦は出来るだけ彼女にタワーを触らせないように注意が必要になってくる。

極めて自衛能力が低く、ダメージも通常攻撃に大きく依存するため、アイテムが揃う中盤以降になるまではかなり弱いといっていい。
集団戦でも固有能力の関係で、相手から仕掛けられる展開にはやや弱い。

固有能力の超エキサイティン!はタワー破壊やキル関与によって移動速度が大幅に上昇するというもの。
この固有能力によって、ジンクスは集団戦での立ち回りが非常に容易となる。ジンクスがいるチームはしっかりとフォーカスを合わせることでパッシブを発動させることが出来るという点を強く意識して集団戦に挑もう。
一方でキルが入るまでのジンクスは自衛能力が低く、無力なチャンピオンなので、相手にする場合にはキルを与える前に圧力をかけてジンクスを潰すことを考えよう。

Qのスイッチング!はジンクスが使用する武器を切り替え、通常攻撃の属性を切り替えるスキル。
2つの武器は、攻撃速度が通常攻撃を行うたびに徐々に上昇していくパウパウガン(ミニガンのような形状の武器)、射程が伸び爆風を発生させるフィッシュボーン(ロケットランチャーのような形状の武器)。
パウパウガンは上記の通り、タワー破壊能力が非常に高く、フリーでタワーを攻撃出来るときはかならずこのモードにしよう。
フィッシュボーンの爆風ダメージは通常攻撃と同様のクリティカルが発生するので、終盤の集団戦ではとてつもない範囲ダメージになることも。
一方で通常攻撃毎に20マナを消費する上、攻撃速度も低下するので、場面ごとの使い分けが重要になってくる。

Wのシビレーザー!は0.6秒の詠唱後にスロー付きの弾丸を発射するスキル。射程が1450と長く、ダメージ、スローレートともに高レベルになると優秀。
詠唱時間中に起動が見えるので、相手としては避けるのが非常に簡単なスキル。
攻撃反映率が高く、スローも長いので、レーニングで対面する際はこのスキルをなるだけ避けるように意識を割いておこう。
味方のCCなどと合わせて使う、味方のgankが入って逃げている相手を狙うなど、相手が避けにくいタイミングで使用するのがコツ。

Eのパックンチョッパー!はスネア効果のトラップを設置するもの。スネアの効果が発動するまでは0.7秒のラグもあり、このスキルからスネアを狙うよりはサポートのCCと合わせたり、ガンクを防いぐために使用するのがメインになる。

アルティメットスキルはスーパーメガデスロケット!
射程が無限で飛距離が伸びるほど威力が上がる。このスキルでキルやアシストを回収し、超エキサイティン!を発動させるのがジンクスの集団戦での強い立ち回りだ。多くの相手に当てられるからといってから戦いに入るのはあまりオススメしない。

おすすめスキルオーダー:R>Q>W>E

ビルド例:




ケイル(CV:湯屋敦子)



ロール:トップ(ミッド・サポート)



主なダメージ:魔法と物理が7:3

バックストーリー:1万年間戦い続ける不死身の女戦士。モルガナは彼女の妹。

おすすめキーストーン:プレスアタック、リーサルテンポ





ルーンの解説



魔法ダメージがメインだが通常攻撃ベースのチャンピオンであるケイルには栄華ツリーがマッチしている。リーサルテンポだとレーンでのダメージトレードが行いやすくなり、プレスアタックだとバーストやダメージアウトプットが飛躍的に上昇する。
サブツリーは魔道が安定するが、マナフローバンドとアルティメットハットの選択や至高と追い風、強まる嵐など欲しいルーンは多く悩ましい。


トップの解説(プレイ難易度:平均的)



いわゆるDPSメイジと呼ばれる長い時間をかけてダメージを与えるメイジの一種。
ケイルの場合は通常攻撃を強化して戦うタイプなので、ADCと似たような立ち回りを要求される一面もある。
ミッドやサポートでピックされた過去もあるが、最近はトップでの活躍が中心なので、トップレーナーとしての解説をする。
プッシュ能力が高く、対タンク性能も高いためレーンでは安定して強いが、前述のとおり集団戦の立ち回りの難しさや、gank耐性の低さ、育つまではダメージが低いといった多くの弱点を持つ。

固有能力は聖なる闘志。通常攻撃かQの天罰でダメージを与えたチャンピオンの物理・魔法防御を低下させる効果。
最大5スタックし、15%も防御力を低下させることが出来るので、DPSタイプということもあるが、他のメイジと比べてタンクに強いといえる。
この効果を波及させるために、ルナーン・ハリケーンをビルドすることもある。

聖なる闘志のスタックを貯めるためにも、Eの聖義の審判が重要になってくる。
使用すると通常攻撃の射程が525になり、追加ダメージと範囲ダメージを付与する。
効果時間は一定なので、攻撃速度が上がるほどこのスキルを活かしやすくなる。
そのため、ケイルにはナッシャートゥースや、グインソーレイジブレードがコアビルドとして選択される。

