SengokuGaming vs V3esports
SGは

トリンダメアのスプリットと

コーキのポークを主軸に置いた構成。

コーキは久々の登場、パッケージのナーフが痛く、オブジェクトファイトにパッケージを合わせるのが難しくなったため数を減らしていた。
対するV3は

ジャーバンIV、

ラカンをいれたエンゲージ/ダイブ構成だが、気になるのはこのパッチで最重要の

ジンクスと

へカリムを両方SGに渡しているところ。
お互いのJgはトップサイドスタートしたが、Yunikaはクルーグをスキップするルートでボットのリバーに出たためOnceが到着する前にスカトルを確保。
そのままミッドレーンを横断してトップサイドのスカトルも確保して、少しジャングルキャンプをリードする展開でゲームがスタートした。
ただやられっぱなしではないOnceもYunikaがクルーグをやっているはずの時間を利用して

ライズをガンク、

フラッシュを奪って対抗する。
ボットレーンで主導権を取り続けるSGは

タム・ケンチが頻繁にレーンを離れてV3のジャングル内にワードを落としていく。
得た視界で

ジャーバンIVの位置を確認して1体目のドラゴン獲得へとつなげる。
1体目のリフトヘラルドファイトでは先に視界を取ったV3だったが、ボットレーンの優先権を持っていたSGが先にローテーション。ヘラルド前に陣取って攻撃を始める。
阻害しにきたYunikaが

パックンチョッパーに引っかかったのを見たOnceが早めに

スマイトをきると、体力が240ほど残ってしまい、Yunikaがヘラルドスティール、

瞳もhetelがバトルダンスで回収することに成功した。
ビルドにお金がかかるdresscodeの

カイ=サを補助するため、ボットレーン中心にYunikaは活動し、Onceを捕まえてアルティメットを吐かせるとそのままリフトヘラルドを召喚。
タワープレート2枚とドラゴンの獲得につなげ、やや苦しい展開だったボットレーンをイーブンに近い状況に戻す。
ボットレーンの優勢を譲りたくないSGはOnceが寄ってガンクを狙うが、オーシャンリフトで追加されるブッシュに身体を隠したYunikaが絶好のタイミングで飛び出す。タワー下でウェーブクリアをしていたdresscodeも

キラーヴォイドで駆けつけるとまずはEntyをキル。
Mid同士で比べてもEugeoのロームも速く、この集団戦でV3は3-1のキルトレード、

カイ=サがトリプルキルと初勝利に向けて大チャンスが転がり込んできた。
ただハイブリッドビルドの

カイ=サはパワースパイクを迎えるまでが非常に長く、トリプルキルを取ったとはいえW

の進化までは存在感を発揮しづらい。
少なくとも

ナッシャートゥースが完成するまではゆっくりファームする展開に持ち込みたかったV3だが、2体目のリフトヘラルドに触ったことでSGに集団戦をするチャンスを与えてしまう。
ディスエンゲージをしにいったhetelをバーストアウトして1キル、さらにミッドのタワー下で強引にエンゲージしてきたYunikaを倒してもう1キルと、ファイトで敗れグローバルゴールドでSGに追いつかれてしまう。
お互い一進一退で進んだ5体目のドラゴンファイト。お互いのJgが落ちて4v4の状況でSGがドラゴンにタッチする。
Washidaiのゲージが切れてミニになってしまったV3としてはファイトをするのは難しい状況だったが、

ライズはバックTP

を選択、しかし残りのメンバーは結局エンゲージをせず、SGはフリーでオーシャンソウルを獲得、逃げ場を失ったEugeoは倒されてしまう。
そのまま流れたバロンではSGが

ナーのゲージが溜まる瞬間を狙ってエンゲージ。Onceの

スペクターズ・オンスロートとPazの

トリンダメアでV3の陣形を乱すと、Washidaiを

パックンチョッパーで足止めして倒しきる。
追撃でYunika、hetelを倒してバロンも確保、長く拮抗していた天秤が一気にSGサイドに傾いた。
こうなってしまうと

トリンダメアを持つSGがローテーション面で圧倒的に有利になり、そのままSGが危なげなくゲームに勝利した。
SGは15勝5敗。
Onceの

スマイト漏らしや、やや雑な視界の取り方であわやという展開に持ち込まれたが、その後の集団戦のフォーカスや陣形の組み方は流石だった。
Pazの

トリンダメアはEviのようにソロレーンでインパクトを出すというよりは集団戦で疑似タンク的な動きが上手く、HoneyやJettがダメージを出すのに貢献した。
V3は0勝20敗。
dresscodeにトリプルキルが入ったところはかなり勝ちに近づいたシーンだったが、

