WCS2017 注目チャンピオン、プレイヤー紹介(ジャングル編)
第2回はジャングル編。グラガスのナーフなど。
WCSをピック面から予測する記事、第2回はジャングラーです。
トップレーン編はこちら
ミッドレーン編はこちら
ADC編はこちら
サポート編はこちら
まずはWorlds2017の使用パッチであるPatch7.18でのジャングラーの変更を確認していきましょう。
バフ
リー・シン
ニダリー
レンガ―
アイバーン
ナーフ
グラガス
エリス
ジャーバンIV
アイテムの変更
エンチャント:シンダーハルク
騎士の誓い
グラガスはpatch7.17でジャングラーにとって重要な攻撃速度のベース値をナーフされました。
この7.17で行われたLCK Promosion でもかなり苦戦しており、評価を落としていました。それに加え、今回主力のエンゲージスキルであるEの
ボディスラムの当たり判定が縮小、そしてコアビルドであるシンダーハルク、騎士の誓いが共にナーフされるなど、今シーズン安定してピックされ続けてきたグラガスが徹底的にいじめられてしまった、というようなパッチになっています。
チャンピオンの項でも触れますが、おそらくピック数は相当減ると思います。
トップレーン編でも触れましたが、
フィオラのバフにより、トップレーンはファイターがピックされる機会も増えそうなので、序盤からgankをしかけ、スノーボールを狙えるようなジャングラーの評価があがりそうです。
その筆頭格である
エリスがナーフを受けてしまったので、大きなバフとはいいがたいですがバフの恩恵、相対的なタンク系ジャングラーのナーフも相まって
リー・シンが競技シーンに戻ってきそうです。
それでは個別にチャンピオンを見ていきましょう。
さてチャンピオン個別に見ていきましょう。
ジャングラーはトップよりはピック幅が狭いので取り上げるチャンピオンもやや減ると思います。
セジュアニは、グラガスが亡き後、タンクジャングラーの中でもっとも優先度が高いピックになるのは間違いないでしょう。
タンクとしてフロントラインを張ることはもちろん、アルティメットの
グラシャルプリズンはイニシエート、ピール、ゾーニングと様々な活用法があり、どんな構成にもマッチする柔軟性があります。
トップのファイターはどれもmelee、近接タイプのチャンピオンであり、Eの
永久凍土の影響も受けるため、トップレーンに対してのある程度早い段階でのgankも期待できます。
タンク系のアイテムのナーフがあったとはいえ、トリスターナやエズリアルといったブリンクが優秀なADCを捕まえるのが苦手な点を除けば、死角のない安全なピックになるとおもいます。
トップ、ミッド、ジャングル、サポート、さまざまなロールでピックされ、優勝チームスキンに選ばれたこともあるお祭り男・グラガスですが、今回のWCSでは彼の席はなさそうです。
パッチの項でも触れましたが、ここ2つのパッチで競技シーンで戦うのにはつらいナーフを受けてしまいました。
アルティメット自体は依然として強力で、
コグ=マウのようなチャンピオンには有効なので、ユーティリティとしてピックしておいて、仕方なくジャングル、あるいはサポートとして運用するチームは出てくるかも知れません。
マップコントロール能力、序盤からのガンクポテンシャル、集団戦でのアグロコントロールと非常に器用な性能を持つ彼女は、シンダーハルクのナーフによってもしかするとAD寄りのビルド、
エンチャント:ウォリアーや
ブラック・クリーバーを購入するビルド、に主流ビルドは移り変わるかもしれませんが、いずれにせよ、
グラガスが失った議席数を一定は確保するものと思われます。
バックラインに飛び込む能力にやや欠けるので、タンクにつよいADCと合わせたり、スプリットプッシュ能力の高いトップレーナーと組み合わせたりと多少の工夫がドラフト面で必要になってくると思います。
ギャンカーの頂点として長い間メタに君臨している蜘蛛の女王ですが、今回のナーフで中盤でのプレッシャーが大分削り取られました。
最序盤で有利を築く能力に関してはほぼ変わりないので、トップに
レネクトンを置いて、相手の
フィオラを潰しにかかるといった今シーズン中盤に良く見られた使い方はまだまだ可能です。