Qのは指定した対象に魔法弾を発射し、ヒットした相手にスローとダメージを与えるスキル。
シンプルなスキルだが、ヒットしたときに固有能力のスタックが1溜まるので、このスキルから入ってで追撃というのが基本的なケイルのパターン。

Wの神々の祝福は回復と移動速度上昇の効果。
追撃や逃走へと便利なスキルだが効果に対して使用マナが大きいので、濫用は避けよう。

アルティメットスキルは神権代行。味方チャンピオンを無敵状態にするという強烈な効果。
のアルティメットとは違い、ダメージを0にする効果で自分以外にも使用できるが、効果時間は短い。
またCC自体は効くので使いどころには注意しよう。

おすすめスキルオーダー:R>E>Q>W

ビルド例:




マルファイト(CV:大友龍三郎)



ロール:トップ・ジャングル



主なダメージ:魔法

バックストーリー:調和に満ちたモノリスと呼ばれる世界から、混沌としたルーンテラに召喚された可哀そうな岩。

おすすめキーストーン:不死者の握撃





ルーンの解説



マルファイトは典型的なCCタンクだが、アフターショックを発動できるCCがRしかないので、不死者の握撃が良い選択。
サブツリーに魔道を選びマナフローバンドを持つことで序盤のレーニングにおけるマナのきつさがかなり緩和されるため、プレイしやすさはかなり向上した。


トップの解説(プレイ難易度:かなり簡単)



調和をもたらす心優しい岩のはずだが、集団戦では非常に凶悪な性能を発揮する。
アルティメットであるアンストッパブル・フォースを取るまではプレッシャーに乏しいが、スキルセット自体はレーン戦を戦うには十分なものが揃っているため、レーニングは比較的得意な方と言ってよいだろう。
物理防御を積むことで効果の増すスキルがあり、攻撃速度低下効果のスキルを持つなど、物理攻撃型のチャンピオンに対して非常に強い。

タンク性能はもちろん備えているがハードCCがだけなので、スキルの出来不出来ですべてが決まってしまう嫌いはある。

固有能力はグラナイトシールド。自身の最大体力の10%がシールドとして付与されるという効果。
シールドが取れた後も一定時間ダメージを受けないでいると再び修復される。シールド再生は大して条件が厳しくないので、シールドがあるときは強気に、ない時はやや弱気にレーニングするのがマルファイトの基本的な立ち回りと言えるだろう。

Qのサイズミックシャードは指定した対象に岩を投げつけ、ダメージとスローを与えるスキル。
スローの効果時間中、このスキルで減らされた相手の移動速度を自分のものにするので非常に追撃性能が高いスキルと言えるだろう。
威力・スロー時間ともに優秀なスキルだがその分マナ消費も大きいので、ゲーム序盤はあまり乱発しないほうが良い。
味方ジャングラーがガンクに来てくれたときやプッシュしてリコールするタイミング、キルが見える時くらいに使用はとどめたほうが無難だ。

Wのブルータルストライクは一定時間通常攻撃が範囲攻撃になる効果。
このダメージはマルファイトの物理防御力によって上昇するので、後半にいくとフルタンクビルドでもそれなりのダメージが期待できる。
またこのスキルの自動効果で物理防御が上昇する。これは割合上昇なので、ビルドが進むほどに効果が上昇していくといえるだろう。

Eのグランドスラムはマルファイトの周囲にダメージと攻撃速度低下のデバフを与えるスキル。
この攻撃速度低下効果がすさまじく、レベル5では50%のAS低下とADCやAA主体のファイターに対して非常に強力に作用する。
このスキルもと同様に物理防御力で威力がスケールする。

アルティメットのアンストッパブル・フォースは指定地点へと突進し、範囲内のユニットにダメージとノックアップを与えるスキル。
非常に強力なAOECCなため、集団戦ではこれの使い方ひとつでヒーローになることが出来るだろう。
突っ込んだ後はといった自分中心にダメージを巻けるスキルを叩き込んで相手の後衛にプレッシャーをかけていこう。
特にはAS低下効果で自身の生存率上昇にもつながる。

ちなみには範囲指定スキルなので、逃げスキルとしても使うことが可能。gankを受けた時などには活用しよう。

おすすめスキルオーダー:R>E>Q>W

ビルド例:




スカーナー(CV:咲野俊介)



ロール:ジャングル



主なダメージ:物理

バックストーリー:シュリーマ(の出身地)の太古の怪物。長い間眠りについていたが、仲間に危機が迫ったため目を覚ました。

おすすめキーストーン:アフターショック、解放の魔導書





ルーンの解説



スカーナーはEのスタンやRのサプレッションでアフターショックを発動できるため、これがキーストーン第一候補になる。
解放の魔導書はフラッシュ依存度が高いスカーナーにマッチしていて、こちらも試されている。
天啓ツリーではヘクステックフラッシュネイターも相性がいいルーン。
スローに弱いチャンピオンなので気迫を持つことで立ち回り性能があがるので、キーストーンを解放の魔導書を選択した場合でもサブツリーには不屈を選ぼう。


