レッドサイドが不利?Worlds2021のメタを予想する
patchの変更やプレーオフのメタ分析からレイキャビクでの戦いを予想してみた
今年もWorldsの季節がやってきました。
そこで今回は、大学生日本一を決めるLeagueUで解説者を務めたLoLアナリストのうけさんと対談形式でサマープレーオフのメタ、Worldsパッチでの変更点やメタの動き、DetonationFocusMeとパッチ11.19の相性、優勝予想などなど
Worldsの関心事に関してを記事にまとめてみました。
経歴:LEAGUE U 2018 キャスター(解説)、コミュニティ大会「ハングリー・サモナーズ」元代表。現在はライブ配信やアプリ開発のプランナー。
好きなチャンピオン:
ミッドスマイトサイオン

経歴;LoL-Cla編集長。LCKCS公式日本語放送やコミュニティ大会・学生大会の解説を担当。
好きなチャンピオン:
スレッシュ(ただしワイリフを除く)
あかさん「さて、さっそくWorldsパッチの解析といきたいところですが、その前提となる各国のサマーシーズンのプレーオフパッチのメタを確認しておこうと思います」
うけ「Botレーンを放置して、Top-Jg-Midのいわゆる上半身でゲームを展開していくことが多いメタでした。
ソロレーンをガンクしたり、少数戦で強かったり、ダイブが得意だったりするジャングラーが強かったんですよね。
リー・シン、
ダイアナ、
シン・ジャオ、
ヴィエゴがその代表格です」
あかさん「Midにも
ライズや
ルブラン、Topだと
ジェイスや
カミールと育て甲斐があってメタジャングラーと相性のいいチャンピオンが多かったですね」
うけ「逆にBotはシーズン11でずっと強いポジションでしたがサマープレーオフでは放置されるメタになりました。レーン強者の
ヴァルス、
アッシュ
それに対して防御的だったりスケールを主眼に置いた
エズリアル、
アフェリオスがピックされるといった感じで折り合いがついていた印象です。
Bot放置メタの象徴的ピックが
ジグスですね。ウェーブクリア、シージ、グローバルアルティメットとスキルセットすべてがメタに合ってます」
あかさん「ADCミシックは依然として強力ですし決してBotレーンの価値が落ちたわけではないと思うんですが、セカンドタワーのゴールドが増加したこともあって
リフトヘラルドの価値がかなり上がったんですよね」
うけ「その結果、無理やりにでもヘラルドに触って負けていくチームが目立ちましたね。ヘラルドファイトが強くなるという理由で
ケネンなんかもメタに上がってきました」
あかさん「では、本命のWorldsパッチ(Patch11.19)の話題に移りましょう。Patch11.18を筆頭にかなり多くのチャンピオンに調整がはいりました。後読者の方のために言っておくと、ヴェックスとアクシャンは使用禁止となっています」
うけ「多くの調整が入ったとはいえ、少なくともGroupステージの1週目くらいまではサマープレーオフに近いメタが引き継がれると思います。
これは毎年起こる現象なんですが、Play-inに出場するチームなどは特に、急激にメタを変えるというよりは自分たちが勝ち上がってたプレーオフのメタの延長線上で戦いたがるんですよね」
あかさん「まあ一発勝負ですし、自分たちがやってきたことを信じたいですもんね」
うけ「はい。で、対戦相手も当然そう考えるので合意形成がなされるというか(笑)
もちろん、特定のレーンに弱点があるチームは割り切ってメタから外れた戦略を持ち出してチャレンジしてくるかもしれませんけど」
あかさん「LCKのHanwha Lifeがいい例ですね。
先述の通りプレーオフパッチはBot放置が一般的だったのに、実績あるDeft選手がいるBotレーンに積極的に働きかける方針に切り替えて第4シードに滑り込みました」
うけ「単純に一発勝負で保守的になるから、というだけじゃなくパッチによる変更も上半身メタにとって追い風だと思います。
一番影響が大きそうなのは
タリヤのバフです。ロームが得意なミッドレーナーで上半身メタにマッチしています。
それらに対抗できる
ツイステッドフェイトや
ガリオもいるのでグローバル系のチャンピオンがメタに豊富です」
あかさん「トップの上位勢、
ジェイス、
カミール、
イレリアあたりはプロ的にはナーフがあまり効いてなさそうですよね。
ただジャングルはP/B率上位5体すべてにナーフが入って、かなり序盤の影響力が落ちました」
うけ「
ジャーヴァンIVのようなガンク出来るチャンピオンもいるにはいるんですが、序盤のギャンカーは数を減らしそうです。
逆に
ザック、
セジュアニ、
グラガスといったフロントを張るタイプのジャングラーは、すでにプレーオフからピックされていることもあり、シェアを増やしそうです」
あかさん「タンク系のジャングラーが出てくるとカウンターとして