中盤のダメージが減ったことでAPビルドではなく以前のようなタンクビルドにするという選択肢もありますが、シンダーハルク、騎士の誓いのタンクジャングラーハッピーセットが弱体化しましたからやや旨味はうすい印象です。
本パッチでは
イブリンのような最序盤でリードを作れないと失速するといった位置づけになっているとおもいます。
リー・シン自身のバフはWの
守りの型のシールド量増加とそれほど大きなバフとは言えないですが、再三上げていますが、タンクジャングラー向けのアイテムがナーフされ、
グラガスやこの後出てきますが
ジャーバンIVや
マオカイといったトップとのフレックスピックになっているチャンピオンもジャングル運用する機会が減りそうなこと、そしてトップでファイターが流行りそうなことを踏まえて、ガンク、イニシエート、ピールをバランスよくこなせるリー・シンはまたピックされるようになると考えています。
ジャングルジャーバンIVは、トップレーンでピックされるときとは異なり、ほとんどの場合でフルタンクにビルドされてきました。
このタンク性能を支えてきたコアアイテムのナーフとジャーバン自身のタンク性能のナーフが入ったので、ややピックの優先度は下がってしまったのかなと思います。
とはいえ
コグ=マウなどのチャンピオンを捕まえる性能はもちろん下がっていませんし、トップとしてはまだまだピック水準だと思われるので、フレックスピックとして確保してジャングルに回るという消極的ピックはされ続けるでしょう。
ジャーバンIVとほぼ同様です。
マオカイには
苗木投げがありマップコントロール能力が高く、アルティメットの
大地の捕縛はエンゲージにもディスエンゲージにも使用できるといった自在性があります。
トップにスプリットプッシャーを置いたり、他のエンゲージ手段が用意できるときにはジャーバンよりもマオカイのほうがチームに貢献しやすいでしょう。
ケインはチームゲームにおいては中々変身のためのゲージが溜められず、ハイリスクハイリターンなピックだとは思いますが、パッチ7.18は彼をピックしやすい環境にはなってきていると思います。
ダイブ性能が非常に高いので、トップにスノーボールできる
カミールのようなチャンピオンを置いたり、味方のトップレーナーに
シェンを配してボットレーンへのダイブを仕掛けたりと、ケインと相性のいいチャンピオンが多いメタといえるでしょう。
相手のジャングラーの動きを研究したり、チャンピオン性能がやや特殊だったりと事前準備が他のチャンピオンよりも必要なので、流行るというよりは、ケインの使い手にとってはピックしやすい状況になっている、といった感じです。
タンクジャングラーのナーフ、ファイターメタの到来でピック数を増やしそうなチャンピオンです。
キャッチ性能やスノーボール性能が高く、集団戦もアサシンの中では戦いやすい部類なのでリスクが低いピックだといえるでしょう。
シーズン後半、この殺人バッタがピックされてこなかった大きな理由として、
アリスター、
ジャンナといった飛び込む系のチャンピオンに強いサポートがメタにあがっている点があげられます。
特に
アリスターはジャングル内で捕まえてキルするといったことも難しいので、自分たちでピックする、あるいはBANをするといった前準備が必要でしょう。
ピックを後半まで保留する必要があるので、2ndBANフェイズでカ=ジックスがBANされるというシーンも見られるかもしれません。
カ=ジックスとほぼ同様ですが、弱点だった序盤のジャングリングに関してはバフによっていくらか改善しました。
シェンと一緒にピックし、サブマリンコンボ(レンガーのアルティメットの
狩猟本能で姿を消し、シェンがそれに
瞬身護法を合わせることで突然2体のチャンピオンが現れるというテクニック)を狙うチームは確実に出てくるでしょう。
ニダリーはにらみ合いに強くなるバフを受けました。
トップファイターにスプリットプッシュをさせながらバロンなどのオブジェクト周りでにらみ合いをする、といった状況が作れれば活躍できるポテンシャルはあります。
相手のジャングルをコントロールするタイプのチャンピオンなので、ピック段階でストロングサイドを作り出せるか、というのも運用する際にポイントとなります。
たとえばミッドにロームの出来る
タリヤ、ボットにレーンでアドバンテージを取れる
ヴァルス、
