パッチ8.10からどう変わった?最序盤のジャングリング解説
新しくなったジャングルのルート取り、メリットデメリットを解説する
Patch8.10ではジャングルモンスターの経験値に大幅な変更が加えられました。
変更の目的としては、レーナーよりもジャングラーが先にレベル3に到達するため、序盤のガンクプレッシャーが大きすぎる、というものでした。
各サイドのジャングルキャンプから得られる経験値は全体的に低下し、低下した分がリフトスカトルに上乗せされました。
新しくなったリフトスカトルの経験値は低レベル時でも115。
これは赤バフ(レッドブランブルバック)、青バフ(ブルーセンチネル)の経験値と同じ値、極めて高い数値となりました。
このため、リフトスカトルを1周目のジャングリングで少なくとも1つは確保する必要が出てきました。
今回は、どのタイミングでリフトスカトルを狩りに行くのか、現在よく採用されている4つのルートを取り上げて、それぞれのメリット・デメリット、リフトスカトルへの到達時間やジャングルフルクリアにかかるおおよその時間を紹介します。
タイム計測に関しては、
使用チャンピオン:ワーウィック
使用ルーン
スタートアイテム:
リーシュ無し、プラクティスモードでの収録となっています。
リーシュ有りだと全体的に3~4秒早くなるイメージでいいと思います。
適当に一発取りしたので、もっと早くなることもあると思いますが目安程度に。
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→トップ側スカトル→青バフ→グロンプ→ウルフ→ラプター→クルーグ
スカトル到達:約2:05
レベル3到達:約2:55
フルクリア:約4:35
よく使われている印象があるルート取りです。
赤バフからすぐにトップサイドのスカトルにいくことで、あまり相手jgとの争奪戦になりにくく、なったとしてもまた1キャンプしかとっていないため、体力・マナともに余裕があるというのが、このルートのメリットになっています。
リスクが少なく、リーシュ込みだとほぼ最速でスカトルに触れ、しかもそのあとトップやミッドにレベル2ガンクをしても良いと、取れる選択肢が豊富なのも良い点です。
デメリットとしてはウルフやラプターといったリスポン時間の短いキャンプを後回しにするため、フルクリアしたあとにファームできるキャンプがないということです。
最初にリスポンするのはトップサイドのグロンプやウルフになるので、トップ~ミッドでガンクを狙ったり、相手のジャングルにワードを刺しにいくなどして、次のリスポンに備えるといった感じになります。
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→ウルフ→青バフ→トップ側スカトル→グロンプ→ラプター→クルーグ
スカトル到達:約2:45
レベル3到達:約2:55
フルクリア:約4:45
先にバフを確保してからスカトルに触りにいくルート。
Aルートと比べて先にウルフに触る関係で、ウルフキャンプのリスポーンタイミングが早くなります。
このためとにかくファームを急いで、レベル6を目指したいジャングラーなどにオススメのルートとなっています。
一方で、青バフを狩っている最中、また狩ったあとは体力が低く、かつレベル2のままなので、敵ジャングラーからプレッシャーを受けやすいです。
相手のジャングラーがファームタイプならこのルートでもよいが、レベル2、レベル3が強く1v1で厳しいマッチアップのときは採用を避けたほうがいいルートと言えるでしょう。
ザックやオラフのようにグロンプと青バフを同時に狩れるチャンピオンにとってはより採用しやすいルートともいえる。
(ルート図)
(フルクリアの場合)
青バフ→グロンプ→トップ側スカトル→ウルフ→ラプター→赤バフ→クルーグ
スカトル到達:約2:12
レベル3到達:約2:42
フルクリア:約4:22
青バフスタート時のルート取りです。
このルートの特徴としてはフルクリアが早いということです。
移動ルートのロスが少なく、体力が低くなるタイミングもあまりないため、リスクも抑えめになっています。
このルートの弱点は赤バフに到達するタイミングがかなり遅れることです。
相手のジャングラーによっては赤バフをスティールされたり、待ち伏せされたりするリスクがあがります。
また、ガンクをするタイミングがあまりないのも弱点です。
このルートでファームするときのポイントとしては、4キャンプ目のウルフを狩る時、かならず小さいウルフ2体から倒すようにすることです。