ジャングルの解説(プレイ難易度:かなり簡単)



サモナーズリフトのマップに変化を与えるというかなり特異な固有能力を持つチャンピオン。
マップ上に生成されたクリスタルの柱を占拠することで、スカーナーの戦闘能力が上昇する。自軍ジャングル内の柱は占拠されにくいこともあって、自軍ジャングル内ではかなり安定して高いファーム速度を出すことが出来る。

クリスタルの柱の影響が受けられないレーン内ではややパワーが落ちる点や、基本的に前から捕まえていくことしかできないチャンピオン性能なので、しっかし視界を確保して敵を捕まえるか、味方のダメージディーラーがしっかり育っているなど、ゲーム終盤にいくほど立ち回りが難しくなりがち。

固有能力はクリスタルスピア。サモナーズリフト上にクリスタルの柱が出現し、一定時間柱の下にいることで柱を占拠することが出来る。
柱を占拠すると周囲の視界を一定時間得て、スカーナーはクリスタルチャージと呼ばれるバフを受けることが出来る。
この柱は敵チームも占拠することが出来、どちらかのチームが柱を占拠すると15秒間は相手チームが占拠し返すことは出来ない。
クリスタルチャージは移動速度と攻撃速度が大幅に上昇する効果で、さらに失っているマナが2%ずつ回復していくと非常に強力で、ドラゴン・バロン前にも柱が設置されるので、そういったエピックモンスターで争いが起きそうなときは、柱をいち早く確保することがスカーナーをプレイする上では重要になってくる。

Qのクリスタルスマッシュは周囲の敵ユニットにダメージを与えるスキル。
4秒以内に再度をヒットさせると追加ダメージが入る他、自身が通常攻撃を行うたびにこのスキルのクールダウンが0.25秒短縮される。
ジャングルキャンプのクリア速度を速めてくれるスキル。これを連打してファームをしていくので、クリスタルチャージによるマナ回復がスカーナーにとってはありがたい。

Wのクリスタリングは自身の移動速度を上げ、シールドを付与するスキル。
スキルレンジが短く、相手に近寄ることが重要なスカーナーにとってはgank時になくてはならない。シールド量はスカーナーの最大ヘルスの割合でスケールするので、終盤の集団戦ではタンクスキルとしても活躍する。

Eのフラクチャーは指定方向に貫通する玉を発射し、ヒットしたユニットにスローとダメージを与え、クリスタルヴェノムのデバフを与える。
この弾は敵ユニットにヒットするたびに弾速が遅くなるが、ダメージは減衰しない。
クリスタルヴェノムが付与されている相手にスカーナーが通常攻撃を与えると対象に追加ダメージをあたえてスタンさせる。
自動効果でアルティメットのインペイルかでCCを与えるとその効果時間の間クリスタルチャージを得るので、まずはこれを当てられるかがgank成功のカギを握っている。

アルティメットはインペイルは指定したチャンピオンにダメージとサプレッションを与え、自分のほうへと引っ張り続けるというスキル。
相手を引きずるさまは中々に恐ろしい図で、確実に相手を孤立させることが出来るというのが強み。
効果自体はサプレッションなので、シルバー・サッシュで解除出来る。スカーナーが相手チームに来たらADCやミッドはこのアイテムをビルドすることも視野にいれておこう。

おすすめスキルオーダー:R>Q>W>E

ビルド例:

まずグレイシャルシュラウドをビルドして、味方にCCが足りないときはアイスボーンガントレット、エンゲージ性能を求める場合はライチャスグローリーとビルドを分けるのが便利。
を買った場合、トリニティフォースとパッシブが被ってしまうのでを買うのは控えよう。




ソラカ(CV:矢島晶子)



ロール:サポート



主なダメージ:魔法

バックストーリー:森に隠れ住んでいたが、自分を訪ねてきたに騙され力を失いかける。

おすすめキーストーン:エアリー召喚、秘儀の彗星





ルーンの解説



レーンで勝てそうなタンクサポートなどには秘儀の彗星、メイジサポートなどイーブンかきつい相手にはエアリー召喚がソラカのルーンとしてはオススメ。
多くのメイジサポートはサブツリーに天啓や覇道を持つが、ソラカの場合ヒールがメインなので、不屈を選択して、生気付与を持つといいだろう。


サポートの解説(プレイ難易度:比較的簡単)



このゲームには珍しい、純然たるヒーラー。
ヒールをするときに自分のヘルスを消費するため、その分マナの面では燃費が良い。
レーニング性能もそれなりだが、gankをかわす性能が乏しいため、ワーディングの技術や押し引きのタイミングや駆け引きが重要になってくる。

