アサシン 脅威のメキャニクス 基本編
脅威の計算式やルーンマスタリーの変更の話。お勉強風味です。
この記事ではアサシン用に用意されたアイテムやそれに伴った変更について考察していこうと思います。
長くなりそうなので、こちらは基本編、脅威の仕組みやルーン、マスタリーを扱っていきます。
アイテム個別の考察は別記事になっているので、手っ取り早くアイテムの解説がみたい!という方はそちらをご覧ください。
アサシンアップデートで一番の大きな変更は、チャンピオンのリメイク以外ですと固定の物理防御貫通が廃止され、脅威というスタッツに置き換わったことでしょう。
この脅威というスタッツが追加されたことで序盤からのスノーボールが起こりにくくなりました。
アイテム編というタイトルで触れるのも少し不自然かもしれませんが、物理防御貫通ルーンの変更が大きいです。
ウルトを覚えた途端にロームしはじめ、あちこちでキルをとってスノーボールをするも、後半になると物理防御をスタックされて息切れする、といったADアサシンの風物詩的な光景は少し減りそうです。
「はぁ・・・俺が序盤スノーボールしたのに・・・this team・・・」
詳しく説明すると獲得している数値の40%は固定値として、残りの60%を攻撃対象のレベルが上がるに応じて獲得していく、というスタッツです。
レベル依存する60%のほうは、レベル18で全てを物理防御貫通として得られます。レベル6なら3分の1、レベル12なら3分の2といった具合です。
たとえば、脅威+10のチャンピオンがレベル9の相手チャンピオンを攻撃した場合、4+6×0.5=7の物理防御貫通を得られるといった感じです。
単純なナーフかのように見えますが、レベルによって減算される分を考慮して、脅威は以前の物理防御貫通と比べて数値が大きめになっています。
アイテム考察の本編には相手のレベルがいくつになったら、以前の物理防御貫通と同程度の効果になるかも併記しておきますので参考にしてください。
これの導入により、序盤のミスやジャングルインベイド、ロームの失敗などで不利を背負ったアサシンは巻き返しがしやすくなりました。
今回のアサシンアップデートは、全体的にいままでのギャンブルじみていたアサシンのスノーボールをプラス面、マイナス面ともに緩和しようという考えの元設計されていますね。
ところでラストウィスパー系はどうなのかというと、相手の増加物理防御を参照するので変更はありません。
なので相手が防御をスタックしはじめてから買うのが効果的なのは今まで通りです。
「タンク殺し三銃士を連れて来たよ。」
脅威の変更に伴ったルーンとマスタリーの更新も確認しておきましょう。これらもビルドの重要な要素なのです。
(むしろ試合が始まってから変更できない面ではアイテムより重要かも)
正直いってこれが物理防御貫通系では一番大きなナーフです。
序中盤のダメージだけを見るならば物理攻撃ルーンに差し替えた方が強いかもしれません。
実際プロプレイヤーのルーンを見ても、印と真髄をすべて物理攻撃(AD)にしているプレイヤーが散見されました。
ちなみに
脅威の印 + 物理攻撃の真髄 の場合、 脅威+14.4 物理攻撃+6.75
物理攻撃の印+ 脅威の真髄 の場合、 脅威+9.6 物理攻撃+8.15
となります。
最序盤は後者のほうが強いですが、ファーストリコールくらいからは差がほとんどなくなって、徐々に前者のほうが逆転していく感じです。たぶん。
(ざっくり計算したので間違ってたら許してください)
なんとこの精密動作のマスタリーに関しては、純バフとなっています。レベル1の時点で3.6の物理貫通効果が得られます。
ルーンを弱体化させたからこちらで補ってくださいというRiot先輩の優しい心遣いですね。
アップデート前、セレイテッドダークから得られた物理貫通は10だったので、このマスタリーではその3分の1以下しか物理貫通を得られませんでした。
が、アプデ後はセレイテッドダークが脅威+15なので、なんとこのマスタリーひとつでその半分以上を得ることができるのです。
があるツリーなので、アサシンは絶対に5ポイント振るべきマスタリーです。
アサシンに限らず、計略思想マスタリー(真ん中のツリー)にポイントを回すことができるADチャンプは取る価値があると言えるでしょう。
<<精密動作性:A(超スゴイ)>>
筆者個人としてはこういうゲーム外(試合外のほうが適切かも)の細かな仕様や算数じみた話はとても好きなのですが、多くのゲーマーにとっては少し退屈な内容だったかもしれません。
でも安心してください。次回は変更や追加されたアイテムがどれくらい価値に見合っているか、バフなのかナーフなのか、どんなチャンピオンやシチュエーションにマッチするか、ばっちり考察していこうと思っていますので宜しくお願いします。
長くなりそうなので、こちらは基本編、脅威の仕組みやルーン、マスタリーを扱っていきます。
アイテム個別の考察は別記事になっているので、手っ取り早くアイテムの解説がみたい!という方はそちらをご覧ください。
アサシンアップデートってチャンピオンの変更だけっしょ?