キンドレットとか
カーサスの出番もありそうです。
しかし、そうなるとメタが全体的に後ろに寄って行く可能性もありそうなんですよね。
今回のWorldsは全体的にチャンピオンパワーが低いサモナーズリフトですし、ゲーム時間も全体的に伸びそうな予感があります」
うけ「それでもプレーオフにいなかった
タロンや
リリアがファームも速くチャンピオンパワーも高そうですし、
オラフや
ボリベアも健在ですからこの辺の中盤戦に重心を置いたチャンピオンが
Play-inからGroupステージのRound1くらいまではピックされると思います。
あかさん「で、そのあとスクリムや試合の結果を踏まえて、
ジンクスを使ったレイト構成や
コグ=マウや
ゾーイを入れたポーク構成を試すチームが出てくると」
うけ「Worldsは1つのパッチを1か月以上使うので前半後半でメタがガラっと変わったりするのが醍醐味ですよね。
アナリスト的にはそういうのが見て見たくなるというか」
あかさん「見たくなるといえばスクリムの結果が見たいですよ、本当に。
正直いまのMidは魔境すぎて何が出てくるのか分からないです。
トリンダメア、それに対する
プレデター
シンジドとか何の話してるんだって気分になります」
うけ「(笑)Midはバフされたチャンピオン、フレックス出来るチャンピオンが膨大すぎてシミュレーションが追い付かないですよね。
Botレーンの話もしておきましょう。
このレーンには絶対オープンにできないチャンピオンが2体いますね。
ジグスと
アムムです。
この2体は正直100%BANでも驚きはないですね」
あかさん「
ヴァルスはあんな念入りに殺されたのに
ジグスのナーフはほぼ無意味でしたからね・・・。
アムムはサポートというかLoLの常識の範疇を超えてるとおもいます。
1秒スタンが3秒間に2回飛んでくるのはもう違うゲームのキャラクターかなって」
うけ「まあ彼らは殿堂入りとして、
ヴァルス・
アッシュのレーン強者がかなり弱くされて代わりにピックされそうなのは
ドレイブン、
ジン、
ミス・フォーチュン、
ルシアンあたりなんですが、どのチャンピオンもリスクが高めなんですよね。
一番安定しているのは
ジンで、ここが基準のラインになるのかなって考えてます」
あかさん「
カリスタはほとんどナーフが効いてない上位チャンピオンなんですけどBot放置メタが続くとすると微妙なんですよね。
Botで勝ってドラゴンを積み上げていくためのピックですから。
逆にスケーリング系には
トリスターナ、
カイ=サ、守備系では
エズリアル、
ザヤと駒がそろっていてお互い
仲良しファームが続くみたいな展開もあるかもしれません」
うけ「サポートはエンゲージが出来る
レオナ、
ラカン、
レル、
ノーチラスあたりの強さが横並びの印象で、あんまりサポートに対するBANが効きにくいメタかなって思います。
パイクもいいですよね。
プレデターに
アンブラルグレイブとシステム面でのバフが大きいです」
あかさん「
スレッシュはチャンピオン性能的に完全に死にましたけど、結局どこかのチームは試すんでしょうね。
それが上手くいけば
ジンクスもメタにあがってきそう。
スレッシュは可哀そうなやつなんですよ。
タム=ケンチの野郎がトップにいってしまったばかりに、業を背負わされて・・・。
ピールできる人材が
ブラウムくらいしかいないから、
カリスタ・
タリックって構成が一部で試されてるって噂も聞きます」
うけ「サポートでいうとエンチャンターをピックしてほしい、っていうRiotの意図はここ数パッチから強烈に感じはするんですけどプレーオフのようなBotが放置されるメタだと取る意味があまりないんですよね・・・」
あかさん「
コグ=マウ・
ルルとか
ルシアン・
ユーミといった特定のチャンピオンとの組み合わせで採用されそう、って程度ですかね。
ナミも
ドレイブンとか
ジンにつよくて
ルシアンと相性がいいメタに向いたチャンピオンだけど、プロで
ナミをうまく使ってるのSKTelecomのWolf選手以来見た記憶ないので実際に出てくるかは微妙かな。
パッチの意図といえば、トップで
チョ=ガスや
ドクター・ムンド、
ポッピーなどがバフされてタンクを使ってほしいというのも読み取れましたけど・・・」
うけ「同時に
エイトロックスや
サイラス、
モルデカイザーみたいなアンチタンクのチャンピオンがバフされてるんで、後出しとかチーム構成を慎重に選ばないとって感じです。
またその辺のチャンピオンがフレックス性高かったりするのが辛いですね」
あかさん「正直メタゲーム目線だと意味ないバフが多いんですよね。すっぽ抜けてるっていうか・・・。おっと、これ以上はチクチク言葉になるので一旦止めます(笑)」
うけ「いろんなチャンピオンにバフが入って一見プレイアブルなのが多く見えるんですけど、実際はカウンターが豊富だったりメタに合わなかったりで結構窮屈なドラフトを強いられるパッチなんじゃないかって考えています。