固有能力の救済の足音は傷ついた味方チャンピオンの元へと駆け寄るスピードが速くなるというもの。
この能力による移動速度上昇が大きく、ソラカ救急車と呼ばれたりすることもある。
この効果をうまく利用することで自身の逃げ性能としても活用できるので、慌ててアルティメットを使用してしまうと、味方の体力が回復し移動速度上昇が得られなくなってしまうことも起きたりする。

Qの星のささやきは、チャンピオンに当てることによって再生というバフを獲得し、ソラカ自身が回復するという追加効果のあるハラススキル。
レーン戦ではCSを取りに来たADCにこれを当ててダメージトレードを行っていこう。
このバフはWの星霊の癒しを使うことで味方におすそわけすることが出来るので、レーニングで2人ともヘルスが減っている場合は、と使用すると回復効率が良くなる。

Wの星霊の癒しは自身の体力の10%を消費してキャストするヒールスキル。
自分自身を回復することはできないので、ソラカを使ったレーニングの場合、自分の体力をどれだけ保てるか、というのも重要になってくる。
ちなみに自分の体力が5%以下になると使用することが出来ないので注意。

Eの星の静寂は範囲攻撃で、ダメージとサイレンスを与える効果。
効果範囲内にいる限りサイレンスを付与するので、集団戦などで特に強力な効果を発揮する。たとえばジャーバンIVの決戦場と合わせると相手はフラッシュで脱出することが不可能になる。
さらに効果終了時に範囲内に残っているとスネアの効果へと変化するため、他のAOECCと組み合わせた時に非常に高い効果を発揮するスキルと言えるだろう。

アルティメットスキルの星に願いをはマップ全体のヒール効果。
カーサスの鎮魂歌と真逆のスキルとなっている。自分とマップの反対サイドでgankされている味方を助けることが出来るので、マップと味方体力を把握する練習になるチャンピオンと言える。
回復量はそれほど大きくないが、の効果は乗るのでチーム全体にバフを提供できる点も見逃せない。

おすすめスキルオーダー:R>W>E>Q

ビルド例:
アーデントセンサーは現状あまり強くないアイテムだが、ソラカにとっては依然としてコアビルドとなっている。




タリヤ(CV:坂本真綾)



ロール:ミッド



主なダメージ:魔法

バックストーリー:シュリーマに住むごく普通の少女だったが、砂漠の精霊に力を授けられ、運命を翻弄されることになる。ノクサスに騙され逃げ出した彼女を助けて師匠になってくれたのはヤスオ。

おすすめキーストーン:エアリー召喚、秘儀の彗星、フェイズラッシュ





ルーンの解説



魔道ツリーのどのキーストーンとも相性がいいタリヤ。
エアリー召喚はやや序盤より、それより中盤よりなのが秘儀の彗星、後半の集団戦で活躍するのがフェイズラッシュという感じ。
サブツリーが難しく、天啓、覇道、栄華、どれを取っても面白い。
ざっくり解説すると覇道がレーン、ローム性能重視、栄華は集団戦重視、天啓はガンク耐性重視といった具合になっている。


ミッドの解説(プレイ難易度:比較的難しい)



高いプッシュ・ローム性能とDPS、CCを持った万能型メイジチャンピオン。
とくにアルティメットスキルのウィーバーウォールを使ったプレイが面白く、頭の使いどころが多い。
射程はあまり長くなく、バーストも低いため、しっかりと相手のスキルをよけながらダメージを与え続ける必要があり、スキルがどれも一癖あるため、習熟までに少し時間がかかるチャンピオンでもある。

固有能力はロックサーフィン。
非戦闘時に壁の近くにいると移動速度が上昇する効果。レーン復帰やサイドレーンへロームするときは壁際を移動するようにすれば、相手の想定よりも早く目的地にたどり着くことができるだろう。
プッシュ性能が高いタリヤにとってはプッシュしてリコール、プッシュしてロームといった動きをサポートしてくれる地味だが強力な固有能力になっている。

Qのスレッドボレーは指定方向に5回岩の破片を発射してダメージを与えるスキル。
ヒットしたユニットの周囲にも同様のダメージを与え、同一の対象に当たった場合は2発目以降のダメージが40%に減る。
タリヤがこのスキルを使用すると、使用した時点の彼女の周囲が一定時間加工された地面となり、その上にいるタリヤの移動速度が上昇するようになる。
加工された地面の上でを使用した場合は、発射される岩が1発になり、消費マナが50%還元される。
指定方向に発射しながら、タリヤ自身は自由に移動することができるので、スキルをよけようとする相手に合わせて動いて、出来るだけ多くの岩を当てるようにしよう。
使用することで地面が加工され移動速度が上昇するため、疑似的な移動速度上昇スキルとしても見ることが出来る。
敵に追われているときに逃げながらを打ってカイトするのもタリヤの強い行動だ。
このときはマウスカーソルのほうに出るので、慌てて逃げる方向にを発射しないように注意しよう。
動いていないものには簡単に全段ヒットするので、後衛ミニオンが攻撃をはじめたところにを打ち込むことで、簡単にまとめてミニオンをクリアできることも覚えておこう。

