LJL1部と2部の違いは一体

September 13, 2018 by リクルート, Patch 8.16

昨日行われたLJLPSのメタを読み解く
どうもこんにちは、リクルートです。
実は私はここ二日間でLJLPSを現地で観戦してまいりました。
そもそもLJLPSとは何ぞやというところを軽く説明しておくと、LJLで戦っていた5位6位チームとLJLCSで戦っていた1位2位のチームが入れ替えをかけて戦うシリーズのことですね。

元々昔自分もシーンに関わっていたということや、私自身解説したことあるコミュニティ大会や学生大会に出てくれていた選手たちが数多く参加していたということもあって今回は絶対に現地で見ようと前々から決めていました。

ただ、現実はそう甘くありませんでした、10-0で終えたBQB(LJLCS1位)最終週で二度の逆転劇を果たしたAE(LJLCS2位)共に0-3という圧倒的大差をつけられての敗北となってしまいました。

僕自身実際に彼らと関わっていたわけではないですがやはりBQBやAEとは少なからず交流があったり、解説した過去があったので応援をしていただけにとてもショックで記事を書こうかどうか悩むという段階まで落ち込んではいました。
それでも彼らが健闘したことを何かに残さないといけない、自分が解説できなかった分ここで彼らのすばらしさを伝えなければという思いで筆を執りました。

自分も中立でいられない甘さを反省しなければいけないなと深く思わされましたが今だけはどうかお許しください。

それでは前置きが長くなりましたがLJLPS見ていきたいと思います。
今回はそれぞれの試合ごとではなく全体の総括としての記事となります。



LJLメタとLJLCSメタ


まずこのシリーズを語る上で外せないのはここでしょう。
戦っているリーグがそもそも違うわけですからそれぞれの違いについて把握していかなければなりません。
そもそも日本のメタは長い間LCKを参考に組み立てられてきました。
極限までリスクを避けて徐々に徐々に有利を刻んでいく、そういった戦い方でした。
ですからうまいチームは序盤作った有利を手放しはしないし、逆に有利を作られていても相手のちょっとしたミスを突きやすい。
下位チームはマクロ的に甘い部分を突かれてしまい中々上位チームに勝てないのが今までのLJLでした。

しかしこの夏からはその流れが大きく変わってしまいました。
これはメタの変遷、"マークスマンが消えた日"の影響が大きいでしょうが、世界的に見てもゲーム時間が極端に短くなるという現象がサマーが始まってすぐのタイミングで起きました。それはLJLでも例外でなく、ほとんどのチーム、特に下位チームであればあるほどその影響は色濃く反映されていました。

つまりV3とCGAはそういった"仕掛けていくプレイ"にある意味で長けていたと言えるでしょう。

一方でLJLCSではどうだったでしょうか。
今季のLJLCSは