プレシーズンで勝率が上昇したmidは?

December 3, 2016 by Anonymous, Patch 6.22

シンドラやビクターばかりじゃない!最近勝率を上げているミッドチャンプを紹介します。
今回はプレシーズンで勝率が伸びた2人のミッドチャンピオンと、その理由、得意・不得意なマッチアップについて考察をしていこうとおもいます。

コーキやコグマウも勝率を伸ばしていますが、彼らはピック数が少なく得意なプレイヤーが勝率を稼いでいるといった側面もあるので、(どちらもいまのメタにあっているとは思いますが)今回はピック率が高く、勝率の安定しているアーリとオリアナを考察します。


勝率を伸ばしたのはアーリとオリアナ






プレシーズン以降勝率を伸ばしているチャンピオンはもちろんこの2人だけではありませんが、この2チャンプは6.21から6.22に移る間に勝率を1.5%以上上げています。
この2人に関してはチャンピオン自体にも変更が入っておらず、購入するアイテムにもさほど変化はありませんでした。
勝率を上げた要因はなんだったのか。見ていきましょう。


ミニオンの変更が追い風になったアーリ



アーリはピック率が10%近くとかなり高いのにもかかわらず、勝率は全ミッドチャンプの中でも5位の53.89%を記録しています。
それにもかかわらずBANレートは1%を切っており、現状最もオープンになりやすく、勝ちやすいミッドレーナーと言っても過言ではないでしょう。

アーリが勝率を上げている理由は主に2つあると思います。

1つは天敵であったルブランがアサシンアップデートでリメイクされたことです。
アーリとリメイク前のルブランは少し似た性質のチャンピオンでした。(特定のスキルを当てることでダメージが上昇するブリンク持ちのアサシン)
この2人のマッチアップはリメイク前はパワースパイクの早さや1v1性能で勝るルブランがかなり有利でした。
なのでアーリを先出しすることで常にルブランでカウンターされる危険性があったわけです。

しかしルブランはリメイク後少しパワースパイクが遅れ、操作の難易度も上昇しました。
その結果、安定したレーニング性能を持ったアーリが五分以上にわたりあえるようになったのです。(対ルブランの勝率は55.33%)

2つ目は後衛ミニオンの体力が上昇しなくなった点です。
この変更でアーリは幻惑のオーブ(Q)を往復でヒットさせるだけで簡単に後衛ミニオンを処理できるようになりました。
アーリのようなローミングの強力なチャンピオンにとって、これは大きな恩恵となっています。



アーリが有利なマッチアップ



序中盤のウェーブクリア能力が貧弱なチャンピオン


アーリが不利なマッチアップ



自分よりもウェーブ処理が速く、ローミングも得意なチャンピオン


「しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です」



アサシンを食い物にしているオリアナ



オリアナは癖があり扱いづらいチャンピオンであるにもかかわらず、現在ミッドのピックレート1位で、51.7%の勝率を誇っています。
高難度のチャンピオンにもかかわらずこれだけの高勝率というのは、現状彼女がメタ的に非常に強い立場であることの何よりの証拠でしょう。

オリアナはプレイ難度ももちろんですが、パワースパイクが遅いという問題も抱えているチャンピオンです。
しかし以前ならレベル6からオリアナの命を脅かしていたアサシンたちは軒並みレーニング性能がナーフされました。

オーダー: 攻撃(Q)でのゾーニング能力が強力さが、序盤からアサシンたちに脅威を与えています。

実際エコーを除くリメイクされたミッドアサシン達に軒並み54%以上の勝率を上げており、いまやオリアナは完全にアサシンキラーです。

また巨人の勇気を持ったタンクメタがトップやジャングルで到来しており、そういった飛び込んでいく前衛とオリアナのオーダー: 防御(E)、オーダー: ショックウェーブ(R)は非常に相性が良いですね。

ルーンの鎧の採用率が高くなっているのもシールド持ちのオリアナにはありがたいメタといえるでしょう。

オリアナが有利なマッチアップ





近接型のアサシンなど


オリアナが不利なマッチアップ





レーニングの強いアサシンタイプ、スキルレンジの長いメイジ


「ボールはともだち!こわくないよ」