LJL 2021 Spring Split開幕!全チーム紹介!
各チームを2人の執筆者が紹介。それぞれ順位予想もしています。推しチームを作るためにも必見です!
皆さんどうも、和葉@です。今年もLeague of Legends Japan League(以下LJL)の季節がやってきましたね。
新規チームはいませんが、今年はスカウティンググラウンズや海外から参入したプレイヤーの多い年となりました。
そんなLJL 2021 Springを少しでも楽しめるように編集長のあかさん(@pokemon_red)と一緒に紹介しようと思います。偏見、贔屓色々込み込みですがそれも含めて楽しんでもらえたら幸いです。
選手のSNSへのリンクもつけてあるので、お気に入りの選手をフォローして応援しましょう!
(チームロゴはhttps://lolesports.com/から引用しました)
Top:Cogcog(@cogcog_)
JG:MooJin(@MooJin_LOL)
Mid:Ace(@v3_ace)
ADC:Hollow(@wseor9)
Sup:Raina(@rainadazo)
Sub:Yunika(@_layor9)
Sub:Marble
Coach:Dragon(@Dragon9560)
Coach:HW4NG(@hwang620zz)
昨年優勝のV3 esportsはWCSという大きな経験を経て、主力日本人メンバーを2名残しつつ新たなメンバーを迎えて新体制で挑む事になった。
昨年チームの核であったBugi、Archerの2人の韓国人から入れ替わりで加入したのはBugiと同じく台湾の強豪チームFlash WolvesでWCS出場も経験しているMoojinと新コーチDragonと元々同じチームに所属していたHollow。
MoojinはBugiとは若干プレイスタイルが異なりマップコントロールを重視するプレイヤーだ。
Hollowは非常にアグレッシブなプレイヤーで、ヴァルスを非常に得意としていた。最近ではミス・フォーチュンを好んで使っている。
古巣に再び戻ってきたCogcogを加え、新生V3 esportsは昨年同様かなり好戦的なチームになると予想される。
Detonation Focus Meでコーチの経験もあり、LCKへの昇格も請け負ったDragonコーチを加えサポートスタッフ陣も万全の状態で連覇を狙う。
Top:Evi(@ebihuryahurya)
JG:Steal(@DFM_steal)
Mid:Ceros(@trollceros)
Mid:Aria(@LoLAria00)
ADC:Yutapon(@yutapongo)
Sup:Geang(@Gaeng_lol)
Sub:Marimo(@marimom1022)
Sub:Kazu(@oKazuXD)
Sub:Fujimoto(@fujimotoryooo)
Coach:Yang(@Yangcoach93)
Analyst:Gismo(@HakabaOMW)
昨年惜しくもあと一歩が届かず苦汁をなめる事になったDetonation Focus Meは新たに強力なMidを加えて王者奪還を狙う。
昨年と大きくメンバーを変えず、新たな韓国人枠としてLJLで大活躍のAriaを獲得。Cerosとはプレイスタイルが異なりキャリータイプのチャンピオンを好み、積極的にキルを狙うプレイメイカーだ。
Steal、Geangの2人が残留している事から、Ariaを起用する際には恐らくKazuがSupとして出場する事になるだろう。コーチとして辣腕を振るっているが、古くはLJLでプレイヤーとして優勝争いをしていた名選手だ。
Detonation Focus Meの得意な戦略はEviとYutaponにキャリータイプのチャンピオンを取りサイドレーンから有利を作り出す形だ。今年の春のメタにも合致している。
昨年はCoachがコロコロと変わっていたり、今までと違った戦略の挑戦に苦戦していたDetonation Focus Meだが、慣れ親しんだメンバーによる連携はSpring Splitでは大きなアドバンテージとなる。LJLで一番優勝経験の多いチームが再び王座に座る気合は十分だ。
Top:Paz(@Pazloll)
JG:Crash(@Crash_lol1)
Mid:Ramune(@Ramune1126)
ADC:Gango(@Gango97)
Sup:Enty(@enty925)
Sub:tete
Coach:Son(@xxxtttxxx56)
