LCK 2019 Spring開幕!新ロースターとチームの紹介
大幅にロースターが変わった2019シーズンのLCKロースターを解説
こんにちは。
いよいよ1月16日からLCK 2019 Springが開幕します。
今季は選手の移籍が多かったので、どの選手がどこに行ったのか分からない、新加入の選手がどんな経歴なのか分からないといった方も多いんじゃないかとおもいます。
そこでチームの簡単な紹介と新ロースター、選手の移籍情報なんかをまとめた記事を作ってみました。
今年から日本語放送も始まりますし、観戦のお供に、応援するチームを探す手助けになればと思います。
チームは2018夏の順位で登場します。
LCKルーキーには☆、新加入の選手には〇をつけています。
選手、コーチは全て敬称略とさせていただきました。
戦績
LCK 2018夏 優勝
WCS 2018 ベスト8
KeSPACup 2018 ベスト4
ロースター
Top: Smeb Kingen
Jg: Score 〇UmTi(前JAG)
Mid: Bdd
ADC: ☆Zenit(前ESS)〇Gango(前USG)
Sup: ☆Mia(前KDM) 〇SnowFlower(前SUP)
脱退
Rush→EchoFox(LCS)
Pawn→KingzoneDragonX(LCK)
Ucal→AfreecaFreeecs(LCK)
Deft→KingzoneDragonX(LCK)
Mata→SK TelecomT1(LCK)
ドリームチームと呼ばれて2年、ついにLCK優勝の栄冠を手にしたKT Rolster。
勢いのまま乗り込んだWorldsではグループステージを余裕の首位通過、しかしベスト8で優勝したinvictusGamingに対し2-3の接戦を繰り広げるも敗戦、シーズンを終えた。
オフシーズンは若手のホープであるMidのUcal、誰もが認める超強力DUObotのDeftとMataが相次いで同一リーグへ流出。ファンはストーブリーグの炎上に身を焦がされたことだろう。
その中でSmebとKingenという強力なトップレーナーとチームの頭脳、Scoreが残留したのは救いだった。
トップサイドを制するのはトップレーナーにスターひしめくLCKでは重要で、ゲームを作る起点だけは最低限確保できた、といったところだろうか。
Ucalの代わりのMidは元KZのBddと同じくキャリーが出来るプレイヤーを確保できたものの、botレーンは国内外で評価の高いSnowFlowerを含めて全員がワイルドカード地区か韓国2部出身とDeft、Mataに代わるビッグネーム獲得とはならなかった。
UmTiはTeddyとならんで下位に沈むJAGのなかでは非常に評価の高い選手だっただけに、Scoreといういい手本を得てさらなる飛躍が期待される。
Gangoはご存知前USGでLJL経由では2人目のLCKプレイヤーに。
MiaはDarkcatという名前でSCARZのメンバーとしてLJLCSに参加していた過去を持っている。
Zenitも今度USGに加入したDasherと同じチームに所属していたなど、日本との縁があるプレイヤーが多いロースターになっている。
戦績
LCK 2018夏 準優勝
KeSPACup 2018 優勝
ロースター
Top: Sword
Jg: Tarzan
Mid: Chovy
ADC: Viper
Sup: Lehends ☆Kabbie
脱退
Rather→Flash Wolves(LMS)レンタル移籍
2018夏に一部に昇格するとそこから連勝街道を突っ走り、レギュラーシーズン2位、プレーオフでもスター軍団KT Rolsterをあと一歩まで追い詰めると目覚ましい活躍を見せた。
このチームの特徴といえば圧倒的な集団戦の上手さだろう。アグロピンポンの上手さは間違いなく世界一で、多少の不利を跳ね返してしまう逆転力が魅力だ。
スターター全員と2020年までの契約を延長したため、ストーブリーグでは大きな動きは無し。
この激動のシーズンで全メンバー固定で春シーズンに挑めるのは大きなアドバンテージと言えるだろう。
実際に春シーズンを占う昨年末に行われたKeSPACupでは1ゲームも落とすことなく優勝、と圧倒的な力を見せつけた。
新規プレイヤーとしてはチャレンジャー900LPという超高レートのサポートプレーヤーKabbieとサブとして獲得、KeSPACUPでHLEを破ったアマチュアチームからDoranとPlexを練習生として迎えるのみにおわった。
チャレンジャーアカウントを複数所有するTarzan、マークスマン以外チャンピオンの方が得意なViper、SupなのにソロQではシンジドばかりプレイするLehendsと個性的なプレイヤーが揃っている。
戦績
LCK 2018夏 3位
WCS 2018 ベスト8
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: Kiin
Jg: Spirit ☆Dread(前RGA)
Mid: 〇Ucal(前KT)
ADC: Aiming
Sup: Jelly ☆Proud(前SUN)
脱退
Summit→SANDBOX Gaming(LCK)