ルルのようなチーム構成にできれば彼女をうまく運用できるかもしれません。
ガンク性能は乏しいので、ミッドレーナーがロームできる、トップが一人である程度有利を作れるなど、さまざまな制約があるため限定的ピックに留まるでしょうが、どこかのチームは試してくると思います。
ミッドシーズンアップデートで大きな変更を受けたマオカイ、セジュアニ、ザックの3体ですが、ザックだけはWorldsに進出することは出来なさそうです。
あまりにも序盤の性能がナーフされた上に、本パッチでコアビルドまでナーフを受けてしまっては万事休すといったところ。
イニシエート性能やCCといった部分ではまだピック可能ですが、ミッドにも
コーキや
ルシアンといったブリンク持ちマークスマンがピックされることが増えており、ボットレーンにも
トリスターナや
ザヤ、
ジャンナ、
スレッシュなど、ザックの天敵になるチャンピオンが多すぎます。
オラフもタンクジャングラーですが、序盤からのガンク能力があり、かつセカンドアイテムにはライチャスグローリーが選ばれるので今回のナーフの影響は少なかったと言えます。
ただし、プレイパターンは単純で突っ込むしか能がなくタンクと言ってもフォーカスされると脆いため、しっかりとアグロコントロールできるチーム構成であったり、捕まえやすいCCを味方に補ってもらう必要があります。
レネクトンに対してレーンでかなりアドバンテージが取れるため、フレックスピックとしての活用も考えられます。
他にもジャックスやチョ=ガスといったチャンピオンが登場する可能性がありますが、これらはトップでカウンターを当てられたときのセーフティバルブといった側面が強いと思うので、割愛します。
正直ジャングルではあまり隠し玉はないと思っています。
が、いくつか可能性のあるチャンピオンを列挙してみましょう。
ソロQで話題のチャンピオンです。
特徴としてはクリープが少ないキャンプを狩るスピードが速く、かつての
グレイブスに近い動きが可能という点でしょう。
エズリアルというと序中盤のプレッシャー不足になるチャンピオンと思われがちですが、これは女神の涙をビルドすることとウェーブプッシュ能力が足りないことに起因しており、実際にはスキルダメージだけ見ると非常に高いです。
このためCCを持ったレーンへのガンクはそれなりに成功率も見込めるでしょう。そういった点もグレイブスと似ていますね。
スケーリング性能もそれなりにあり、2DPS構成になるので集団戦であいてのフォーカスをずらしやすく、
アーデントセンサーとの相性も良いです。
弱点はやはりCCがないことで、集団戦などでCC不足になりやすい点でしょうか。
特徴のところでも触れましたが、クリープが少ないサイド、つまり青バフ側へのカウンタージャングルを得意とするため、ブルーチームのときはボットサイド、レッドチームのときはトップサイドにレーンで優位をつくれるチャンピオンをピックする必要があります。
結論を言うと、チーム全体で練習して狙い通りのドラフトが出来ればピックされる、特にブルーチームのラストローテーションでのピックが多くなると思います。
はっきり言って大穴狙いをしたいだけです。
マップカバー能力が高く、確実なCCを持っているのがこのチャンピオンの特徴です。弱点はレーンの弱さですが、ジャングルに回ることによってある程度緩和することができます。
相手がプレッシャーをかけてこないジャングラーをピックしてきた、こちらのトップレーンがスプリットプッシュタイプ、そういった条件を満たせばもしかしたら出てくるかもしれません。(たぶん出てきません)
同様な使い方が出来る
パンテオンも候補ですが、終盤のスケール、アルティメット
ディスティニーによる視界確保能力、ミッドにマークスマンが置かれたときのダメージバランスといった面でこちらを選びました。
正直いって、patch7.16周辺のメタではジャングラーの役割というのはあまり大きくありませんでした。
ほとんどのプレイヤーがシンダーハルクから騎士の誓いへと進み、イニシエート、あるいは補助を行うといった動きしかできなかったからです。
もちろんマップカバー能力や視界確保、相手のジャングラーへのプレッシャーのかけ方なので腕の差はかなり出ました、ただゲーム全体に及ぼす影響というと一息なメタだったのかな、と思っています。