青バフ+グロンプ+スカトル+小さいウルフ2体でちょうどレベル3になるため、大ウルフを狩る時にステータス、スキル面で優位になります。
またクルーグを狩るときも中クルーグから狩ることでレベル4にあがります。
この2点は意識してプレイするといいでしょう。
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→クルーグ→ボット側スカトル→ラプター→ウルフ→青バフ→グロンプ
スカトル到達:約2:33
レベル3到達:約2:47
フルクリア:約4:12
いま最も強いといわれているルート。
基本的にいまのジャングルは3キャンプでレベル3になれないのですが、クルーグキャンプを含めると3キャンプでレベル3になれることを利用しています。
クルーグを狩るのが早いチャンピオンでないと思ったような速度は出ませんが、レベル3到達、ガンクタイミングの取りやすさ、フルクリアの速さ、どれをとっても最も優秀なルートと言えるでしょう。
弱点としてはこのルートを有効活用できるチャンピオンが限られること。
グレイブス、ドクタームンド、ヴァイなどは比較的簡単にこのルートで回ることが出来ます。
上記のタイムはヴァイを使用してのもの。
使用ルーンは以下のようなもの。ご参考までに。
各ルートのタイムを表にまとめてみました。
こう見ると、それぞれのルートのメリットデメリットがより分かりやすいかなとおもいます。
さてここまで代表的な4ルートを紹介してきましたが、
ジャングルというのは対面こそ見えないものの相手のジャングラーの動きに合わせて、自分も動きを変える必要があるものです。
紹介したルート以外にも赤バフ→bot側スカトルといったルート取りやスカトルを後回しにして相手のジャングルに入るルートなど様々なパターンが考えられます。
いままで以上にスカトルの価値が高まったのは確かなので、序盤のジャングリングにおいては相手ジャングラーのスタート位置を知ることがとても重要なメタだと言えます。
ソロQでは中々難しいですが、近日始まるClashなどのチーム戦ではレベル1時に全員で固まって相手のジャングルにワードを置きに行くという動きがとても強力なので、事前練習が出来る方々は、ぜひそういった動きの練習をして、味方のジャングラーがスムーズにスカトルにアクセスできるようにしてあげましょう。
変更の目的としては、レーナーよりもジャングラーが先にレベル3に到達するため、序盤のガンクプレッシャーが大きすぎる、というものでした。
各サイドのジャングルキャンプから得られる経験値は全体的に低下し、低下した分がリフトスカトルに上乗せされました。
新しくなったリフトスカトルの経験値は低レベル時でも115。
これは赤バフ(レッドブランブルバック)、青バフ(ブルーセンチネル)の経験値と同じ値、極めて高い数値となりました。
このため、リフトスカトルを1周目のジャングリングで少なくとも1つは確保する必要が出てきました。
今回は、どのタイミングでリフトスカトルを狩りに行くのか、現在よく採用されている4つのルートを取り上げて、それぞれのメリット・デメリット、リフトスカトルへの到達時間やジャングルフルクリアにかかるおおよその時間を紹介します。
タイム計測に関しては、
使用チャンピオン:ワーウィック
使用ルーン
スタートアイテム:
リーシュ無し、プラクティスモードでの収録となっています。
リーシュ有りだと全体的に3~4秒早くなるイメージでいいと思います。
適当に一発取りしたので、もっと早くなることもあると思いますが目安程度に。
Aルート:赤バフからスカトル直行ルート
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→トップ側スカトル→青バフ→グロンプ→ウルフ→ラプター→クルーグ
スカトル到達:約2:05
レベル3到達:約2:55
フルクリア:約4:35
よく使われている印象があるルート取りです。
赤バフからすぐにトップサイドのスカトルにいくことで、あまり相手jgとの争奪戦になりにくく、なったとしてもまた1キャンプしかとっていないため、体力・マナともに余裕があるというのが、このルートのメリットになっています。
リスクが少なく、リーシュ込みだとほぼ最速でスカトルに触れ、しかもそのあとトップやミッドにレベル2ガンクをしても良いと、取れる選択肢が豊富なのも良い点です。
デメリットとしてはウルフやラプターといったリスポン時間の短いキャンプを後回しにするため、フルクリアしたあとにファームできるキャンプがないということです。