Wのサイズミックシャーブは指定地点が1秒後に隆起して、指定地点上にいる敵ユニットをノックアップさせるスキル。
地点を指定した後にドラッグすることで指定方向に敵チャンピオンをノックバックするようにできるので、逃げる相手には手前方向へ、追ってくる敵には自分から離れる方向へと攻防に使えるスキル。
手前に引き寄せるともヒットさせやすくなるので、次に紹介するEのアンレイベルアースと3つを組み合わせるのがタリヤのコンボになっている。

Eのアンレイベルアースは自分の前方台形の範囲に岩石を設置しダメージを与える。その後岩が残り続け、岩の上にいるユニットにスローを与え続ける。4秒後に爆発し再度ダメージを与える。
設置型のスキルだが発動が再発動が4秒後と非常に遅いスキル。そのかわり、設置された岩の上をダッシュスキルで通過したり、ノックバックを受けて移動したりすると、その瞬間に岩が爆発し自動爆発時の半分のダメージを与えることができる。
スローエリアを作り出すスキルなので、ピールや集団戦でのゾーニングにつかえるほか、自身のでも岩を爆発させて追加ダメージを狙うことが出来る。
ブリッツクランクのロケットグラブなどで引っ張ってもダメージを与えることが可能だ。
スローが付くためのノックアップまでの時間を稼ぐことや、を当てる手助けにもなる。
とコンボさせるとすべてをヒットさせやすい。

アルティメットスキルはウィーバーウォール。
1秒の詠唱後、敵味方が通行不能な壁を作り出すスキル。詠唱中に再度使用すると作り出した壁の先端にタリヤが飛び乗り、移動することができる。
移動中に行動するかダメージを受けると壁から指定方向に降りることが出来る。
行動というのは地面のクリックでもいいので、降りたい地点につくまではむやみにクリックをしないようにしよう。
カメラをマニュアルにしているプレイヤーは移動中スペースボタンを押しっぱなしにしておくと周りの状況が確認しやすい。
この壁は完成後Rを再使用することで消すことが出来る。移動だけでなく、相手が通りたい通路をふさいだり、タワー下にいる敵を分断したりと様々な使い方が出来る。
敵を分断する使い方を狙う場合は、レーンに対して角度をつけて入っていくのがコツ。

おすすめスキルオーダー:R>Q>E>W

ビルド例:
いまはメタ的にソーサラーシューズが強いが、対面からのプレッシャーがきついときは忍者足袋やマキュリーブーツを選択しても良い。




スレッシュ(CV:大友龍三郎)



ロール:サポート



主なダメージ:魔法

バックストーリー:シャドウアイルに住むサディズムの化身。の妻・セナの魂を捕らえ、拷問している。

おすすめキーストーン:ガーディアン、アフターショック





ルーンの解説



いまのメタではレーン戦が強いとはいえないスレッシュ。
かといってアフターショックを持ってタンク能力を底上げしても、レオナやアリスターといったチャンピオンたちに後塵を拝すところがある。
ガーディアンを持てばピール能力があがり、スレッシュのユーティリティ性能をより活かすことが出来るだろう。
サブはよくある天啓セット。先行投資でモビリティブーツやサイトストーンを素早く購入し、チームに貢献しよう。


サポートの解説(プレイ難易度:比較的難しい)



攻めることばかりではなく、ロアとは異なり、味方を守ることにも長けた万能型のサポートチャンピオン。
使い方が複数あるスキルが多く、使い勝手が良いものばかりなので、プレイするだけならそれほど難しくないが、完璧に使いこなすのは大変。
いわゆる奥が深いチャンピオン。

すべてのプレイパターンを書くには、ここでは余白が足りないため、スキルの基本的な説明を中心に解説する。

まず固有能力の魂の束縛。敵ユニットが死んだ時に落ちる魂を集めることで物理防御が上昇する。
レベルアップによって物理防御が上昇しないので、積極的に魂を回収するようにしよう。

Qの死の宣告はいわゆるフック系スキル。1.5秒のスタンで、その1.5秒間をかけて2回、捕まえたチャンピオンをスレッシュの方へと引っ張る。
引っ張りきったところはちょうどRの魂の牢獄の射程に入るので、この引っ張りをうまく活用してやEの絶望の鎖へとつなげよう。
捕まえている最中にを再使用すると捕まえたチャンピオンのところまでスレッシュがブリンクする。
ブリンク後はで閉じ込めたり、で引っかいたりとコンボがつながる。
ただし、を再使用してリープするとスタンとプルの効果はその瞬間溶けてしまうのでスタン時間を伸ばしたいなら、1.5秒、ぎりぎり待ってから再使用することを意識しよう。