ドリームチームといわれたロースターをそろえた昨シーズンはWorlds出場を掲げてシーズンに挑んだが結果は届かず3位に終わった。
SupのEntyを残してロースターが入れ替わったものの、今年も実績十分のプレイヤーを集め、LJL制覇を目指す。
TopのPazはベテランであり、チームのムードメーカーになれる選手。キャリーから潰れ役までプールも幅広い。
JGのCrashはニダリーのようなファームの速いジャングラーが得意で、韓国のソロQラダー1位にもなったことあるハイスキルプレイヤー。
HongKongAttitude時代にはWorldsに出場と競技シーンの実績も十分だ。
MidのRamuneは昨年はSHGのMidとして出場したが、今一つ結果が残せなかった。
彼もまたWorlds出場経験もあるプレイヤーだけに復活に期待したい。
ADCのGangoはいうまでもなくLJLでナンバーワン候補に挙がるキャリー。新コンビのEntyもLJL屈指のプレイメーカーなので
ボットレーンをドミネートしてゲームを破壊する姿が容易に想像できる。
Top:Nap(@nappy7144)
JG:Cassin(@lol_Cassin)
Mid:Naehyun(@YouNaeHyun)
ADC:Milan(@MilanAxi)
Sup:Alchemy(@alchemylol)
Sub:Kaito(@kaito199970)
Head Coach:Qoo(@kurinoko0826)
Coach:Ping9(@Ping9_Ryu)
Analyst:Natsuki(@Ntk_Md)
ビッグネームと新人の混ざる新体制でCrest Gaming Actは今年こそ優勝を狙う。
チームの核としてNap、Alchemyの2人の日本人が残り新たな韓国人選手としてCassin、Naehyunの2人が加入した。
Cassinは元々DRX Academy出身のプレイヤーでBigshotという名前で活動していた。競技シーンの経験が薄いものの、DRXは新人発掘の上手いチームだった事もあり期待大の選手だ。
NaehyunはLCKのKingzone DragonX(DRXの前身チーム)に所属していたプレイヤーで元Rascal JesterのTaki(現Rascal)と一緒に戦っていた。アジールを好みメイジの扱いに長けたプレイヤーで現在のミッドのメタにもマッチしている。
注目株は今年の日本人新人枠だ。Crest Gaming ActはYoshi、Yunikaとこれまで度々キャリアの浅い新人選手の発掘に力を入れていた。
今年選出されたのはスカウティンググラウンズでもオフラインに進出し、昨年末に開催されたU-19eスポーツ選手権で優勝したMilan。アフェリオスを得意とし、強気なプレイをする期待の若手だ。
ベテランと新人の混ざるCrest Gaming Actはサポートスタッフ陣も強化。LPLに精通しデータ収集能力に長けており、本サイトでも記事を多数投稿しているNatsukiが加入した。
新しい韓国人選手が入った事で序盤こそコミュニケーションの問題で苦しむ事が予想されるが、その問題さえ解決できれば十分上位争いのできるチームだろう。
Top:apaMEN(@apamelol)
JG:Tussle(@dlansdyd1)
Mid:DasheR(@lol_dasher)
ADC:Zenit
Sup:Corporal(@CorporalLeague)
Sub:Ibuki
HeadCoach:Sweet
Coach:Squirtle(@squirtlehyun)
昨シーズンは尻上がりに調子をあげてプレーオフに進出。
今シーズンは浮上の原動力ともいえるMidとJGというチームの中核のみを残して3人のロースターが変更になった。
TopのapaMENはもはや説明不要の大ベテラン。昨シーズンはブランク明けとは思えないプレイでキャリアハイといってもいいパフォーマンスを見せた。
ADCで新加入のZenitはかつてKT Rolsterで現SGのGangoとスターターを争った間柄。
メタに柔軟に対応できるタイプで、当時はブラッドミアやビクターなのをボットレーンでプレイできることでチームに重宝されていた。
SupのCorporalは終始苦しいシーズンだったAXIZのなかで輝きを見せていた選手で、今シーズンさらなる飛躍に期待。
JGのTussleのゲームコントロールとMidのDasheRのキャリー力はもはや説明するまでもなく、プレーオフどころか優勝を狙えるコンビだ。