最初にリスポンするのはトップサイドのグロンプやウルフになるので、トップ~ミッドでガンクを狙ったり、相手のジャングルにワードを刺しにいくなどして、次のリスポンに備えるといった感じになります。
Bルート:赤バフから2キャンプ狩ってスカトルルート
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→ウルフ→青バフ→トップ側スカトル→グロンプ→ラプター→クルーグ
スカトル到達:約2:45
レベル3到達:約2:55
フルクリア:約4:45
先にバフを確保してからスカトルに触りにいくルート。
Aルートと比べて先にウルフに触る関係で、ウルフキャンプのリスポーンタイミングが早くなります。
このためとにかくファームを急いで、レベル6を目指したいジャングラーなどにオススメのルートとなっています。
一方で、青バフを狩っている最中、また狩ったあとは体力が低く、かつレベル2のままなので、敵ジャングラーからプレッシャーを受けやすいです。
相手のジャングラーがファームタイプならこのルートでもよいが、レベル2、レベル3が強く1v1で厳しいマッチアップのときは採用を避けたほうがいいルートと言えるでしょう。
ザックやオラフのようにグロンプと青バフを同時に狩れるチャンピオンにとってはより採用しやすいルートともいえる。
Cルート:青バフスタートルート
(ルート図)
(フルクリアの場合)
青バフ→グロンプ→トップ側スカトル→ウルフ→ラプター→赤バフ→クルーグ
スカトル到達:約2:12
レベル3到達:約2:42
フルクリア:約4:22
青バフスタート時のルート取りです。
このルートの特徴としてはフルクリアが早いということです。
移動ルートのロスが少なく、体力が低くなるタイミングもあまりないため、リスクも抑えめになっています。
このルートの弱点は赤バフに到達するタイミングがかなり遅れることです。
相手のジャングラーによっては赤バフをスティールされたり、待ち伏せされたりするリスクがあがります。
また、ガンクをするタイミングがあまりないのも弱点です。
このルートでファームするときのポイントとしては、4キャンプ目のウルフを狩る時、かならず小さいウルフ2体から倒すようにすることです。
青バフ+グロンプ+スカトル+小さいウルフ2体でちょうどレベル3になるため、大ウルフを狩る時にステータス、スキル面で優位になります。
またクルーグを狩るときも中クルーグから狩ることでレベル4にあがります。
この2点は意識してプレイするといいでしょう。
Dルート:3キャンプレベル3ルート
(ルート図)
(フルクリアの場合)
赤バフ→クルーグ→ボット側スカトル→ラプター→ウルフ→青バフ→グロンプ
スカトル到達:約2:33
レベル3到達:約2:47
フルクリア:約4:12
いま最も強いといわれているルート。
基本的にいまのジャングルは3キャンプでレベル3になれないのですが、クルーグキャンプを含めると3キャンプでレベル3になれることを利用しています。
クルーグを狩るのが早いチャンピオンでないと思ったような速度は出ませんが、レベル3到達、ガンクタイミングの取りやすさ、フルクリアの速さ、どれをとっても最も優秀なルートと言えるでしょう。
弱点としてはこのルートを有効活用できるチャンピオンが限られること。
グレイブス、ドクタームンド、ヴァイなどは比較的簡単にこのルートで回ることが出来ます。
上記のタイムはヴァイを使用してのもの。
使用ルーンは以下のようなもの。ご参考までに。
まとめ
各ルートのタイムを表にまとめてみました。
こう見ると、それぞれのルートのメリットデメリットがより分かりやすいかなとおもいます。
さてここまで代表的な4ルートを紹介してきましたが、
ジャングルというのは対面こそ見えないものの相手のジャングラーの動きに合わせて、自分も動きを変える必要があるものです。
紹介したルート以外にも赤バフ→bot側スカトルといったルート取りやスカトルを後回しにして相手のジャングルに入るルートなど様々なパターンが考えられます。
いままで以上にスカトルの価値が高まったのは確かなので、序盤のジャングリングにおいては相手ジャングラーのスタート位置を知ることがとても重要なメタだと言えます。
ソロQでは中々難しいですが、近日始まるClashなどのチーム戦ではレベル1時に全員で固まって相手のジャングルにワードを置きに行くという動きがとても強力なので、事前練習が出来る方々は、ぜひそういった動きの練習をして、味方のジャングラーがスムーズにスカトルにアクセスできるようにしてあげましょう。
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