あかさん「そうなると
ジグスと
アムムのBAN義務があるレッドサイドがかなりドラフト不利になりそうですね。
さすがアイスランド、税金が高い。(今年のWorldsの舞台であるアイスランドの消費税は24%)」
あかさん「さて、以上を踏まえて日本代表のDFMは今のパッチに適応できそうですかね
うけ「結構チャンピオンプールとメタはあってるんじゃないかなって思います。Evi選手得意の
ナーや
セトはメタの一角で安定ピックにできそうですし、
チームプレイが得意なSteal選手にも
ジャーヴァンIVや
トランドル、Yutapon選手も
エズリアルと
ジンがメタにいて。
Gaeng選手もエンゲージ出来るチャンピオンが複数いるんでBANに苦しむことはなさそうです」
あかさん「Worldsのような各地域が集まって対戦する大会はスタイルウォーズ、地域の特色がぶつかり合うって側面がありますよね。
LJLってトップレーンからゲームをつくるって試合が極端に少なくてMid/Bot偏重のチームが多いリージョンだと思います。
そこで気になるのが、MidのAria選手に多くBAN枠を割かれてキャリーチャンピオンを渡してもらえないときに誰がキャリーするのかって問題が出てきそうなところです」
うけ「たしかに、先ほど挙げた
セト、
ナー、
エズリアル、
ジンはどれもチームをキャリーしきるタイプのチャンピオンではないです。
Evi選手とSteal選手は世界戦でフォアザチームの精神が強すぎるきらいがありますよね。
LNG EsportsのAle選手みたいにレーン戦から過激でバチバチにやりあって自分がキャリーするんだ!っていう動きを見てみたいですし、
実際プレーオフのように上半身メタが続いてAria選手がターゲットBANされる展開になれば、Evi選手にはそういった役割が求められると思いますね」
あかさん「Steal選手は今シーズン
シャコをピックしたりと結構キャリー的な動きを見せてくれたので、彼の変化にも期待したいです。
ザックや
セジュアニが増えるようだったら、彼のプールには
キンドレットもいるのでそういったドラフトも個人的には見てみたいですね」
うけ「他国の決勝も全部見たんですがPlay-in地区のチームはまだまだ粗削りな部分や弱点はあります。LJLにも十分チャンスがあると思うのでメタにうまく対応してGroupステージ進出を目指してほしいです」
あかさん「最後に、DFM以外に応援しているチーム、あと優勝予想チームについて話しましょう」
うけ「応援したいのは中国代表のRNGですね。TopのXiaohu選手がロールチェンジ以降本当にパフォーマンスが高くて目が離せません。
FnaticのBwipo選手とか100TのHuhi選手とかもそうですけど今大会はロールチェンジで成功したプレイヤーが多いですよね。
チーム事情とかで変わるんだとおもうんですけど、挑戦して成功してるプレイヤーたちは特にリスペクトしてます。
優勝予想はDamwon KIAですね。兵役前ラストイヤーのKhan選手が今シーズンキャリアハイのパフォーマンスを見せています。
彼を止められるトップレーナーは世界中に1人もいないんじゃないかな」
あかさん「僕は応援したいのはRogueですね。
めちゃくちゃきついGroupに入って、ドローショーの日は流石にStayed Coolできなくなるところでしたが(笑)
Inspired、Hans sama、Larssenの3選手が個性的なピックやプレイでLECを盛り上げてくれたので死のGroup突破が見てみたいなって思います。
優勝予想はEDward Gamingです。正直今年は各リージョンの1位、つまりMAD Lions、Damwon KIA、EDward Gamingは横並びだと思っていて
その中で決勝のパフォーマンスがよかったチームを選んだって感じです。
でもクリスタルボールはMADに入れたんですけどね。やっぱりLECが好きなんで」
あかさん「さて、優勝予想も出そろったところでこの辺でお開きにしようとおもいます。
長時間、お付き合いいただきありがとうございました」
うけ「ありがとうございました」
そこで今回は、大学生日本一を決めるLeagueUで解説者を務めたLoLアナリストのうけさんと対談形式でサマープレーオフのメタ、Worldsパッチでの変更点やメタの動き、DetonationFocusMeとパッチ11.19の相性、優勝予想などなど
Worldsの関心事に関してを記事にまとめてみました。
ゲスト:うけ(@callmeWuKay)
経歴:LEAGUE U 2018 キャスター(解説)、コミュニティ大会「ハングリー・サモナーズ」元代表。現在はライブ配信やアプリ開発のプランナー。
好きなチャンピオン:




聞き手:あかさん(@pokemon_red)
経歴;LoL-Cla編集長。LCKCS公式日本語放送やコミュニティ大会・学生大会の解説を担当。
好きなチャンピオン:

サマープレーオフメタの振り返り
あかさん「さて、さっそくWorldsパッチの解析といきたいところですが、その前提となる各国のサマーシーズンのプレーオフパッチのメタを確認しておこうと思います」
うけ「Botレーンを放置して、Top-Jg-Midのいわゆる上半身でゲームを展開していくことが多いメタでした。
ソロレーンをガンクしたり、少数戦で強かったり、ダイブが得意だったりするジャングラーが強かったんですよね。




あかさん「Midにも




うけ「逆にBotはシーズン11でずっと強いポジションでしたがサマープレーオフでは放置されるメタになりました。レーン強者の


それに対して防御的だったりスケールを主眼に置いた


Bot放置メタの象徴的ピックが

あかさん「ADCミシックは依然として強力ですし決してBotレーンの価値が落ちたわけではないと思うんですが、セカンドタワーのゴールドが増加したこともあって
リフトヘラルドの価値がかなり上がったんですよね」
うけ「その結果、無理やりにでもヘラルドに触って負けていくチームが目立ちましたね。ヘラルドファイトが強くなるという理由で

プレーオフパッチとWorldsパッチの違い
あかさん「では、本命のWorldsパッチ(Patch11.19)の話題に移りましょう。Patch11.18を筆頭にかなり多くのチャンピオンに調整がはいりました。後読者の方のために言っておくと、ヴェックスとアクシャンは使用禁止となっています」
うけ「多くの調整が入ったとはいえ、少なくともGroupステージの1週目くらいまではサマープレーオフに近いメタが引き継がれると思います。
これは毎年起こる現象なんですが、Play-inに出場するチームなどは特に、急激にメタを変えるというよりは自分たちが勝ち上がってたプレーオフのメタの延長線上で戦いたがるんですよね」
あかさん「まあ一発勝負ですし、自分たちがやってきたことを信じたいですもんね」
うけ「はい。で、対戦相手も当然そう考えるので合意形成がなされるというか(笑)
もちろん、特定のレーンに弱点があるチームは割り切ってメタから外れた戦略を持ち出してチャレンジしてくるかもしれませんけど」
あかさん「LCKのHanwha Lifeがいい例ですね。
先述の通りプレーオフパッチはBot放置が一般的だったのに、実績あるDeft選手がいるBotレーンに積極的に働きかける方針に切り替えて第4シードに滑り込みました」
うけ「単純に一発勝負で保守的になるから、というだけじゃなくパッチによる変更も上半身メタにとって追い風だと思います。
一番影響が大きそうなのは

それらに対抗できる


あかさん「トップの上位勢、



ただジャングルはP/B率上位5体すべてにナーフが入って、かなり序盤の影響力が落ちました」
うけ「

逆に



あかさん「タンク系のジャングラーが出てくるとカウンターとして


しかし、そうなるとメタが全体的に後ろに寄って行く可能性もありそうなんですよね。
今回のWorldsは全体的にチャンピオンパワーが低いサモナーズリフトですし、ゲーム時間も全体的に伸びそうな予感があります」
うけ「それでもプレーオフにいなかった




Play-inからGroupステージのRound1くらいまではピックされると思います。
あかさん「で、そのあとスクリムや試合の結果を踏まえて、



うけ「Worldsは1つのパッチを1か月以上使うので前半後半でメタがガラっと変わったりするのが醍醐味ですよね。
アナリスト的にはそういうのが見て見たくなるというか」
あかさん「見たくなるといえばスクリムの結果が見たいですよ、本当に。
正直いまのMidは魔境すぎて何が出てくるのか分からないです。



うけ「(笑)Midはバフされたチャンピオン、フレックス出来るチャンピオンが膨大すぎてシミュレーションが追い付かないですよね。
Botレーンの話もしておきましょう。
このレーンには絶対オープンにできないチャンピオンが2体いますね。