Ruby→VSG(LCK2部)
Mowgli→Team Vitality(LEC)
Kuro→Bilibili Gaming(LPL)
Kramer→LGD Gaming(LPL)
TusiN→KingzoneDragonX(LCK)
万年中堅チームだったが、10人ロースターをいち早く導入し2018春シーズンで2位に躍進。
夏は少し失速したもののプレーオフを勝ち上がり3位になり、韓国第2シードとして世界大会へと進出した。
Worldsではグループステージ1週目でふがいない結果に終わったことを受け、毎日10時間以上の練習試合を行って調子を戻した、というエピソードで知られるように、練習がとても厳しいことでも有名なチーム。
スターターだとKuro、Kramer、TusiNと3選手が抜けたものの、昨シーズンLCKで最もパフォーマンスのよかったMidレーナー、Ucalを獲得できたのは僥倖。
Aimingも不祥事でスタメンを失うまではKramerからスターターを奪いかけていた実力者だけに、TusiNの穴さえ埋めることが出来れば昨シーズンと同等の活躍が見込めるだろう。
TopのKiinも若くしてトッププレイヤーの仲間入りをしている選手で、19歳のKiin、17歳の
Ucal(1月30日に18歳になる)、18歳のAimingと10代のキャリー3人をキャリアの長いjgのSpiritがうまくまとめ上げられるか、というところが注目。
戦績
LCK 2018夏 4位
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: Rascal
Jg: Cuzz
Mid: 〇PawN(前KT)、☆Naehyun(前ESS)
ADC: 〇Deft(前KT)
Sup: 〇TusiN(前AFs)
脱退
Bdd→KT Rolster(LCK)
Khan→SK Telecom T1(LCK)
Peanut→Gen.G(LCK)
Pray→FA
GorillA→Misfits Gaming(LEC)
2018春には16勝2敗という圧倒的な強さで優勝、最強チームの名をほしいままにしたKingzoneDragonXだが、MSIではRNGに敗北。
以降夏シーズン、プレーオフ、リージョナルファイナルと徐々に調子を落としていってしまい、Worldsの出場を逃した。
今季のストーブリーグはなんとスターターが全員入れ替わるといういわゆるチームが「爆破」された状態になってしまった。
チームに残ったのは控えのTopだったRascalとCuzz。
Cuzzはシーズンを通してスターターを経験している選手だが、当時は脱退したBddがメインでコールを行っていたという話もあり、新しいMidとシナジーが生み出せるかが課題となる。
RascalはLJLでRascal Jesterに所属していたことから現在のSNにしたというエピソードを持つ、LJL経由のLCKプレイヤー第1号だけに、チームを去った前任のKhanという偉大な選手の穴を埋めるのは難しいだろうが、活躍する姿を見せてほしい。
新MidレーナーのPawNは怪我からの復帰シーズンになる。KeSPACupでのパフォーマンスがいまいちだったこともあって、チームは年明け後に2部出身のNaehyunを獲得。
蓋を開けて見なければわからないが、トップサイド3人に関しては正直オフシーズンの評価としては今一つと言わざるを得ないだろう。
一方ボットレーナーはDeft、TusiNと実力、実績ともに申し分ない2人を獲得できた。
メタ的にボットが試合を壊すという展開は見られないかもしれないが、ここはKZファンにとっては唯一の救いになりそうだ。
戦績
LCK 2018夏 5位
WCS 2018 ベスト16
KeSPACup 2018 準優勝
ロースター
Top: CuVee 〇Roach(前KDM)
Jg: 〇Peanut(前KZ)
Mid: Fly
ADC: Ruler
Sup: Life
脱退
Mong→FA
Haru→SK Telecom T1(LCK)
CoreJJ→Team Liquid(LCS)
Ambition→引退
Crown→OpTic Gaming(LCS)
2017年にはSamsung Garaxyというチーム名でWorldsを制覇したチームだが、2018年は苦戦した1年だった。
韓国の第3シードとしてギリギリ世界への切符をつかんだものの、グループステージでまさかの1勝5敗で最下位、地元開催のWorldsで屈辱の結果に。
チームを長年けん引してきたCrownが北米に移籍、Ambitionが引退と解体的出直しになった2018オフシーズンだったが、KingzoneDragonXからスタープレイヤーであるPeanutを獲得。
移籍のCoreJJの代わりにスタメンを獲得したLifeの活躍もあってKeSPA Cupでは2位と好成績を残した。
CuVee、Rulerはそれぞれのロールでリーグを代表するレベルの選手で、Flyは昨シーズン不調だったCrownにかわっていいプレーを見せていた。今季も計算の出来るプレイヤーはしっかり残し、良いストーブリーグを過ごせた。