カイ=サというチャンピオンの性質をチーム全体で上手く御せなかった。
追いつかれてからはフォーカスやチーム全体の意識に乱れが出て、集団戦だけみればLJL最強といってもいいSGのチーム力の前に破壊されてしまった印象だ。
AXIZ vs RascalJester
RJが1stローテーションで

ポッピー、

ザヤと言うアンチエンゲージチャンピオンを取ったのに対し、AXZは4、5thピックで

カミール・

ガリオのエンゲージパッケージをチョイス。
お互いの構成が全面でぶつかる形のドラフトだが、

ガリオの横の動きを

サイラスはR

で盗んで対抗できるため、全体的にRJが対応しやすそうなドラフトになった。
3分20秒、ボットサイドのスカトルを巡ってJg同士の小競り合いが発生。ミッドのウェーブクリアで先手を取れるAXZはボットに

ガリオを寄せることをイメージしてDiceyのフックから仕掛けにいくがこれが空を切る。
即座にSecretの

シールド・オブ・デイブレイクからCCで固めて

ノーチラスを倒したRJはよかったが、AXZはキルが取れる望みが薄いのにMegumiinまで寄せてボットレーンでチェイスをしてしまう。
この間にRecapはミッドレーンに戻ってウェーブクリアを行っていて、これでMid間のCS差とTP差が生まれてしまう。
7分50秒、AXZは今度はトップレーンで仕掛ける。リフトヘラルドのポップ直前かつ、

カミール、

ヴィエゴともにキルが欲しいチャンピオンということで素直な狙いのガンクと言えるが、これをRJは読み切っていた。

カミールの

へクステックアルティメイタムで

ジェイスを捕まえて

ヴィエゴのガンクを呼び込んだが、これをhachamechaが

鉄槌でカバー。2人を吹き飛ばしてInoの命だけでなく、相手のヘラルドチャンスも奪うスーパープレイだ。
その流れでRJはヘラルドにタッチ。狭い通路を通ってコンテストしようとするAXZのメンバーに対して、Secretが

ゼニスブレードから仕掛け、

ガリオと

ノーチラスがキーストーンを使わされてしまう。

カミールのR

が直前に落ちていることもあってAXZはこれ以上戦うことが出来ず、RJは無血でヘラルドの獲得に成功した。
RJはリフトヘラルドをミッドレーンに召喚。14分過ぎにはミッドの1stタワーを破壊する。これは

ガリオの

英雄降臨を機能させづらいように視界面で重要なタワーを優先してのことだろう。
16分過ぎ、ボットレーンでオーバープッシュしていたSangchuを捕まえたRJに対し、Megumiinは

英雄降臨で駆けつける、がこれはRJにとっては計算内。
その間に2体目のリフトヘラルドを獲得、即召喚するとトップのインヒビタータワーまで破壊してオブジェクトを次々に獲得していく。
MegumiinのカバーによりInoを倒すことはできたので、キルトレードは1-1になったが、RJとしては仕掛けの時点で

ガリオが飛んでもよし、飛ばなくてもよしの詰み状態を作り出していた。
18分の3体目のドラゴン戦ではAXZがYellowYoshiがバックTP

して、ガリオと挟みこみ、そこに

ヴィエゴと

ノーチラスを放り込む作戦に出たが、RJは冷静に青バフへ続く狭い通路にAXZを誘い込む。

ソーラーフレアと

正義の鉄槌で

ヴィエゴ、

ノーチラスの侵入を防ぐと、

カミールの

ヘクステックアルティメイタムはSsolの

フェザーストームで対応。
こうしてAXZの仕掛けを完璧にコントロールしきったRJは

ガリオ、

カミールと順番にフォーカスし個別に撃破していく。
ここで3つ目のドラゴンと6500gのゴールド差をつけたRJがその後安全にソウル、バロンバフと獲得していき、そのまま試合に勝利した。
RJは15勝5敗。SGとの5敗ラインでの我慢比べが続いている。
hachamechaの