Wの嘆きの魂灯は近くにある魂の回収、シールドの付与といった効果のほかに、設置しているランタンを味方チャンピオンがクリックすると、スレッシュのところまでブリンクさせるという超強力なスキル。
のリープと組み合わせればジャングラーやタンクなどを捕まえた相手チャンピオンの目の前に運ぶといったプレイも。
襲われている味方を助けることもできるので、gankが来そうなときはスレッシュは引き気味にポジショニングして味方ADCをで回収する準備をしておく、といった対策も立てられる。

Eの絶望の鎖は自動効果の通常攻撃強化がレーニングでは強力で、レベル1ではこのスキルを取るプレイヤーが圧倒的多数派。
アクティブの効果はマウスカーソルがある方向に相手をノックバックさせるという効果。
襲ってくる敵は離れる方向に、追いかけているときは近づける方向にを出したいスキルであり、それぞれチャンピオンの進行方向とは逆の位置にマウスカーソルを持ってくる必要があるため、慣れるまではかなり難しい。

アルティメットの魂の牢獄は自分中心に5角形になるように壁を作り出すスキル。壁は敵チャンピオンが触れると消滅し、ダメージと非常に重いスローを与える。同じチャンピオンが2枚目以降の壁に触れてもダメージは発生しないが、スローの効果は受ける。
のリープやのコンボで相手を引き寄せたところで発動といった使い方のほか、ドラゴンやバロン前、ジャングル内の通路封鎖など使い道は様々。

おすすめスキルオーダー:R>Q>W>E(Eをレベル2~3まで取ってからQ上げするのがメジャー)

ビルド例:



シン・ジャオ(CV:非公開) 



ロール:ジャングル・トップ

主なダメージ:物理



バックストーリー:元はノクサスの剣闘士だったがデマーシア王に救われたことから、側近として雇われる。彼を救い出したのはの祖父であるジャーバン2世。

おすすめキーストーン:プレスアタック





ルーンの解説



3ヒットで打ち上げが発動するスキルをもっているシンジャオはプレスアタックが
マッチしている。
栄華ツリーを持つことで攻撃速度が上昇し、固有能力による回復も発生しやすくなる。
Eのブリンクがあるため、サブツリーに覇道を選択して、サドンインパクトを持つとよりガンクの成功率が向上する。
多くのジャングラーは執拗な賞金稼ぎを選ぶが、シンジャオは回復能力が高いので、強欲な賞金稼ぎで相乗効果を狙った設定例になっている。


ジャングルの解説(プレイ難易度:比較的簡単)



KIAIでガンクする槍兵。
Patch7.19で大幅にリメイクされ、序盤の強さが中盤以降に移され、スキルショットが追加されるなど以前と比べればやや難しくなったものの、まだまだ初心者に優しい難易度のチャンピオン。

固有能力は不退転。
通常攻撃3回に1回に追加ダメージを付与し、さらにヘルスを回復させる。以前のWの効果に近いが、新しいWの風成雷鳴も当たれば通常攻撃として加算されるため、一回のgankで複数回発動させることもそれほど難しくないだろう。
回復量はレベルと攻撃力、魔力によってスケールするのでかつてのようなナッシャートゥース、ウィッツエンドのようなAPシンジャオビルドも一応まだ可能となっている。(ただし攻撃速度を上昇させる条件がかわったので以前よりもパワーはダウンしている)

Qの三槍撃は次の3回の通常攻撃に追加ダメージが発生し、3発目にはノックアップの追加効果がさらに付与される効果。
この打ち上げ効果が発動するとさらに、1,2発の通常攻撃が入ることが確定しgankの成功率が飛躍的上昇する。
このスキルはAAタイマーをリセットするため、ファームに使うときはAA→と入力して少しでもDPSを上げよう。gankのときはよほど余裕があるとき以外は意識しなくても良いが、レーナーのCCが十分なときや、少しでもダメージを稼ぎたいときはちゃんと落ち着いてこの効果を活かそう。
通常攻撃を行うたびにクールダウンが1秒ずつ短縮されるので、終盤になれば一つの集団戦で複数回このスキルを回すことも可能になってくる。

Wの風成雷鳴は前方扇型の範囲に槍を振り回してダメージを与え、その後突きを繰り出してもう一度ダメージを与えるスキル。セジュアニの氷河の怒りと似ているがこちらは発動中移動が出来ない。
ダメージはかなり高く、特に突きのほうは攻撃力反映率が80%もあるためエンチャントウォーリアーが完成したタイミングで非常に強力にある。
突きをしっかり充てるためにで打ちあがったタイミングでWを発動させるようにしよう。
このスキルでダメージを与えるとライフスティール効果を1/3ほど得られるので、ルインドキングブレードやデスダンスを持つと、サステイン面での補助にもなる。