Rulerの調子がチームの調子といった傾向が昨シーズンはあっただけに、Peanutがゲームをけん引するといったシーンが見られるか、RulerとLifeのシナジーが生み出せるか、がポイントだ。
不安要素があるとすればロースターの層が薄い点。RoachはLCKでは平均的なプレイヤーで、積極的にスターターで使いたいプレイヤーではないだろう。
10人ロースターが一般化しつつあるいまの競技シーンで、6人ロースターのGENがどれくらい活躍できるかは良くも悪くも注目の的。
戦績
LCK 2018 夏 6位
KeSPACup 2018 13位-19位
ロースター
Top: 〇SoHwan(前JAG) 〇Thal(前SKT)
Jg: 〇Bono(前bbq) ☆Moojin(前FW)
Mid: Lava 〇Tempt(前bbq)
ADC: ☆Clever Sangyoon
Sup: ☆Asper Key
脱退
Brook→Afreeca Freeecs(LCK)
Lindarang→Jin Air GreenWings(LCK)
SeongHwan→FA
Mightybear→VSG(LCK2部)
Kuzan→ES Sharks(LCK2部)
ザ・中堅チームといったポジションに落ち着いてしまっているHLE。
今ストーブリーグでは積極的な補強に動き、FlashWolvesのMoojin、SK TelecomT1のThalなど良い選手を獲得し、2019シーズンへの期待が高まっていた。
しかしKeSPACupではまさかのアマチュアチーム相手に黒星を喫して初戦敗退と、新チームの船出は苦い結果に終わってしまった。
全ロールに新加入の選手がおり、まだまだチームとしてのシナジーが生み出せていない印象があるので春シーズンは上位を狙うというよりも試合を通じてチームとしての完成度を高めていく過程が必要そうだ。
新加入のメンバーの中で注目なのはやはりjgのMoojin。LMSでは非常に評価が高く、勝ち方を知っているプレイヤー。母国のリーグに戻ってどれくらいのパフォーマンスが発揮できるか、中堅に落ちついてしまっているチームの起爆剤になることを期待したい。
去年から在籍しているプレイヤーの中ではADCのSangyoonが一押し。2018夏シーズンでは良いパフォーマンスを見せてくれていたので、さらなる飛躍でチームをキャリーしてほしい。
戦績
LCK 2018 夏 7位
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: 〇Khan(前KZ) 〇Crazy(前bbq)
Jg: 〇Haru(前GEN) ☆Clid(前JDG)
Mid: Faker
ADC: 〇Teddy(前JAG) Leo
Sup: 〇Mata(前KT) Effort
脱退
Thal→Hanwha Life Esports(LCK)
Untara→FA
Blank→FA
Blossom→FA
Pirean→SK Gaming(LEC)
Bang→100 Thieves(LCS)
Wolf→SuperMassive(TCL)
シーズン3、5、6と3回の世界チャンピオンを経験するまさに王者のチーム。
MidのFakerはLoLプレイヤーの中でもっとも年俸が高い選手としても知られ、まさにゲームの顔としてシーンをけん引してきた。
しかし昨シーズンはHuni、Peanutといったタレントを相次いで放出、かわりのTop、Jgを自前選手の成長によって補おうとしたがうまく行かず、シーズン4以来のWorlds不出場という不名誉な結果に終わった。
これをうけて今オフはFakerを除くすべてのロースターを見直すという大改革の年になった。
特に長年チームを支えてきたBang、Wolfの脱退にはショックを受けたファンも多かっただろう。
しかし払った犠牲に対して得たものも大きかった。
当代一のキャリートップレーナーのKhan、安定したレーニングで評価の高いCrazy、攻撃的なプレイが売りのJg、HaruとClid、JAGのネクサスとも呼ばれた死なないADC Teddy、ライバルチームKTからスターサポートプレイヤーMataと大物選手がずらりと並ぶ、見るもまぶしいロースターを結成することとなった。
昨シーズンはサイドレーンからキャリーする手段が乏しく狙い撃ちにされていたFakerだが、これだけの両翼を得ることが出来れば、再び輝きを取り戻すことができるだろう。
弱点があるとすれば、やはりメンバーがほぼ全員入れ替わったことだろう。
チームとしての完成度では、GRFなどのメンバーチェンジの少ないチームと比べて劣るのは致し方ないところだ。
プレーオフ圏内に残り、春シーズンいっぱいかけて、ドリームメンバーをドリームチームへと昇華させていくことが出来るのか、注目だ。
戦績
LCK 2018 夏 8位
KeSPA Cup 2018 9-12位
ロースター
Top: 〇Lindarang(前HLE) ☆TaNa(前HOU)
Jg: 〇Marang(前WNS) ☆Seize
Mid: Grace ☆CheonGo(前KDM)
ADC: ☆Route(前GAL) 〇Stitch(前GRX)
Sup: ☆Kellin Nova