しかし今パッチではタンクジャングラーがナーフされ、ファイターが復権するなど、序盤から積極的に動くメリットが以前よりも大きくなったといえるでしょう。
そんな影響力が増したジャングルプレイヤーの中から個人的に注目なプレイヤーを紹介しましょう。
ロール別紹介全体を通して出来るだけ違うチームからピックアップする方針なのでその点はご了承ください。
中国を代表するベテランジャングラーのClearlove7選手。
シーズン1時代から中国サーバーのラダーで1位になるなど、活躍し、シーズン2にはWorlds2017にも出場するTeamWEへと加入しました。
その後2014年にEDwardGaming(EDG)へと移籍すると、以降2014、2016、2017年のLPLSummerを制するという圧倒的な成績を収め続けています。
2017Springではスターターを譲るも、Summerにはスタメンに戻りほぼ全試合に出場、勝率66%、KP73%と素晴らしい成績を残しました。
かつては
ラムスの名手としても知られていたが、近年の彼の代表的ピックといえば
イブリンでしょう。
攻撃的なプレイスタイルでどんどんキルを奪っていくイメージのある彼ですが、この夏は
セジュアニや
ジャーバンIVといったチームに貢献するタイプのチャンピオンも多数ピックしています。
ジャングルのメタがかわりそうなだけに彼がまた
カ=ジックスなどをピックして攻撃的なスタイルにしてくるのか、あるいはトーナメントでうまく行ったようなチームオリエンテッドなプレイに徹するのか、注目です。
なんにせよ、グラガスを全くピックしないプレイヤーなのでグラガスロス症候群の心配はなさそうです。
ご存知、世界最強チームSKTelecomT1(SKT)のジャングル担当、Peanut選手。
2016シーズンはRoxTigersを率いてLCK SummerSplitを制覇、Worlds2016では準決勝でSKTと対戦し、2-3と惜しくも敗れるものの、大会でもっともSKTを追い詰めたチームとして世界中から賞賛されました。
そのオフシーズンにJungle GODと崇められたBengiのかわりにSKTへと移籍、同じく移籍組のHuniと共にオフシーズンの話題を独占しました。
SKT移籍後もその活躍はかげることなく、圧倒的な強さでSpringSplit、MSIと国内、国外ともに栄冠に輝いたチームをけん引しました。
が、Summerになるとチーム全体が不調に飲まれるようにPeanutも調子を落とし、スターターの座もBlankに譲ることが増えていきました。
彼の代表的なピックは
リー・シン。他にも
エリスや
グレイブスといったキャリータイプのジャングラーを得意としています。
エズリアルや、
ケインといったチャンピオンで躍動する姿が見られるか、注目です。
最後に紹介するのは北米代表のCloud9(C9)からContractz選手。
先に紹介した実績のある2人と違って彼は今年がルーキーイヤーの新人プレイヤーです。(一部リーグとしては)
春シーズンから夏シーズンになり、チーム全体としては成績を落としたが、Contractz選手自身はCSperやWard配置数、KP%など様々なスタッツが改善しており、数値面からも成長著しいといえるでしょう。
並み居る強豪プレイヤーを差し置いて成長中の彼を紹介するのは、彼がWorlds出場プレイヤーの中で最も
ケインを得意としているからです。
C9はミッドレーナーのJensen選手のダメージ比率が非常に高く、彼を中心にしたチーム構成を選ぶことが多いです。
ミッドレーンの主導権を取れると、ジャングラーは相手のジャングルに侵入しやすくなります。まさにそういった展開こそケインにとって最適なシチュエーションなのです。
本大会でもミッドレーンの圧力を背景に彼のケインが相手ジャングルを自在に移動する姿が見られるかもしれません。
以上でジャングル紹介を終わります。
今までと違ったチャンピオンが出てくるのか、はたまた私の予想に反してグラガスがいままで通りピックされるのか、楽しみですね。
トップレーン編はこちら
ミッドレーン編はこちら
ADC編はこちら
サポート編はこちら
パッチ7.18のおさらい
まずはWorlds2017の使用パッチであるPatch7.18でのジャングラーの変更を確認していきましょう。
バフ