この2体は正直100%BANでも驚きはないですね」
あかさん「



1秒スタンが3秒間に2回飛んでくるのはもう違うゲームのキャラクターかなって」
うけ「まあ彼らは殿堂入りとして、






一番安定しているのは

あかさん「

Botで勝ってドラゴンを積み上げていくためのピックですから。
逆にスケーリング系には




仲良しファームが続くみたいな展開もあるかもしれません」
うけ「サポートはエンゲージが出来る







あかさん「

それが上手くいけば



ピールできる人材が



うけ「サポートでいうとエンチャンターをピックしてほしい、っていうRiotの意図はここ数パッチから強烈に感じはするんですけどプレーオフのようなBotが放置されるメタだと取る意味があまりないんですよね・・・」
あかさん「









パッチの意図といえば、トップで



うけ「同時に



またその辺のチャンピオンがフレックス性高かったりするのが辛いですね」
あかさん「正直メタゲーム目線だと意味ないバフが多いんですよね。すっぽ抜けてるっていうか・・・。おっと、これ以上はチクチク言葉になるので一旦止めます(笑)」
うけ「いろんなチャンピオンにバフが入って一見プレイアブルなのが多く見えるんですけど、実際はカウンターが豊富だったりメタに合わなかったりで結構窮屈なドラフトを強いられるパッチなんじゃないかって考えています。
あかさん「そうなると


さすがアイスランド、税金が高い。(今年のWorldsの舞台であるアイスランドの消費税は24%)」
今のメタと日本代表DetonationFocusMe
あかさん「さて、以上を踏まえて日本代表のDFMは今のパッチに適応できそうですかね
うけ「結構チャンピオンプールとメタはあってるんじゃないかなって思います。Evi選手得意の


チームプレイが得意なSteal選手にも




Gaeng選手もエンゲージ出来るチャンピオンが複数いるんでBANに苦しむことはなさそうです」
あかさん「Worldsのような各地域が集まって対戦する大会はスタイルウォーズ、地域の特色がぶつかり合うって側面がありますよね。
LJLってトップレーンからゲームをつくるって試合が極端に少なくてMid/Bot偏重のチームが多いリージョンだと思います。
そこで気になるのが、MidのAria選手に多くBAN枠を割かれてキャリーチャンピオンを渡してもらえないときに誰がキャリーするのかって問題が出てきそうなところです」
うけ「たしかに、先ほど挙げた




Evi選手とSteal選手は世界戦でフォアザチームの精神が強すぎるきらいがありますよね。
LNG EsportsのAle選手みたいにレーン戦から過激でバチバチにやりあって自分がキャリーするんだ!っていう動きを見てみたいですし、
実際プレーオフのように上半身メタが続いてAria選手がターゲットBANされる展開になれば、Evi選手にはそういった役割が求められると思いますね」
あかさん「Steal選手は今シーズン




うけ「他国の決勝も全部見たんですがPlay-in地区のチームはまだまだ粗削りな部分や弱点はあります。LJLにも十分チャンスがあると思うのでメタにうまく対応してGroupステージ進出を目指してほしいです」
おわりに
あかさん「最後に、DFM以外に応援しているチーム、あと優勝予想チームについて話しましょう」
うけ「応援したいのは中国代表のRNGですね。TopのXiaohu選手がロールチェンジ以降本当にパフォーマンスが高くて目が離せません。
FnaticのBwipo選手とか100TのHuhi選手とかもそうですけど今大会はロールチェンジで成功したプレイヤーが多いですよね。
チーム事情とかで変わるんだとおもうんですけど、挑戦して成功してるプレイヤーたちは特にリスペクトしてます。
優勝予想はDamwon KIAですね。兵役前ラストイヤーのKhan選手が今シーズンキャリアハイのパフォーマンスを見せています。
彼を止められるトップレーナーは世界中に1人もいないんじゃないかな」
あかさん「僕は応援したいのはRogueですね。
めちゃくちゃきついGroupに入って、ドローショーの日は流石にStayed Coolできなくなるところでしたが(笑)
Inspired、Hans sama、Larssenの3選手が個性的なピックやプレイでLECを盛り上げてくれたので死のGroup突破が見てみたいなって思います。
優勝予想はEDward Gamingです。正直今年は各リージョンの1位、つまりMAD Lions、Damwon KIA、EDward Gamingは横並びだと思っていて
その中で決勝のパフォーマンスがよかったチームを選んだって感じです。
でもクリスタルボールはMADに入れたんですけどね。やっぱりLECが好きなんで」
あかさん「さて、優勝予想も出そろったところでこの辺でお開きにしようとおもいます。
長時間、お付き合いいただきありがとうございました」
うけ「ありがとうございました」
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