脱退
SoHwan→Hanwha Life Esports(LCK)
KaKAO→APK Prince(LCK2部)
Justice→FA
Teddy→SKT TelecomT1(LCK)
UmTi→KT Rolster(LCK)
降格圏ギリギリで毎回踏みとどまる下位チーム。
去年はSKT相手の90分ゲームなどドロドロのレイトゲームに持ち込むのが得意なイメージを持っているファンも多いのではないだろうか。
ドリームチームのSKT、Ucalを放出してしまったKT、チームが爆発したKZといった上位チームのストーブリーグに話題が集まったが、地味に爆死したのがこのJAGだ。
UmTiとTeddyという飛行機の両翼を失い、残ったのはGraceとNovaのみ。
前WinnersのMalrang、前HLEのLindarang、前G-RexのStitchと悪くない選手を補強できたものの、チームとしては0からの再出発といってもいい状態だ。
実際にKeSPACupでは2部チームであるGCB(現VSG)に完敗。
どれだけ早くチームの核となるプレイヤーを決めて、自分たちのスタイルを作り上げることが出来るかが、今シーズンの浮沈を左右するだろう。
コーチにはかつてLJLの7th HeavenでプレイしたAlivingoが加入した。Ever8Winnersを1部昇格に導いた手腕があるだけに、彼の指導にも期待したい。
戦績
Challengers Korea 2018夏 1位
KeSPACup 2018 ベスト4
ロースター
Top: ☆Nuguri
Jg: ☆Canyon Punch
Mid: ☆ShowMaker
ADC: 〇Aries(前bbq) ☆Nuclear
Sup: ☆ BeryL ☆Hoit
脱退
なし
LCK2部であるChallengersKoreaを13-1という圧倒的な強さで抜けてきた、2nd Griffinとも評される昇格チーム。
このチームの特徴は何と言ってもチームメンバーのソロQのレートの高さである。
Nuguri、Canyon、ShowMaker、Hoitの4人が驚異のChallenger1100LP越えで、開幕日の1月16日現在、スターター5人のうち4人がラダートップ10に名前を連ねている。(ADCのNuclearは1024LPで11位)
チームとしてのシナジーも昨シーズンからほとんどメンバーが変わっていない点から見ても問題ないだろう。
Jgで新加入のCanyonはなんと17歳。JUGKINGというアカウント名で有名で、ラダートップ10内に2つのアカウントを持っている。
同じソロQモンスターとして知られるGRF TarzanとのJg対決がいまから楽しみだ。
MidのShowMakerは昨シーズン中ラダー1位に到達。ChallengersKoreaでも高いパフォーマンスを見せていたが、プロモーションシリーズやKeSPAでは目立った活躍がなかったのが気がかり。
とはいえ彼はまだ18歳、TopのNuguriも19歳と伸びしろ抜群のソロレーナーの成長にも期待したい。
戦績
ChallengersKorea 2018夏 4位
KeSPACup 2018 9-12位
ロースター
Top: 〇Summit(前AFs) ☆Wizer
Jg: Crush ☆OnFleek
Mid: ☆Dove
ADC: 〇Ghost(前bbq) ☆Hollow
Sup: Joker 〇Totoro(前UoL)
脱退
SoaR→VSG(LCK2部)
Challengers Koreaではシーズン4位に終わったが、1位抜けのDAMWON Gamingに唯一土を付けたチームがこのチームの前身であるTeam Battlecomicsだった。
その後プレーオフ、プロモーションシリーズを駆け上がり、念願のLCKの参戦権を獲得した。
ロースターは若い選手と経験豊富な選手を各ロール1人ずつ配するバランスのよいものになっている。
若手選手の中ではOnFleekとDoveに注目。
Doveはレーニングの強さが特徴で、GRFのRatherなど一部レベルのプレイヤーを圧倒するシーンも良く見かけた。
OnFleekは昨シーズン途中から元7th HeavenのSavage選手にかわり加入すると、デビュー初戦から素晴らしいパフォーマンスでチームをキャリーし続け、昇格への道を切り開いた。
今シーズンはラダーで1位になるなど調子も上々のようだが、チャンピオンプールが特殊で狭い印象を受けたので、1部でどれだけ引き出しをもっているのか、真価が問われそう。
コーチには元DFM、RPGで指導していたDragon、元BCのLadenと日本のシーンとなじみのあるスタッフが名を連ねている。
特にDragonはチーム加入後2部の最下位付近を彷徨っていたチームを1年半で昇格に導くという素晴らしい仕事ぶりを見せている。
独特なピックやドラフトも飛び出すので、新しいメタの開発にも期待したい。
いよいよ1月16日からLCK 2019 Springが開幕します。
今季は選手の移籍が多かったので、どの選手がどこに行ったのか分からない、新加入の選手がどんな経歴なのか分からないといった方も多いんじゃないかとおもいます。