余談だがZenitとGango同様、DasheRとCGAに新加入したNaehyunもES Sharks時代にスターターを争った仲。
SHG-SGはボットレーン、SHG-CGAはミッドレーンのライバル対決がいまから楽しみだ。
Top:RayFarky(@rayfix_jor)
JG:Once(@Once_lol)
Mid:Gariaru(@gariarukunn)
ADC:Yuhi(@BC_Yuh1)
Sup:Proud(@BC_Proud98)
Sub;Kreative(@lolkreative)
Sub:Akabuff(@akabahu_lol)
Coach:3 4(@BC_3_4)
昨シーズンは初のプレーオフ進出。
第1ラウンドでDFMに2-3の接戦で敗北を喫したもののチームとしては1段階ステップアップしたシーズンだったといえるだろう。
大きくチームを変えないというのがチームの方針のようで変化の大きかった今年のLJLにあってもロースター変化は最小限にとどめている。
Midに長らくAXIZの大黒柱としてプレイしてきたGariaruが加入。
LJLで準優勝の経験もあるベテランで、プレイスタイルは比較的守備的なので、攻撃的なジャングラーOnceとの相性は良さそうだ。
TopのRayFarkyは昨年は飛躍の年となり、リーグトップレベルの選手へと成長した。
いまはBotレーンが重要なメタだけに、ADCのYuhiが安定したパフォーマンスを発揮できるかがカギになるだろう。
相方のProudは集団戦でのプレイメイキング能力はLJLトップクラスなので、ボットのレーニングの安定が昨シーズン以上の結果を出すためには必須といえるだろう。
Top:Ino(@Ino_top41)
JG:Hoglet(@hoglet99)
Mid:Megumiin(@Kurumayu_LOL)
ADC:Honey(@ADC_Honey0908)
Sup:Nemoh(@zyakusyanemou)
Sub:Dicey(@imDicelol)
Coach:Cube(@cube_ljl0816)
Coach:Lago(@taehaLago)
昨年COVID-19の問題でメンバーが思うように揃わず苦戦を強いられたAXIZが今年は成長をテーマに掲げたメンバーでLJLに挑む。
Detonation Focus Meの育成枠としてチームに加入し、台湾サーバーチャレンジャー、韓国サーバーマスターにまで到達したIno選手。ファイターを得意とし彼のガングプランクは他のLJLプレイヤーにも引けを取らない。読み方は「あいの」との事。
JGはHoglet選手が続投。昨年も見せた積極的な攻めのプレイスタイルを武器に新人をまとめるお兄さん的存在だ。
Midにはスカウティンググラウンズでその存在をハッキリとアピールしたMegumiin。大学生の大会では優勝を何度も経験し世界大会でも得意のゼドで大暴れした。
ADCは昨年SoftBank Hawks Gamingに所属していたHoney選手。集団戦が非常に上手いプレイヤーで今のメタで彼にアフェリオスを渡してはいけないだろう。
Supは昨年までCrest Gaming ActのSubにいたNemoh。スカウティンググラウンズではTopとして出場し、その後Supを練習しロールコンバート。師匠?なのかAlchemyのようなチャンピオンプールで味方を守る事が非常に上手いHoneyと相性の良いサポートだ。
SubのDiceyは現在アイオワ大学に通う日本人。NAサーバーではチャレンジャーに到達する個人技を持っている。
韓国の2部チームで選手をしていたCubeがコーチに転向、昨年からチームを支えているLagoと合流し若いチームをどのように成長させるのか非常に楽しみだ。
完全に未知数のチームだ。これまでLJLでは日本人5人チームが台風の目になったり、新人チームがダークホースとして大暴れした過去がある。しかし最近は発展途上のリーグとは言え上位の壁は厚く、彼らにはこれから先輩たちの容赦ない現実を突きつけられる事になるだろう。
それでも20、21歳の選手が多く非常に若々しいメンバー達がLJLという大舞台でどのような化学反応を起こすのか、目が離せない。
Top:Kinatu(@Luna_kinatu)
JG:hachamecha(@hachamecha_LoL)
Mid;Recap(@Recaplol1)
ADC:Ssol(@RJ_SSol)
Sup:Secret
Sub:Sirotama(@_Downset)
Sub:Curep
Sub:Cosmic(@hiikun1117)
