現在大活躍のポッピーと、後出しされるトランドルの関係性

December 6, 2016 by Anonymous, Patch 6.23

ポッピー先出しダメゼッタイ!トランドルカウンターメカニクスを解説する。
ポッピーは巨人の勇気が導入されて以来、トップレーンで非常に大きな存在となっています。
ヒロイックチャージはスタンを発動させられなくてもノックバック効果があるので、が発動します。
元々自前のシールドを持っている関係でルーンの鎧とも相性が良く、現在最強格に位置するタンクと言えるでしょう。

そんな今注目の彼女ですが天敵が存在します。トランドルです。
はそのチャンピオン性能がを殺すための存在かというくらいのハードカウンターです。

では具体的にどのような点がカウンターとして機能するのか、確認していきましょう。


「先出し警察だ!」


カウンターの理由その1 がそもそもメレーチャンピオンに強い




は殴り合うことに特化したチャンピオンです。
特に噛みつき(Q)は相手のADを下げながら自分のADを上げ、さらにスローとAAタイマーリセットまでついてくるというトップレーンでのダメージトレードに特化したスキルです。
さらに凍てつく大地でASとMSを底上げでき、と合わせて有利なダメージトレードを要求してきます。

はパッシブによってレンジド相手にもある程度安全にファームが出来ることが特徴のチャンピオンですが、のような近距離で殴り合ってくるチャンピオンに対してはそれほど有効なスキルがありません。
パッシブの盾を拾ったタイミングでのみダメージトレードが出来るので、側としては盾を拾わせない、盾のないタイミングで前へ出る、といった行動で簡単にトレード勝ちが狙えます。


カウンターの理由その2 で止めることができる。




ポッピーの強さは集団戦でのCCと固さ、そして後半になればスプリットプッシュでも活躍できる点です。
レーン戦で苦戦を強いられたポッピーは他レーンへのTPガンクを試みることもあるでしょう。
しかしそれをに気取られると氷冷の柱(E)で簡単にを阻害されてしまいます。
またを止めることもできます。
逆にを利用されてでスタンさせられてしまう可能性もありますが、設置位置に気を付ければ、そのようなことはほぼおこりません。


カウンターの理由その3 の相性が悪すぎる




の堅さを支えているのはステッドファスト(W)のパッシブです。

ステッドファスト(W)
Passive: AR・MRの15%分AR・MRが増加する。HPが40%以下になった時、増加量が30%になる。


防具の効果がパッシブだけで15%ないしは30%も底上げされるということですから、非常に強力な効果といえるでしょう。
しかしこれがトランドルと対面するときにはあだとなります


暴虐なる搾取(R)
Active: 対象の敵Championに魔法DMを与え、与えたDM分自身のHPを回復し、更に対象のARとMRを吸収する(各対象の20%)。その後4秒間かけて魔法DMを与え、ARとMRを吸収する(最初の量と同じだけ。合計で200%のDM及びARとMR吸収)。吸収が終わると、その後4秒かけて対象と自身のARとMRが元に戻っていく。


最大で相手のARとMRを40%吸収してしまうわけです。
つまりこういうことです。
ポッピーは防具を積めば積むほど、の効果を相まって固くなります。
ところがを使われるとトランドルはその増加分を加味した数値から40%ものARMRを吸収し、その間なぜかポッピーは柔らかくなってしまうのです。
これは対面のポッピーだけが迷惑を被るわけではなく、集団戦では味方のポッピーのせいで、敵のトランドルが倒せなくなるといった事態が起きてしまうのです。


以上の3つの理由から、トランドルはレーニングフェイズでも、集団戦でも、スプリットプッシュでも、すべてのシチュエーションでポッピーを上回ります。
ソロQでは確実にカウンターされるというわけではないですが、ポッピーを先出しするときには常にトランドルを被せられることを頭の片隅には入れておきましょう。


「トランドルはいやだ・・・トランドルはいやだ・・・」
「トロールの時間だああああああ」