そこでチームの簡単な紹介と新ロースター、選手の移籍情報なんかをまとめた記事を作ってみました。
今年から日本語放送も始まりますし、観戦のお供に、応援するチームを探す手助けになればと思います。
チームは2018夏の順位で登場します。
LCKルーキーには☆、新加入の選手には〇をつけています。
選手、コーチは全て敬称略とさせていただきました。
KT Rolster(KT)
戦績
LCK 2018夏 優勝
WCS 2018 ベスト8
KeSPACup 2018 ベスト4
ロースター
Top: Smeb Kingen
Jg: Score 〇UmTi(前JAG)
Mid: Bdd
ADC: ☆Zenit(前ESS)〇Gango(前USG)
Sup: ☆Mia(前KDM) 〇SnowFlower(前SUP)
脱退
Rush→EchoFox(LCS)
Pawn→KingzoneDragonX(LCK)
Ucal→AfreecaFreeecs(LCK)
Deft→KingzoneDragonX(LCK)
Mata→SK TelecomT1(LCK)
チーム紹介
ドリームチームと呼ばれて2年、ついにLCK優勝の栄冠を手にしたKT Rolster。
勢いのまま乗り込んだWorldsではグループステージを余裕の首位通過、しかしベスト8で優勝したinvictusGamingに対し2-3の接戦を繰り広げるも敗戦、シーズンを終えた。
オフシーズンは若手のホープであるMidのUcal、誰もが認める超強力DUObotのDeftとMataが相次いで同一リーグへ流出。ファンはストーブリーグの炎上に身を焦がされたことだろう。
その中でSmebとKingenという強力なトップレーナーとチームの頭脳、Scoreが残留したのは救いだった。
トップサイドを制するのはトップレーナーにスターひしめくLCKでは重要で、ゲームを作る起点だけは最低限確保できた、といったところだろうか。
Ucalの代わりのMidは元KZのBddと同じくキャリーが出来るプレイヤーを確保できたものの、botレーンは国内外で評価の高いSnowFlowerを含めて全員がワイルドカード地区か韓国2部出身とDeft、Mataに代わるビッグネーム獲得とはならなかった。
UmTiはTeddyとならんで下位に沈むJAGのなかでは非常に評価の高い選手だっただけに、Scoreといういい手本を得てさらなる飛躍が期待される。
Gangoはご存知前USGでLJL経由では2人目のLCKプレイヤーに。
MiaはDarkcatという名前でSCARZのメンバーとしてLJLCSに参加していた過去を持っている。
Zenitも今度USGに加入したDasherと同じチームに所属していたなど、日本との縁があるプレイヤーが多いロースターになっている。
Griffin(GRF)
戦績
LCK 2018夏 準優勝
KeSPACup 2018 優勝
ロースター
Top: Sword
Jg: Tarzan
Mid: Chovy
ADC: Viper
Sup: Lehends ☆Kabbie
脱退
Rather→Flash Wolves(LMS)レンタル移籍
チーム紹介
2018夏に一部に昇格するとそこから連勝街道を突っ走り、レギュラーシーズン2位、プレーオフでもスター軍団KT Rolsterをあと一歩まで追い詰めると目覚ましい活躍を見せた。
このチームの特徴といえば圧倒的な集団戦の上手さだろう。アグロピンポンの上手さは間違いなく世界一で、多少の不利を跳ね返してしまう逆転力が魅力だ。
スターター全員と2020年までの契約を延長したため、ストーブリーグでは大きな動きは無し。
この激動のシーズンで全メンバー固定で春シーズンに挑めるのは大きなアドバンテージと言えるだろう。
実際に春シーズンを占う昨年末に行われたKeSPACupでは1ゲームも落とすことなく優勝、と圧倒的な力を見せつけた。
新規プレイヤーとしてはチャレンジャー900LPという超高レートのサポートプレーヤーKabbieとサブとして獲得、KeSPACUPでHLEを破ったアマチュアチームからDoranとPlexを練習生として迎えるのみにおわった。
チャレンジャーアカウントを複数所有するTarzan、マークスマン以外チャンピオンの方が得意なViper、SupなのにソロQではシンジドばかりプレイするLehendsと個性的なプレイヤーが揃っている。
Afreeca Freecs(AFs)
戦績
LCK 2018夏 3位
WCS 2018 ベスト8
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: Kiin
Jg: Spirit ☆Dread(前RGA)
Mid: 〇Ucal(前KT)
ADC: Aiming
Sup: Jelly ☆Proud(前SUN)
脱退
Summit→SANDBOX Gaming(LCK)
Ruby→VSG(LCK2部)
Mowgli→Team Vitality(LEC)
Kuro→Bilibili Gaming(LPL)
Kramer→LGD Gaming(LPL)
TusiN→KingzoneDragonX(LCK)