HeadCoach:VicaL(@vical0911)
LJL最古参のチームでもあるRascalJesterは2020SummerSplitでは最下位に沈んだ。
2021年はJGのhachamechaを除いた4人が入れ替わり、ほぼ完全なリスタートを切ることになる。
TopのKinatuはスカウティンググラウンズで優勝を果たしたチームビルジウォーターのトップレーナーで、元OverWatchのプロプレイヤーという異色の経歴の持ち主。(OW時代のプレイヤーネームはLuna)
LCKのNSで活躍するRichのように、別ゲームからの華麗なる転身となるか。
JGのhachamechaはまた唯一の日本人JGになってしまった。
スタッツ面だけ見ると毎年苦戦を強いられているが今年は新たなソロレーナーとのコンビでどうゲームをメイクしていくのか楽しみだ。
MidのRecapはおよそ2年ぶりのプロシーン復帰になる。彼といえばライズのイメージなのでメタ的にやや厳しいかもしれないがシーズン中に1回はプレイしているところを見てみたい。
SsolとSecretはKongdooMonsterでLCKシーズンを戦ったまさにトッププロといった経歴の持ち主。
1部では苦戦していたものの2部のCK時代は安定感とキャリー力で他チームを圧倒していた。
新コーチのVicaLはKTやRNGといった名門チームのコーチを歴任しており、新加入のBotDuo、Ssol、Secretとは
2018夏にKDM時代に指導していたという縁がある。
その時LCK昇格をかけたプレーオフで敗れた相手がTeamBattleComics(現Liiv SANDBOX)。V3の新コーチであるDragonが所属していたチームだ。
海を越えてのリベンジなるか。コーチ同士のB/P対決にも注目だ。
1位 Detonation Focus Me
2位 V3 esports
3位 Sengoku Gaming
4位 Burning Core
5位 Crest Gaming Act
6位 SoftBank HAWKS Gaming
7位 AXIZ
8位 Rascal Jester
多少の贔屓を込みの話にはなってしまうが、期待も込めた順位予想になっている。
Detonation Focus Meはメンバーの変更が殆どなく、Ariaという新しい武器を手に入れた事で戦略の幅が豊富になっている。他の上位チームの殆どがメンバー変更の影響で戦略の立て直しが余儀なくされている。
それでもV3 esports、Sengoku Gamingは日本人選手の実績や韓国人選手の日本慣れを考えると上位に名を連ねる事になるだろう。Sengoku GamingはBlankという強力なエースを失ったものの、再びGango/EntyのBot Duoが復活し大暴れを期待させる。
4位以降はかなり実力が拮抗しているだろう。どのチームもメンバーの入れ替わりが激しく、LJL初参加の韓国人選手もいる事でコミュニケーションエラーが多発しチームの形が定まっていない可能性もある。中位~下位から抜け出すにはいち早くチームのスタイルを確立し、その上でLJL独自のメタに適応する事が重要だ。
1位 Detonation Focus Me
2位 V3 Esports
3位 Crest Gaming Act
4位 Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
5位 Sengoku Gaming
6位 Burning Core
7位 AXIZ
8位 Rascal Jester
順位予想嫌いなんですけど、毎年和葉@さんに付き合わされてイヤイヤ書いてます。
ぶっちゃけこの予想もわりと適当です。
上位予想のチームもそれぞれどこかしらのロールやシナジー形成などに不安を抱えており、シーズン序盤は今のメタ、Bo1ということも加味すると結構荒れそうだなと見ています。
カギとなるのは2月中旬にある2週間の中休み。そこまでの戦いの中で課題を洗い出し、チームを修正できたチームがシーズン、ひいてはプレイオフを制すると思っています。
新規チームはいませんが、今年はスカウティンググラウンズや海外から参入したプレイヤーの多い年となりました。
そんなLJL 2021 Springを少しでも楽しめるように編集長のあかさん(@pokemon_red)と一緒に紹介しようと思います。偏見、贔屓色々込み込みですがそれも含めて楽しんでもらえたら幸いです。
選手のSNSへのリンクもつけてあるので、お気に入りの選手をフォローして応援しましょう!