ナーフ



アイテムの変更



この7.17で行われたLCK Promosion でもかなり苦戦しており、評価を落としていました。それに加え、今回主力のエンゲージスキルであるEの

チャンピオンの項でも触れますが、おそらくピック数は相当減ると思います。
トップレーン編でも触れましたが、

その筆頭格である


それでは個別にチャンピオンを見ていきましょう。
チャンピオンピック予報
さてチャンピオン個別に見ていきましょう。
ジャングラーはトップよりはピック幅が狭いので取り上げるチャンピオンもやや減ると思います。
セジュアニ ピック予報: 快晴 ピック数はさらに増えそうです
セジュアニは、グラガスが亡き後、タンクジャングラーの中でもっとも優先度が高いピックになるのは間違いないでしょう。
タンクとしてフロントラインを張ることはもちろん、アルティメットの

トップのファイターはどれもmelee、近接タイプのチャンピオンであり、Eの

タンク系のアイテムのナーフがあったとはいえ、トリスターナやエズリアルといったブリンクが優秀なADCを捕まえるのが苦手な点を除けば、死角のない安全なピックになるとおもいます。
グラガス ピック予報: 雨 相当数を減らすでしょう
トップ、ミッド、ジャングル、サポート、さまざまなロールでピックされ、優勝チームスキンに選ばれたこともあるお祭り男・グラガスですが、今回のWCSでは彼の席はなさそうです。
パッチの項でも触れましたが、ここ2つのパッチで競技シーンで戦うのにはつらいナーフを受けてしまいました。
アルティメット自体は依然として強力で、

レクサイ ピック予報: 晴れ ピック数を増やしそうです
マップコントロール能力、序盤からのガンクポテンシャル、集団戦でのアグロコントロールと非常に器用な性能を持つ彼女は、シンダーハルクのナーフによってもしかするとAD寄りのビルド、



バックラインに飛び込む能力にやや欠けるので、タンクにつよいADCと合わせたり、スプリットプッシュ能力の高いトップレーナーと組み合わせたりと多少の工夫がドラフト面で必要になってくると思います。
エリス ピック予報: 曇り いまよりはピック数が増えそうです
ギャンカーの頂点として長い間メタに君臨している蜘蛛の女王ですが、今回のナーフで中盤でのプレッシャーが大分削り取られました。
最序盤で有利を築く能力に関してはほぼ変わりないので、トップに


中盤のダメージが減ったことでAPビルドではなく以前のようなタンクビルドにするという選択肢もありますが、シンダーハルク、騎士の誓いのタンクジャングラーハッピーセットが弱体化しましたからやや旨味はうすい印象です。
本パッチでは

リー・シン ピック予報: 晴れ また競技シーンで見られそうです
リー・シン自身のバフはWの




ジャーバンIV ピック予報: 小雨 ピック数を減らしそうです
ジャングルジャーバンIVは、トップレーンでピックされるときとは異なり、ほとんどの場合でフルタンクにビルドされてきました。
このタンク性能を支えてきたコアアイテムのナーフとジャーバン自身のタンク性能のナーフが入ったので、ややピックの優先度は下がってしまったのかなと思います。
とはいえ

マオカイ ピック予報: 曇り ややピック数を減らしそうです

マオカイには


トップにスプリットプッシャーを置いたり、他のエンゲージ手段が用意できるときにはジャーバンよりもマオカイのほうがチームに貢献しやすいでしょう。
ケイン ピック予報: 曇り ある程度ピック数を増やしそうです
ケインはチームゲームにおいては中々変身のためのゲージが溜められず、ハイリスクハイリターンなピックだとは思いますが、パッチ7.18は彼をピックしやすい環境にはなってきていると思います。
ダイブ性能が非常に高いので、トップにスノーボールできる


相手のジャングラーの動きを研究したり、チャンピオン性能がやや特殊だったりと事前準備が他のチャンピオンよりも必要なので、流行るというよりは、ケインの使い手にとってはピックしやすい状況になっている、といった感じです。
カ=ジックス ピック予報: 曇り ややピック数が増えそうです
タンクジャングラーのナーフ、ファイターメタの到来でピック数を増やしそうなチャンピオンです。
キャッチ性能やスノーボール性能が高く、集団戦もアサシンの中では戦いやすい部類なのでリスクが低いピックだといえるでしょう。
シーズン後半、この殺人バッタがピックされてこなかった大きな理由として、