チーム紹介
万年中堅チームだったが、10人ロースターをいち早く導入し2018春シーズンで2位に躍進。
夏は少し失速したもののプレーオフを勝ち上がり3位になり、韓国第2シードとして世界大会へと進出した。
Worldsではグループステージ1週目でふがいない結果に終わったことを受け、毎日10時間以上の練習試合を行って調子を戻した、というエピソードで知られるように、練習がとても厳しいことでも有名なチーム。
スターターだとKuro、Kramer、TusiNと3選手が抜けたものの、昨シーズンLCKで最もパフォーマンスのよかったMidレーナー、Ucalを獲得できたのは僥倖。
Aimingも不祥事でスタメンを失うまではKramerからスターターを奪いかけていた実力者だけに、TusiNの穴さえ埋めることが出来れば昨シーズンと同等の活躍が見込めるだろう。
TopのKiinも若くしてトッププレイヤーの仲間入りをしている選手で、19歳のKiin、17歳の
Ucal(1月30日に18歳になる)、18歳のAimingと10代のキャリー3人をキャリアの長いjgのSpiritがうまくまとめ上げられるか、というところが注目。
Kingzone DragonX(KZ)
戦績
LCK 2018夏 4位
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: Rascal
Jg: Cuzz
Mid: 〇PawN(前KT)、☆Naehyun(前ESS)
ADC: 〇Deft(前KT)
Sup: 〇TusiN(前AFs)
脱退
Bdd→KT Rolster(LCK)
Khan→SK Telecom T1(LCK)
Peanut→Gen.G(LCK)
Pray→FA
GorillA→Misfits Gaming(LEC)
チーム紹介
2018春には16勝2敗という圧倒的な強さで優勝、最強チームの名をほしいままにしたKingzoneDragonXだが、MSIではRNGに敗北。
以降夏シーズン、プレーオフ、リージョナルファイナルと徐々に調子を落としていってしまい、Worldsの出場を逃した。
今季のストーブリーグはなんとスターターが全員入れ替わるといういわゆるチームが「爆破」された状態になってしまった。
チームに残ったのは控えのTopだったRascalとCuzz。
Cuzzはシーズンを通してスターターを経験している選手だが、当時は脱退したBddがメインでコールを行っていたという話もあり、新しいMidとシナジーが生み出せるかが課題となる。
RascalはLJLでRascal Jesterに所属していたことから現在のSNにしたというエピソードを持つ、LJL経由のLCKプレイヤー第1号だけに、チームを去った前任のKhanという偉大な選手の穴を埋めるのは難しいだろうが、活躍する姿を見せてほしい。
新MidレーナーのPawNは怪我からの復帰シーズンになる。KeSPACupでのパフォーマンスがいまいちだったこともあって、チームは年明け後に2部出身のNaehyunを獲得。
蓋を開けて見なければわからないが、トップサイド3人に関しては正直オフシーズンの評価としては今一つと言わざるを得ないだろう。
一方ボットレーナーはDeft、TusiNと実力、実績ともに申し分ない2人を獲得できた。
メタ的にボットが試合を壊すという展開は見られないかもしれないが、ここはKZファンにとっては唯一の救いになりそうだ。
Gen.G(GEN)
戦績
LCK 2018夏 5位
WCS 2018 ベスト16
KeSPACup 2018 準優勝
ロースター
Top: CuVee 〇Roach(前KDM)
Jg: 〇Peanut(前KZ)
Mid: Fly
ADC: Ruler
Sup: Life
脱退
Mong→FA
Haru→SK Telecom T1(LCK)
CoreJJ→Team Liquid(LCS)
Ambition→引退
Crown→OpTic Gaming(LCS)
チーム紹介
2017年にはSamsung Garaxyというチーム名でWorldsを制覇したチームだが、2018年は苦戦した1年だった。
韓国の第3シードとしてギリギリ世界への切符をつかんだものの、グループステージでまさかの1勝5敗で最下位、地元開催のWorldsで屈辱の結果に。
チームを長年けん引してきたCrownが北米に移籍、Ambitionが引退と解体的出直しになった2018オフシーズンだったが、KingzoneDragonXからスタープレイヤーであるPeanutを獲得。
移籍のCoreJJの代わりにスタメンを獲得したLifeの活躍もあってKeSPA Cupでは2位と好成績を残した。
CuVee、Rulerはそれぞれのロールでリーグを代表するレベルの選手で、Flyは昨シーズン不調だったCrownにかわっていいプレーを見せていた。今季も計算の出来るプレイヤーはしっかり残し、良いストーブリーグを過ごせた。
Rulerの調子がチームの調子といった傾向が昨シーズンはあっただけに、Peanutがゲームをけん引するといったシーンが見られるか、RulerとLifeのシナジーが生み出せるか、がポイントだ。