(チームロゴはhttps://lolesports.com/から引用しました)
V3 esports(昨季1位)
Top:Cogcog(@cogcog_)
JG:MooJin(@MooJin_LOL)
Mid:Ace(@v3_ace)
ADC:Hollow(@wseor9)
Sup:Raina(@rainadazo)
Sub:Yunika(@_layor9)
Sub:Marble
Coach:Dragon(@Dragon9560)
Coach:HW4NG(@hwang620zz)
昨年優勝のV3 esportsはWCSという大きな経験を経て、主力日本人メンバーを2名残しつつ新たなメンバーを迎えて新体制で挑む事になった。
昨年チームの核であったBugi、Archerの2人の韓国人から入れ替わりで加入したのはBugiと同じく台湾の強豪チームFlash WolvesでWCS出場も経験しているMoojinと新コーチDragonと元々同じチームに所属していたHollow。
MoojinはBugiとは若干プレイスタイルが異なりマップコントロールを重視するプレイヤーだ。
Hollowは非常にアグレッシブなプレイヤーで、ヴァルスを非常に得意としていた。最近ではミス・フォーチュンを好んで使っている。
古巣に再び戻ってきたCogcogを加え、新生V3 esportsは昨年同様かなり好戦的なチームになると予想される。
Detonation Focus Meでコーチの経験もあり、LCKへの昇格も請け負ったDragonコーチを加えサポートスタッフ陣も万全の状態で連覇を狙う。
Detonation Focus Me(昨季2位)
Top:Evi(@ebihuryahurya)
JG:Steal(@DFM_steal)
Mid:Ceros(@trollceros)
Mid:Aria(@LoLAria00)
ADC:Yutapon(@yutapongo)
Sup:Geang(@Gaeng_lol)
Sub:Marimo(@marimom1022)
Sub:Kazu(@oKazuXD)
Sub:Fujimoto(@fujimotoryooo)
Coach:Yang(@Yangcoach93)
Analyst:Gismo(@HakabaOMW)
昨年惜しくもあと一歩が届かず苦汁をなめる事になったDetonation Focus Meは新たに強力なMidを加えて王者奪還を狙う。
昨年と大きくメンバーを変えず、新たな韓国人枠としてLJLで大活躍のAriaを獲得。Cerosとはプレイスタイルが異なりキャリータイプのチャンピオンを好み、積極的にキルを狙うプレイメイカーだ。
Steal、Geangの2人が残留している事から、Ariaを起用する際には恐らくKazuがSupとして出場する事になるだろう。コーチとして辣腕を振るっているが、古くはLJLでプレイヤーとして優勝争いをしていた名選手だ。
Detonation Focus Meの得意な戦略はEviとYutaponにキャリータイプのチャンピオンを取りサイドレーンから有利を作り出す形だ。今年の春のメタにも合致している。
昨年はCoachがコロコロと変わっていたり、今までと違った戦略の挑戦に苦戦していたDetonation Focus Meだが、慣れ親しんだメンバーによる連携はSpring Splitでは大きなアドバンテージとなる。LJLで一番優勝経験の多いチームが再び王座に座る気合は十分だ。
SengokuGaming(昨季3位)
Top:Paz(@Pazloll)
JG:Crash(@Crash_lol1)
Mid:Ramune(@Ramune1126)
ADC:Gango(@Gango97)
Sup:Enty(@enty925)
Sub:tete
Coach:Son(@xxxtttxxx56)
ドリームチームといわれたロースターをそろえた昨シーズンはWorlds出場を掲げてシーズンに挑んだが結果は届かず3位に終わった。
SupのEntyを残してロースターが入れ替わったものの、今年も実績十分のプレイヤーを集め、LJL制覇を目指す。
TopのPazはベテランであり、チームのムードメーカーになれる選手。キャリーから潰れ役までプールも幅広い。
JGのCrashはニダリーのようなファームの速いジャングラーが得意で、韓国のソロQラダー1位にもなったことあるハイスキルプレイヤー。