Eのは兵貴神速は対象のユニットに向かってリープし、対象とその周りにいるユニットにダメージとスローを与える。
ブリンク+スローとgankに最適な性能になっている。
周囲にスローを負けるので、敵チャンピオンが遠くてもスロー範囲に巻き込めるなら手前のミニオンへむけて飛びつくといったプレーもアリ。
このスキルを使用後攻撃速度が5秒間上昇するので、や固有能力の発動チャンスが生まれる。

アルティメットの三日月槍舞は槍を振り回し、周囲のユニットにダメージを与え、スタン、さらにノックバックさせる。直前にシンジャオがダメージを与えたユニットはノックバック・スタンしない。その後3秒間、シンジャオに対する距離450以上離れた位置からの敵チャンピオンの攻撃が無効になる。
この無敵時間はチャンピオンに通常攻撃を行うかスキルでダメージを与えると0.3秒ずつ時間が延長されるが、残り時間は3秒よりも多くならない。
(残り2秒の時点で敵チャンピオンに通常攻撃を行うと、残り時間は2.3秒になるが、残り時間が2.9秒の時点で敵チャンピオンに通常攻撃を行うと残り時間は3秒になる)
疑似的な1v1状態を作り出せるスキル。飛び込むことしか能がないシン・ジャオだが、この無敵のおかげでゲーム後半の集団戦でもより生き延びやすくなり、仕事をこなしやすくなった。

おすすめスキルオーダー:R>W>Q>E

ビルド例:(ジャングル)
     (トップ)




ゾーイ(CV:諸星すみれ)



ロール:ミッド



主なダメージ:魔法

バックストーリー:ある日霊峰ターゴンに選ばれたイタズラ好きの少女。別の次元を彷徨っていたが1000年経ってルーンテラにもどってきた。オレリオン=ソルのことが嫌いで、彼女のイタズラ対象になっている。

おすすめキーストーン:秘儀の彗星





ルーンの解説



ゾーイはバーストというよりはポークなどの単発火力に優れるメイジなので、秘儀の彗星が一番マッチしたキーストーンになっている。
マナフローバンドとアルティメットハットはどちらも選択するプレイヤーがいる。を選べばレーン戦が、を持てば固有能力の発動機会が増えたり、集団戦での立ち回り性能が向上する。
サブツリーには覇道を選び、クールダウンが短いアルティメットスキルのポータルジャンプで頻繁に発動が狙えるサドンインパクトをチョイスしている。
他には天啓を選んでパーフェクトタイミングを取り、ガンクやバースト系のチャンピオンへの対抗策にするプレイヤーも散見される。


ミッドの解説(プレイ難易度:平均的)



ロングレンジのCC、飛距離に応じたダメージを与える単発スキルと遠い距離から大きなダメージを与えられるスキルを持つ一方で、クールダウンの短いブリンクや相手のサモナースペルを逆に利用できるWと小回りも効く癖はあるものの万能なメイジチャンピオン。

どちらかというと攻めのほうが得意なチャンピオンで踏み込んでくるアサシンやジャングラーによるガンクなど受け身にまわると脆い部分がある。

固有能力はスパークル!
QのパドルスターとWのスペルシーフで発生する魔法弾の1発目、そしてスキル使用後から5秒以内に行った最初の通常攻撃に追加ダメージを付与する効果。
この追加ダメージはレベルと魔力でスケールしていくので、ゾーイの火力はレベルに応じても他のチャンピオンに増してスケールしていくことになる。
この固有能力にクールダウンはないので、コンボの一例をあげるとW→AA→E→AA→Q→AA→R→AA→(Q再使用)とすると6回もスパークル!の効果で追加ダメージを与えることが出来る。

Qのパドルスターは指定方向に魔法弾を飛ばしヒットしたユニットと周囲にダメージを与えるスキル。
誰にも当たらず最大射程まで飛ぶと、1秒間そこに留まる。弾が消えないうちにQを再び使用するとマウスカーソルの方に方向を変えて弾が飛んでいく。
このスキルのダメージは魔法弾が飛んだ距離に応じてダメージが伸びていく。
ニダリーのQと似た性質を持ったポークスキル。真っすく敵を狙ってもそれほどダメージがでないので、一度弾を後ろに飛ばしてから前に方向転換させてターゲットに当てるのが基本的な使い方。
ミニオンウェーブを越えてハラスをしたり、後衛ミニオンを狙うために斜めに撃つパターンも、特にレーン戦では重宝する。
パドルスターの最大射程はゾーイの位置によって変化するので、ゾーイの位置が動くとパドルスターが飛ぶ限界点も変化する。
Rのポータルワープを使えば簡単に飛距離を伸ばすことが出来るので、Q→R→Qや、Q→Q→Rと入力し飛距離を稼ぐコンボがある。
もちろんフラッシュやWのスペルシーフで手に入れたを使っても飛距離を伸ばすことが出来る。