不安要素があるとすればロースターの層が薄い点。RoachはLCKでは平均的なプレイヤーで、積極的にスターターで使いたいプレイヤーではないだろう。
10人ロースターが一般化しつつあるいまの競技シーンで、6人ロースターのGENがどれくらい活躍できるかは良くも悪くも注目の的。
Hanwha Life Esports(HLE)
戦績
LCK 2018 夏 6位
KeSPACup 2018 13位-19位
ロースター
Top: 〇SoHwan(前JAG) 〇Thal(前SKT)
Jg: 〇Bono(前bbq) ☆Moojin(前FW)
Mid: Lava 〇Tempt(前bbq)
ADC: ☆Clever Sangyoon
Sup: ☆Asper Key
脱退
Brook→Afreeca Freeecs(LCK)
Lindarang→Jin Air GreenWings(LCK)
SeongHwan→FA
Mightybear→VSG(LCK2部)
Kuzan→ES Sharks(LCK2部)
チーム紹介
ザ・中堅チームといったポジションに落ち着いてしまっているHLE。
今ストーブリーグでは積極的な補強に動き、FlashWolvesのMoojin、SK TelecomT1のThalなど良い選手を獲得し、2019シーズンへの期待が高まっていた。
しかしKeSPACupではまさかのアマチュアチーム相手に黒星を喫して初戦敗退と、新チームの船出は苦い結果に終わってしまった。
全ロールに新加入の選手がおり、まだまだチームとしてのシナジーが生み出せていない印象があるので春シーズンは上位を狙うというよりも試合を通じてチームとしての完成度を高めていく過程が必要そうだ。
新加入のメンバーの中で注目なのはやはりjgのMoojin。LMSでは非常に評価が高く、勝ち方を知っているプレイヤー。母国のリーグに戻ってどれくらいのパフォーマンスが発揮できるか、中堅に落ちついてしまっているチームの起爆剤になることを期待したい。
去年から在籍しているプレイヤーの中ではADCのSangyoonが一押し。2018夏シーズンでは良いパフォーマンスを見せてくれていたので、さらなる飛躍でチームをキャリーしてほしい。
SK Telecom T1(SKT)
戦績
LCK 2018 夏 7位
KeSPACup 2018 ベスト8
ロースター
Top: 〇Khan(前KZ) 〇Crazy(前bbq)
Jg: 〇Haru(前GEN) ☆Clid(前JDG)
Mid: Faker
ADC: 〇Teddy(前JAG) Leo
Sup: 〇Mata(前KT) Effort
脱退
Thal→Hanwha Life Esports(LCK)
Untara→FA
Blank→FA
Blossom→FA
Pirean→SK Gaming(LEC)
Bang→100 Thieves(LCS)
Wolf→SuperMassive(TCL)
チーム解説
シーズン3、5、6と3回の世界チャンピオンを経験するまさに王者のチーム。
MidのFakerはLoLプレイヤーの中でもっとも年俸が高い選手としても知られ、まさにゲームの顔としてシーンをけん引してきた。
しかし昨シーズンはHuni、Peanutといったタレントを相次いで放出、かわりのTop、Jgを自前選手の成長によって補おうとしたがうまく行かず、シーズン4以来のWorlds不出場という不名誉な結果に終わった。
これをうけて今オフはFakerを除くすべてのロースターを見直すという大改革の年になった。
特に長年チームを支えてきたBang、Wolfの脱退にはショックを受けたファンも多かっただろう。
しかし払った犠牲に対して得たものも大きかった。
当代一のキャリートップレーナーのKhan、安定したレーニングで評価の高いCrazy、攻撃的なプレイが売りのJg、HaruとClid、JAGのネクサスとも呼ばれた死なないADC Teddy、ライバルチームKTからスターサポートプレイヤーMataと大物選手がずらりと並ぶ、見るもまぶしいロースターを結成することとなった。
昨シーズンはサイドレーンからキャリーする手段が乏しく狙い撃ちにされていたFakerだが、これだけの両翼を得ることが出来れば、再び輝きを取り戻すことができるだろう。
弱点があるとすれば、やはりメンバーがほぼ全員入れ替わったことだろう。
チームとしての完成度では、GRFなどのメンバーチェンジの少ないチームと比べて劣るのは致し方ないところだ。
プレーオフ圏内に残り、春シーズンいっぱいかけて、ドリームメンバーをドリームチームへと昇華させていくことが出来るのか、注目だ。
Jin Air GreenWings(JAG)
戦績
LCK 2018 夏 8位
KeSPA Cup 2018 9-12位
ロースター
Top: 〇Lindarang(前HLE) ☆TaNa(前HOU)
Jg: 〇Marang(前WNS) ☆Seize
Mid: Grace ☆CheonGo(前KDM)
ADC: ☆Route(前GAL) 〇Stitch(前GRX)
Sup: ☆Kellin Nova