HongKongAttitude時代にはWorldsに出場と競技シーンの実績も十分だ。
MidのRamuneは昨年はSHGのMidとして出場したが、今一つ結果が残せなかった。
彼もまたWorlds出場経験もあるプレイヤーだけに復活に期待したい。
ADCのGangoはいうまでもなくLJLでナンバーワン候補に挙がるキャリー。新コンビのEntyもLJL屈指のプレイメーカーなので
ボットレーンをドミネートしてゲームを破壊する姿が容易に想像できる。
Crest Gaming Act(昨季4位)
Top:Nap(@nappy7144)
JG:Cassin(@lol_Cassin)
Mid:Naehyun(@YouNaeHyun)
ADC:Milan(@MilanAxi)
Sup:Alchemy(@alchemylol)
Sub:Kaito(@kaito199970)
Head Coach:Qoo(@kurinoko0826)
Coach:Ping9(@Ping9_Ryu)
Analyst:Natsuki(@Ntk_Md)
ビッグネームと新人の混ざる新体制でCrest Gaming Actは今年こそ優勝を狙う。
チームの核としてNap、Alchemyの2人の日本人が残り新たな韓国人選手としてCassin、Naehyunの2人が加入した。
Cassinは元々DRX Academy出身のプレイヤーでBigshotという名前で活動していた。競技シーンの経験が薄いものの、DRXは新人発掘の上手いチームだった事もあり期待大の選手だ。
NaehyunはLCKのKingzone DragonX(DRXの前身チーム)に所属していたプレイヤーで元Rascal JesterのTaki(現Rascal)と一緒に戦っていた。アジールを好みメイジの扱いに長けたプレイヤーで現在のミッドのメタにもマッチしている。
注目株は今年の日本人新人枠だ。Crest Gaming ActはYoshi、Yunikaとこれまで度々キャリアの浅い新人選手の発掘に力を入れていた。
今年選出されたのはスカウティンググラウンズでもオフラインに進出し、昨年末に開催されたU-19eスポーツ選手権で優勝したMilan。アフェリオスを得意とし、強気なプレイをする期待の若手だ。
ベテランと新人の混ざるCrest Gaming Actはサポートスタッフ陣も強化。LPLに精通しデータ収集能力に長けており、本サイトでも記事を多数投稿しているNatsukiが加入した。
新しい韓国人選手が入った事で序盤こそコミュニケーションの問題で苦しむ事が予想されるが、その問題さえ解決できれば十分上位争いのできるチームだろう。
FukuokaSoftBank HAWKS Gaming(昨季5位)
Top:apaMEN(@apamelol)
JG:Tussle(@dlansdyd1)
Mid:DasheR(@lol_dasher)
ADC:Zenit
Sup:Corporal(@CorporalLeague)
Sub:Ibuki
HeadCoach:Sweet
Coach:Squirtle(@squirtlehyun)
昨シーズンは尻上がりに調子をあげてプレーオフに進出。
今シーズンは浮上の原動力ともいえるMidとJGというチームの中核のみを残して3人のロースターが変更になった。
TopのapaMENはもはや説明不要の大ベテラン。昨シーズンはブランク明けとは思えないプレイでキャリアハイといってもいいパフォーマンスを見せた。
ADCで新加入のZenitはかつてKT Rolsterで現SGのGangoとスターターを争った間柄。
メタに柔軟に対応できるタイプで、当時はブラッドミアやビクターなのをボットレーンでプレイできることでチームに重宝されていた。
SupのCorporalは終始苦しいシーズンだったAXIZのなかで輝きを見せていた選手で、今シーズンさらなる飛躍に期待。
JGのTussleのゲームコントロールとMidのDasheRのキャリー力はもはや説明するまでもなく、プレーオフどころか優勝を狙えるコンビだ。
余談だがZenitとGango同様、DasheRとCGAに新加入したNaehyunもES Sharks時代にスターターを争った仲。
SHG-SGはボットレーン、SHG-CGAはミッドレーンのライバル対決がいまから楽しみだ。