ポッピーのパフォーマンスに目が行く試合だったが、彼のプレイ自体もそうだが、チーム全体で

ポッピーが難しいことをしなくてもR

が当てやすい状況を作り続けていたのが印象的だった。
敗れたAXZは5勝15敗。
経験の浅いチームということもあって

カミール・

ガリオという分かりやすいコンボピックでRJに挑んだが、狙いが簡潔すぎて

ポッピーと

ザヤのディスエンゲージ力に跳ね返されてしまった。
YellowYoshiは久々の登場、プレイ自体は無難にこなしていたとおもう。
CrestGamingAct vs DetonationFocusMe
CGAは中盤に重きを置いた集団戦構成。最終的に

ヨリックを止められるチャンピオンはいないため、積極的にグループアップしてオブジェクトにアクションをかけたい。
対するDFMはEviの

ヨリックをYaharongの

TFがサポートするスプリットプッシュ構成。オブジェクトをある程度渡すのは仕方ないので、序盤にドラゴンを取って相手のドラゴンソウルプランを阻止したい。
ゲーム時間4分、NapとCassinはEviに対してタワーダイブを試みるが、EviはW

の壁をつくってタワー下に籠城する。そのタイミングでケネンはとどめを刺すべく、

疾風迅雷を発動してしまったため通常攻撃が行えず。
スキルの噛みあいもあってEviは生存し、Stealの自由な時間を確保した。
ドラフトの解説通り、序盤のドラゴンを確保したいDFMは赤バフ裏のブッシュに潜んだHarpがフックをひっかけて集団戦開始。
Kaitoは

魔力の奔流をつかってHarpの体力を一気に削るが、

イグゾーストが間に合ったこと、Cassinが合わせなかったこともありHarpは体力僅かながら生存する。
そのままチェイスを続けたDFMに対し、HybriDの

ザヤが背後を取るような形で回り込んだCGAは反転を狙う。
しかしこれを

コントロールワードで察知していたDFMは戦闘継続を判断、ザヤの合流前に

グレイシャルオーグメントもW

もないNemohをフォーカスして落としきる。

レオナが倒れたことによってStealの

ヴィエゴは乗り移りに成功、体力を回復しつつ無敵で時間を稼ぐことが出来たのがDFMにとって大きかった。
その間にCGAはHybriDがHarpを落とすことに成功するが、DFMはすぐに

ザヤ、

シンドラへとフォーカスを切り替えて次々とキル。Stealを追いかけたCassinは

レオナの固さと凱旋での回復で粘り切り、結果4-1のキルトレード。
一気にボットサイドでDFMが主導権を掴む。
ボットレーンで優位をつくったDFMが次に狙うのはトップレーン。
Napに

TFと

ヴィエゴでタワーダイブを成功させて1キル、その間にミッドをプッシュしていたKaitoもキルして、フリーでリフトヘラルドの獲得までつなげた。
その後も

ノーチラスと

ヴィエゴが一緒に動いてリードを作っていたDFMだが、2体目のヘラルドタイミングでCGAの逆襲にあう。

レオナと

へカリムのエンゲージからTP

で飛んできたNapの

ケネンが滑り込み

雷撃の大嵐をきめ、一気に2キル獲得、ミッドの1stタワーも破壊して食らいついていく。
何度かStealを捕まえてポイントを稼いでいったCGAだが、

ヨリックのスプリットプッシュを止める手段がない。

ヨリックがボットの2ndタワーを破壊したタイミングで、バロン前の

ヴィエゴを再び捕まえにきたCGAに対しDFMが反応、ついにEviが

TPで合流して3キルとバロン獲得につなげる。
こうなってしまうとCGAはいよいよEviを止められず、そのままDFMが押し切ってゲームに勝利した。
勝ったDFMは18勝2敗。
Eviはメタ外の

ヨリックピックだったが、チームのサポートもあってゲームをキャリーした。
この作戦はある程度1v1が強くて

ハルブレイカーを持てるチャンピオンなら

ヨリック以外でも成立するので、対戦相手がバンで対応しづらいのも強い点だ。
CGAは9勝11敗。プレーオフ第5シードの席が確定した。
集団戦の上手さは相変わらずだが、序盤に背負った不利が覆せないという連敗時と同じパターンに陥ってしまった。
ボットジャングルでのファイトが痛手だったが、Stealに対してCassinが先手を取れず後手後手に回る展開になったのもつらかった。
SoftbankHawksGaming vs BurningCore
SHGはキャッチ寄りの構成。集団戦は形をつくるのがやや難しそうだが、Blankのヴィエゴが育ち方次第では強引な仕掛けから1キル取って相手をかく乱するという作戦も採れそう。
対するBCは

グラガス、

キンドレッド、

ノーチラスで相手を分断して

アーリと

ジンクスがダメージを出し