脱退
SoHwan→Hanwha Life Esports(LCK)
KaKAO→APK Prince(LCK2部)
Justice→FA
Teddy→SKT TelecomT1(LCK)
UmTi→KT Rolster(LCK)
チーム紹介
降格圏ギリギリで毎回踏みとどまる下位チーム。
去年はSKT相手の90分ゲームなどドロドロのレイトゲームに持ち込むのが得意なイメージを持っているファンも多いのではないだろうか。
ドリームチームのSKT、Ucalを放出してしまったKT、チームが爆発したKZといった上位チームのストーブリーグに話題が集まったが、地味に爆死したのがこのJAGだ。
UmTiとTeddyという飛行機の両翼を失い、残ったのはGraceとNovaのみ。
前WinnersのMalrang、前HLEのLindarang、前G-RexのStitchと悪くない選手を補強できたものの、チームとしては0からの再出発といってもいい状態だ。
実際にKeSPACupでは2部チームであるGCB(現VSG)に完敗。
どれだけ早くチームの核となるプレイヤーを決めて、自分たちのスタイルを作り上げることが出来るかが、今シーズンの浮沈を左右するだろう。
コーチにはかつてLJLの7th HeavenでプレイしたAlivingoが加入した。Ever8Winnersを1部昇格に導いた手腕があるだけに、彼の指導にも期待したい。
DAMWON Gaming(DWG)
戦績
Challengers Korea 2018夏 1位
KeSPACup 2018 ベスト4
ロースター
Top: ☆Nuguri
Jg: ☆Canyon Punch
Mid: ☆ShowMaker
ADC: 〇Aries(前bbq) ☆Nuclear
Sup: ☆ BeryL ☆Hoit
脱退
なし
チーム紹介
LCK2部であるChallengersKoreaを13-1という圧倒的な強さで抜けてきた、2nd Griffinとも評される昇格チーム。
このチームの特徴は何と言ってもチームメンバーのソロQのレートの高さである。
Nuguri、Canyon、ShowMaker、Hoitの4人が驚異のChallenger1100LP越えで、開幕日の1月16日現在、スターター5人のうち4人がラダートップ10に名前を連ねている。(ADCのNuclearは1024LPで11位)
チームとしてのシナジーも昨シーズンからほとんどメンバーが変わっていない点から見ても問題ないだろう。
Jgで新加入のCanyonはなんと17歳。JUGKINGというアカウント名で有名で、ラダートップ10内に2つのアカウントを持っている。
同じソロQモンスターとして知られるGRF TarzanとのJg対決がいまから楽しみだ。
MidのShowMakerは昨シーズン中ラダー1位に到達。ChallengersKoreaでも高いパフォーマンスを見せていたが、プロモーションシリーズやKeSPAでは目立った活躍がなかったのが気がかり。
とはいえ彼はまだ18歳、TopのNuguriも19歳と伸びしろ抜群のソロレーナーの成長にも期待したい。
SANDBOX Gaming(SB)
戦績
ChallengersKorea 2018夏 4位
KeSPACup 2018 9-12位
ロースター
Top: 〇Summit(前AFs) ☆Wizer
Jg: Crush ☆OnFleek
Mid: ☆Dove
ADC: 〇Ghost(前bbq) ☆Hollow
Sup: Joker 〇Totoro(前UoL)
脱退
SoaR→VSG(LCK2部)
チーム紹介
Challengers Koreaではシーズン4位に終わったが、1位抜けのDAMWON Gamingに唯一土を付けたチームがこのチームの前身であるTeam Battlecomicsだった。
その後プレーオフ、プロモーションシリーズを駆け上がり、念願のLCKの参戦権を獲得した。
ロースターは若い選手と経験豊富な選手を各ロール1人ずつ配するバランスのよいものになっている。
若手選手の中ではOnFleekとDoveに注目。
Doveはレーニングの強さが特徴で、GRFのRatherなど一部レベルのプレイヤーを圧倒するシーンも良く見かけた。
OnFleekは昨シーズン途中から元7th HeavenのSavage選手にかわり加入すると、デビュー初戦から素晴らしいパフォーマンスでチームをキャリーし続け、昇格への道を切り開いた。
今シーズンはラダーで1位になるなど調子も上々のようだが、チャンピオンプールが特殊で狭い印象を受けたので、1部でどれだけ引き出しをもっているのか、真価が問われそう。
コーチには元DFM、RPGで指導していたDragon、元BCのLadenと日本のシーンとなじみのあるスタッフが名を連ねている。
特にDragonはチーム加入後2部の最下位付近を彷徨っていたチームを1年半で昇格に導くという素晴らしい仕事ぶりを見せている。
独特なピックやドラフトも飛び出すので、新しいメタの開発にも期待したい。
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