BurningCore(昨季6位)
Top:RayFarky(@rayfix_jor)
JG:Once(@Once_lol)
Mid:Gariaru(@gariarukunn)
ADC:Yuhi(@BC_Yuh1)
Sup:Proud(@BC_Proud98)
Sub;Kreative(@lolkreative)
Sub:Akabuff(@akabahu_lol)
Coach:3 4(@BC_3_4)
昨シーズンは初のプレーオフ進出。
第1ラウンドでDFMに2-3の接戦で敗北を喫したもののチームとしては1段階ステップアップしたシーズンだったといえるだろう。
大きくチームを変えないというのがチームの方針のようで変化の大きかった今年のLJLにあってもロースター変化は最小限にとどめている。
Midに長らくAXIZの大黒柱としてプレイしてきたGariaruが加入。
LJLで準優勝の経験もあるベテランで、プレイスタイルは比較的守備的なので、攻撃的なジャングラーOnceとの相性は良さそうだ。
TopのRayFarkyは昨年は飛躍の年となり、リーグトップレベルの選手へと成長した。
いまはBotレーンが重要なメタだけに、ADCのYuhiが安定したパフォーマンスを発揮できるかがカギになるだろう。
相方のProudは集団戦でのプレイメイキング能力はLJLトップクラスなので、ボットのレーニングの安定が昨シーズン以上の結果を出すためには必須といえるだろう。
AXIZ(昨季7位)
Top:Ino(@Ino_top41)
JG:Hoglet(@hoglet99)
Mid:Megumiin(@Kurumayu_LOL)
ADC:Honey(@ADC_Honey0908)
Sup:Nemoh(@zyakusyanemou)
Sub:Dicey(@imDicelol)
Coach:Cube(@cube_ljl0816)
Coach:Lago(@taehaLago)
昨年COVID-19の問題でメンバーが思うように揃わず苦戦を強いられたAXIZが今年は成長をテーマに掲げたメンバーでLJLに挑む。
Detonation Focus Meの育成枠としてチームに加入し、台湾サーバーチャレンジャー、韓国サーバーマスターにまで到達したIno選手。ファイターを得意とし彼のガングプランクは他のLJLプレイヤーにも引けを取らない。読み方は「あいの」との事。
JGはHoglet選手が続投。昨年も見せた積極的な攻めのプレイスタイルを武器に新人をまとめるお兄さん的存在だ。
Midにはスカウティンググラウンズでその存在をハッキリとアピールしたMegumiin。大学生の大会では優勝を何度も経験し世界大会でも得意のゼドで大暴れした。
ADCは昨年SoftBank Hawks Gamingに所属していたHoney選手。集団戦が非常に上手いプレイヤーで今のメタで彼にアフェリオスを渡してはいけないだろう。
Supは昨年までCrest Gaming ActのSubにいたNemoh。スカウティンググラウンズではTopとして出場し、その後Supを練習しロールコンバート。師匠?なのかAlchemyのようなチャンピオンプールで味方を守る事が非常に上手いHoneyと相性の良いサポートだ。
SubのDiceyは現在アイオワ大学に通う日本人。NAサーバーではチャレンジャーに到達する個人技を持っている。
韓国の2部チームで選手をしていたCubeがコーチに転向、昨年からチームを支えているLagoと合流し若いチームをどのように成長させるのか非常に楽しみだ。
完全に未知数のチームだ。これまでLJLでは日本人5人チームが台風の目になったり、新人チームがダークホースとして大暴れした過去がある。しかし最近は発展途上のリーグとは言え上位の壁は厚く、彼らにはこれから先輩たちの容赦ない現実を突きつけられる事になるだろう。
それでも20、21歳の選手が多く非常に若々しいメンバー達がLJLという大舞台でどのような化学反応を起こすのか、目が離せない。
Rascal Jester(昨季8位)
Top:Kinatu(@Luna_kinatu)
JG:hachamecha(@hachamecha_LoL)
Mid;Recap(@Recaplol1)
ADC:Ssol(@RJ_SSol)
Sup:Secret