特に

ピックを後半まで保留する必要があるので、2ndBANフェイズでカ=ジックスがBANされるというシーンも見られるかもしれません。
レンガー ピック予報: 曇り ややピック数が増えそうです




ニダリー ピック予報: 曇り ややピック数が増えそうです
ニダリーはにらみ合いに強くなるバフを受けました。
トップファイターにスプリットプッシュをさせながらバロンなどのオブジェクト周りでにらみ合いをする、といった状況が作れれば活躍できるポテンシャルはあります。
相手のジャングルをコントロールするタイプのチャンピオンなので、ピック段階でストロングサイドを作り出せるか、というのも運用する際にポイントとなります。
たとえばミッドにロームの出来る



ガンク性能は乏しいので、ミッドレーナーがロームできる、トップが一人である程度有利を作れるなど、さまざまな制約があるため限定的ピックに留まるでしょうが、どこかのチームは試してくると思います。
ザック ピック予報: 大雨 ピックはほぼされないでしょう
ミッドシーズンアップデートで大きな変更を受けたマオカイ、セジュアニ、ザックの3体ですが、ザックだけはWorldsに進出することは出来なさそうです。
あまりにも序盤の性能がナーフされた上に、本パッチでコアビルドまでナーフを受けてしまっては万事休すといったところ。
イニシエート性能やCCといった部分ではまだピック可能ですが、ミッドにも






オラフ ピック予報: 曇り ある程度ピックされそうです
オラフもタンクジャングラーですが、序盤からのガンク能力があり、かつセカンドアイテムにはライチャスグローリーが選ばれるので今回のナーフの影響は少なかったと言えます。
ただし、プレイパターンは単純で突っ込むしか能がなくタンクと言ってもフォーカスされると脆いため、しっかりとアグロコントロールできるチーム構成であったり、捕まえやすいCCを味方に補ってもらう必要があります。
レネクトンに対してレーンでかなりアドバンテージが取れるため、フレックスピックとしての活用も考えられます。
他にもジャックスやチョ=ガスといったチャンピオンが登場する可能性がありますが、これらはトップでカウンターを当てられたときのセーフティバルブといった側面が強いと思うので、割愛します。
ジャングルの隠し玉的ピック候補
正直ジャングルではあまり隠し玉はないと思っています。
が、いくつか可能性のあるチャンピオンを列挙してみましょう。
エズリアル
ソロQで話題のチャンピオンです。
特徴としてはクリープが少ないキャンプを狩るスピードが速く、かつての

エズリアルというと序中盤のプレッシャー不足になるチャンピオンと思われがちですが、これは女神の涙をビルドすることとウェーブプッシュ能力が足りないことに起因しており、実際にはスキルダメージだけ見ると非常に高いです。
このためCCを持ったレーンへのガンクはそれなりに成功率も見込めるでしょう。そういった点もグレイブスと似ていますね。
スケーリング性能もそれなりにあり、2DPS構成になるので集団戦であいてのフォーカスをずらしやすく、

弱点はやはりCCがないことで、集団戦などでCC不足になりやすい点でしょうか。
特徴のところでも触れましたが、クリープが少ないサイド、つまり青バフ側へのカウンタージャングルを得意とするため、ブルーチームのときはボットサイド、レッドチームのときはトップサイドにレーンで優位をつくれるチャンピオンをピックする必要があります。
結論を言うと、チーム全体で練習して狙い通りのドラフトが出来ればピックされる、特にブルーチームのラストローテーションでのピックが多くなると思います。
ツイステッド・フェイト
はっきり言って大穴狙いをしたいだけです。
マップカバー能力が高く、確実なCCを持っているのがこのチャンピオンの特徴です。弱点はレーンの弱さですが、ジャングルに回ることによってある程度緩和することができます。
相手がプレッシャーをかけてこないジャングラーをピックしてきた、こちらのトップレーンがスプリットプッシュタイプ、そういった条件を満たせばもしかしたら出てくるかもしれません。(たぶん出てきません)
同様な使い方が出来る