アサシンアップデートで一番の大きな変更は、チャンピオンのリメイク以外ですと固定の物理防御貫通が廃止され、脅威というスタッツに置き換わったことでしょう。
この脅威というスタッツが追加されたことで序盤からのスノーボールが起こりにくくなりました。
アイテム編というタイトルで触れるのも少し不自然かもしれませんが、物理防御貫通ルーンの変更が大きいです。
ウルトを覚えた途端にロームしはじめ、あちこちでキルをとってスノーボールをするも、後半になると物理防御をスタックされて息切れする、といったADアサシンの風物詩的な光景は少し減りそうです。
「はぁ・・・俺が序盤スノーボールしたのに・・・this team・・・」
そもそも脅威ってどんなスタッツなの?
脅威とは攻撃した相手のレベルが高いほど効果が大きくなる物理貫通(アーマーペネトレーション)のことです。
詳しく説明すると獲得している数値の40%は固定値として、残りの60%を攻撃対象のレベルが上がるに応じて獲得していく、というスタッツです。
レベル依存する60%のほうは、レベル18で全てを物理防御貫通として得られます。レベル6なら3分の1、レベル12なら3分の2といった具合です。
たとえば、脅威+10のチャンピオンがレベル9の相手チャンピオンを攻撃した場合、4+6×0.5=7の物理防御貫通を得られるといった感じです。
単純なナーフかのように見えますが、レベルによって減算される分を考慮して、脅威は以前の物理防御貫通と比べて数値が大きめになっています。
アイテム考察の本編には相手のレベルがいくつになったら、以前の物理防御貫通と同程度の効果になるかも併記しておきますので参考にしてください。
これの導入により、序盤のミスやジャングルインベイド、ロームの失敗などで不利を背負ったアサシンは巻き返しがしやすくなりました。
今回のアサシンアップデートは、全体的にいままでのギャンブルじみていたアサシンのスノーボールをプラス面、マイナス面ともに緩和しようという考えの元設計されていますね。
ところでラストウィスパー系はどうなのかというと、相手の増加物理防御を参照するので変更はありません。
なので相手が防御をスタックしはじめてから買うのが効果的なのは今まで通りです。
「タンク殺し三銃士を連れて来たよ。」
ルーンとマスタリーの変更の話
脅威の変更に伴ったルーンとマスタリーの更新も確認しておきましょう。これらもビルドの重要な要素なのです。
(むしろ試合が始まってから変更できない面ではアイテムより重要かも)
脅威の印
物理防御貫通1.26 ⇒ 脅威1.60 レベル12で元の物理貫通効果
脅威の真髄
物理防御貫通2.56 ⇒ 脅威3.20 レベル12で元の物理貫通効果
正直いってこれが物理防御貫通系では一番大きなナーフです。
序中盤のダメージだけを見るならば物理攻撃ルーンに差し替えた方が強いかもしれません。
実際プロプレイヤーのルーンを見ても、印と真髄をすべて物理攻撃(AD)にしているプレイヤーが散見されました。
ちなみに
脅威の印 + 物理攻撃の真髄 の場合、 脅威+14.4 物理攻撃+6.75
物理攻撃の印+ 脅威の真髄 の場合、 脅威+9.6 物理攻撃+8.15
となります。
最序盤は後者のほうが強いですが、ファーストリコールくらいからは差がほとんどなくなって、徐々に前者のほうが逆転していく感じです。たぶん。
(ざっくり計算したので間違ってたら許してください)
精密動作
5ポイントで、固定値物理防御貫通3(+ 1レベルにつき0.3)を獲得 ⇒ 脅威 8.5を獲得
なんとこの精密動作のマスタリーに関しては、純バフとなっています。レベル1の時点で3.6の物理貫通効果が得られます。
ルーンを弱体化させたからこちらで補ってくださいというRiot先輩の優しい心遣いですね。
アップデート前、セレイテッドダークから得られた物理貫通は10だったので、このマスタリーではその3分の1以下しか物理貫通を得られませんでした。
が、アプデ後はセレイテッドダークが脅威+15なので、なんとこのマスタリーひとつでその半分以上を得ることができるのです。
があるツリーなので、アサシンは絶対に5ポイント振るべきマスタリーです。
アサシンに限らず、計略思想マスタリー(真ん中のツリー)にポイントを回すことができるADチャンプは取る価値があると言えるでしょう。
<<精密動作性:A(超スゴイ)>>
次回はいよいよアイテム編
筆者個人としてはこういうゲーム外(試合外のほうが適切かも)の細かな仕様や算数じみた話はとても好きなのですが、多くのゲーマーにとっては少し退屈な内容だったかもしれません。
でも安心してください。次回は変更や追加されたアイテムがどれくらい価値に見合っているか、バフなのかナーフなのか、どんなチャンピオンやシチュエーションにマッチするか、ばっちり考察していこうと思っていますので宜しくお願いします。
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