Sub:Sirotama(@_Downset)
Sub:Curep
Sub:Cosmic(@hiikun1117)
HeadCoach:VicaL(@vical0911)
LJL最古参のチームでもあるRascalJesterは2020SummerSplitでは最下位に沈んだ。
2021年はJGのhachamechaを除いた4人が入れ替わり、ほぼ完全なリスタートを切ることになる。
TopのKinatuはスカウティンググラウンズで優勝を果たしたチームビルジウォーターのトップレーナーで、元OverWatchのプロプレイヤーという異色の経歴の持ち主。(OW時代のプレイヤーネームはLuna)
LCKのNSで活躍するRichのように、別ゲームからの華麗なる転身となるか。
JGのhachamechaはまた唯一の日本人JGになってしまった。
スタッツ面だけ見ると毎年苦戦を強いられているが今年は新たなソロレーナーとのコンビでどうゲームをメイクしていくのか楽しみだ。
MidのRecapはおよそ2年ぶりのプロシーン復帰になる。彼といえばライズのイメージなのでメタ的にやや厳しいかもしれないがシーズン中に1回はプレイしているところを見てみたい。
SsolとSecretはKongdooMonsterでLCKシーズンを戦ったまさにトッププロといった経歴の持ち主。
1部では苦戦していたものの2部のCK時代は安定感とキャリー力で他チームを圧倒していた。
新コーチのVicaLはKTやRNGといった名門チームのコーチを歴任しており、新加入のBotDuo、Ssol、Secretとは
2018夏にKDM時代に指導していたという縁がある。
その時LCK昇格をかけたプレーオフで敗れた相手がTeamBattleComics(現Liiv SANDBOX)。V3の新コーチであるDragonが所属していたチームだ。
海を越えてのリベンジなるか。コーチ同士のB/P対決にも注目だ。
ライター陣の順位予想
和葉@の順位予想
1位 Detonation Focus Me
2位 V3 esports
3位 Sengoku Gaming
4位 Burning Core
5位 Crest Gaming Act
6位 SoftBank HAWKS Gaming
7位 AXIZ
8位 Rascal Jester
多少の贔屓を込みの話にはなってしまうが、期待も込めた順位予想になっている。
Detonation Focus Meはメンバーの変更が殆どなく、Ariaという新しい武器を手に入れた事で戦略の幅が豊富になっている。他の上位チームの殆どがメンバー変更の影響で戦略の立て直しが余儀なくされている。
それでもV3 esports、Sengoku Gamingは日本人選手の実績や韓国人選手の日本慣れを考えると上位に名を連ねる事になるだろう。Sengoku GamingはBlankという強力なエースを失ったものの、再びGango/EntyのBot Duoが復活し大暴れを期待させる。
4位以降はかなり実力が拮抗しているだろう。どのチームもメンバーの入れ替わりが激しく、LJL初参加の韓国人選手もいる事でコミュニケーションエラーが多発しチームの形が定まっていない可能性もある。中位~下位から抜け出すにはいち早くチームのスタイルを確立し、その上でLJL独自のメタに適応する事が重要だ。
あかさんの順位予想
1位 Detonation Focus Me
2位 V3 Esports
3位 Crest Gaming Act
4位 Fukuoka SoftBank HAWKS gaming
5位 Sengoku Gaming
6位 Burning Core
7位 AXIZ
8位 Rascal Jester
順位予想嫌いなんですけど、毎年和葉@さんに付き合わされてイヤイヤ書いてます。
ぶっちゃけこの予想もわりと適当です。
上位予想のチームもそれぞれどこかしらのロールやシナジー形成などに不安を抱えており、シーズン序盤は今のメタ、Bo1ということも加味すると結構荒れそうだなと見ています。
カギとなるのは2月中旬にある2週間の中休み。そこまでの戦いの中で課題を洗い出し、チームを修正できたチームがシーズン、ひいてはプレイオフを制すると思っています。
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