Wのスペルシーフはゾーイを代表する特殊なスキル。
敵チャンピオンがサモナースペルやアイテムの発動効果を使ったときにスペルのかけらをおとすようになり、それを拾うと、Wでその効果を発動できるようになる。
拾ったスペルを発動させるか、自身でサモナースペルを使用するとゾーイの移動速度が上昇し、自身のまわりに3つの魔法弾を召喚する。魔法弾は通常攻撃をした対象を優先して突撃し、ダメージを与える。
非常に独創的で扱いの難しいスキル。たとえば対面のチャンピオンがフラッシュを使って逃げようとしても、ゾーイもWの効果でほぼ無料でフラッシュが使えるので、簡単に逃げることが出来ない。
スペルのかけらを拾う必要があるので、相手が攻めにフラッシュを切ってきた場合は若干対応が難しくなる。
スペルシーフを取得するとミニオンもランダムでスペルのかけらを落とすようになるが、(星のようなアイコンがついたミニオンが出現するようになる)これはゾーイ自身がラストヒットを取らないとスペルのかけらをドロップしない。

アイテムの発動効果に関してはドロップするものとしないものが非常に分かりづらいので、以下にまとめたのでご参考までに。
参考にした動画はこちら


スペルのかけらが落ちるもの

ルインドキングブレード、妖夢の霊剣、ヘクステック・ガンブレード、ヘクステック・GLP-800、ヘクステック・プロトベルト、ゾーニャの砂時計、超越のタリスマン、フロストクイーンクレイム、ソラリのロケット、ライチャス・グローリー、ランデュイン・オーメン


スペルのかけらが落ちないもの

消費アイテム、ポーション各種、ワード、トリンケット類、ナイトエッジ、セラフ・エンブレイズ、マーキュリアル・シミター、シルバーサッシュ、ビルジウォーターカットラス、ガーゴイルストーンプレート、ミカエルのるつぼ、騎士の誓い、ジーク・コンバージェンス、フェイス・オブ・マウンテン、ジ=ロット・ポータル、統率の旗、オームレッカー、ストップウォッチ

覚え方としては

・シールド付与系はソラリのロケット以外盗めない。
・CC解除系は盗めない。
・派生先があるアイテムは盗めない。(ストップウォッチやビルジウォーターカットラスなど)
・効果が持続するものは盗めない。(騎士の誓いやジーク・コンバージェンス)


Eのスリープバブルは指定方向にシャボン玉を放ち、ヒットした敵ユニットにダメージを与え、眠気とよばれるCCを付与する。もし敵にヒットしなかった場合は4秒間トラップとして場に残り、最初に踏んだユニットにヒットしたときと同様の効果を与える。
敵チャンピオンにヒットした場合、スリープバブルのクールダウンが短縮される。

眠気を受けたチャンピオンは1.2秒間徐々に強くなるスローの影響を受け、その後2.2秒間眠りと呼ばれる状態に移行し行動不能になる。
眠り状態のチャンピオンは攻撃を受けると目を覚まして動けるようになるが、最初の一撃のダメージが2倍になる。
またスリープバブルは通過した壁の厚みの分だけ射程を伸ばすことができる。

壁を超える効果でかなりのロングレンジから相手にCCを与えることが出来るスキル。眠り状態のチャンピオンへの2倍ダメージは、追加ダメージが確定ダメージとして与えられるため、文字通り2倍のダメージが入る。
壁を越えて遠い敵を眠らせたら、Q→Q→Rなどのコンボで飛距離を伸ばしたパドルスターを狙っていこう。
外れても4秒間床に残る効果も強力で、ジャングル内の戦いでは通路をふさぐようにスリープバブルを設置すれば、相手の行動範囲をかなり制限することが出来る。

アルティメットスキルはポータルワープ。
指定地点にワープをして、1秒後に元の場所に戻るという特殊なブリンクスキル。
ワープ後は移動はできないが、他の行動は行えるので、通常攻撃を行ったり、スキルを打つことは出来る。
ポータルワープもスキルなので固有能力のスパークル!も発動するし、リッチベインを持っていればこれだけでもかなりのダメージを与えることが出来る。
先述のパドルスターがらみのコンボ以外にも相手のスキルをよけたり、ドラゴンやバロンのスティールを狙ったりと使い道は様々にある。
クールダウンも非常に短く、レベル1で11秒、レベル3になると5秒になる。
ブリンクスキルだが、かならず1秒後には元の地点に戻ってくるので、そこを相手に狙われないように注意しよう。

おすすめスキルオーダー:R>Q>E>W

ビルド例:
モレロノミコンはほぼ必須だが、セカンドアイテム以降は自由度が高く、リッチベインやヘクステック・プロトベルトなども十分に採用できる。
ゾーニャの砂時計の代わりに、バンシーヴェールを選択する手もある。
相手のチーム構成などに合わせて選択しよう。



今週は初登場のチャンピオンが2体もいたので非常につかれました。
ゾーイのアイコン類はサイトの対応が済み次第順次追加していきます。