注目のジャングラー紹介
正直いって、patch7.16周辺のメタではジャングラーの役割というのはあまり大きくありませんでした。
ほとんどのプレイヤーがシンダーハルクから騎士の誓いへと進み、イニシエート、あるいは補助を行うといった動きしかできなかったからです。
もちろんマップカバー能力や視界確保、相手のジャングラーへのプレッシャーのかけ方なので腕の差はかなり出ました、ただゲーム全体に及ぼす影響というと一息なメタだったのかな、と思っています。
しかし今パッチではタンクジャングラーがナーフされ、ファイターが復権するなど、序盤から積極的に動くメリットが以前よりも大きくなったといえるでしょう。
そんな影響力が増したジャングルプレイヤーの中から個人的に注目なプレイヤーを紹介しましょう。
ロール別紹介全体を通して出来るだけ違うチームからピックアップする方針なのでその点はご了承ください。
Clearlove7 (EDwardGaming / LPL(中国リーグ)1st / グループステージGroupA)
中国を代表するベテランジャングラーのClearlove7選手。
シーズン1時代から中国サーバーのラダーで1位になるなど、活躍し、シーズン2にはWorlds2017にも出場するTeamWEへと加入しました。
その後2014年にEDwardGaming(EDG)へと移籍すると、以降2014、2016、2017年のLPLSummerを制するという圧倒的な成績を収め続けています。
2017Springではスターターを譲るも、Summerにはスタメンに戻りほぼ全試合に出場、勝率66%、KP73%と素晴らしい成績を残しました。
かつては


攻撃的なプレイスタイルでどんどんキルを奪っていくイメージのある彼ですが、この夏は


ジャングルのメタがかわりそうなだけに彼がまた

なんにせよ、グラガスを全くピックしないプレイヤーなのでグラガスロス症候群の心配はなさそうです。
Peanut (SKTelecomT1 / LCK(韓国リーグ2位) 2nd / グループステージGroupA)
ご存知、世界最強チームSKTelecomT1(SKT)のジャングル担当、Peanut選手。
2016シーズンはRoxTigersを率いてLCK SummerSplitを制覇、Worlds2016では準決勝でSKTと対戦し、2-3と惜しくも敗れるものの、大会でもっともSKTを追い詰めたチームとして世界中から賞賛されました。
そのオフシーズンにJungle GODと崇められたBengiのかわりにSKTへと移籍、同じく移籍組のHuniと共にオフシーズンの話題を独占しました。
SKT移籍後もその活躍はかげることなく、圧倒的な強さでSpringSplit、MSIと国内、国外ともに栄冠に輝いたチームをけん引しました。
が、Summerになるとチーム全体が不調に飲まれるようにPeanutも調子を落とし、スターターの座もBlankに譲ることが増えていきました。
彼の代表的なピックは





Contractz (Cloud9 / NALCS(北米リーグ) 3rd / プレイインステージ GroupB)
最後に紹介するのは北米代表のCloud9(C9)からContractz選手。
先に紹介した実績のある2人と違って彼は今年がルーキーイヤーの新人プレイヤーです。(一部リーグとしては)
春シーズンから夏シーズンになり、チーム全体としては成績を落としたが、Contractz選手自身はCSperやWard配置数、KP%など様々なスタッツが改善しており、数値面からも成長著しいといえるでしょう。
並み居る強豪プレイヤーを差し置いて成長中の彼を紹介するのは、彼がWorlds出場プレイヤーの中で最も

C9はミッドレーナーのJensen選手のダメージ比率が非常に高く、彼を中心にしたチーム構成を選ぶことが多いです。
ミッドレーンの主導権を取れると、ジャングラーは相手のジャングルに侵入しやすくなります。まさにそういった展開こそケインにとって最適なシチュエーションなのです。
本大会でもミッドレーンの圧力を背景に彼のケインが相手ジャングルを自在に移動する姿が見られるかもしれません。
以上でジャングル紹介を終わります。
今までと違ったチャンピオンが出てくるのか、はたまた私の予想に反してグラガスがいままで通りピックされるのか、楽しみですね。
written by