メタの流れから見るADCフォーチュン考察
競技シーンで最近ADCとしてもピックされるようになってきたフォーチュン。その背景、理由を考察する
ADCMFが復権してきた
こんにちは。今日は

僕がLOLを始めたのはシーズン2・3間のプレシーズンからでした。そのころのボットレーンと言えばミスフォーチュンとケイトリンが非常に強く、最初にIPで購入したADCもフォーチュンでした。なので個人的にも思い入れのあるチャンピオンですね。
マークスマン(ADCのことです)として設計された彼女ですが、記憶にも新しいS6のWorlds以降、サポートとしてのピックが目立っていました。
ところが最近ではADCとしても彼女をピックするチームが出てきました。一方で依然としてサポートとしてピックすることも見られます。
なぜそのようにメタが移り変わっていったのか、その根元から考えていきましょう。
サポートとしてのフォーチュン
まず、そもそもなぜサポートフォーチュンがピックされるようになったかを解説していきます。
S6中盤以降トップとミッドのタワーが開始5分間堅くなり、スワップが有効な戦術ではなくなりました。
またファーストタワーボーナスが導入されました。
これはファーストブラッドのタワー版であり、なんと400Gものボーナスが得られるようになりました。
この2つの変更により、ボットレーンの至上課題は、レーニングフェイズを無難にこなして集団戦にフォーカスすることから、レーニングで相手を上回ってボットのファーストタワーを獲得する、ということに変わっていきました。
集団戦を見た時には、


そこで浮上してきたのが、


プラントの性能やアルティメットスキルである

ボットレーンをプッシュしてジャングラーを呼び、ダイブを決めてキルを奪い、そのままファーストタワーにつなげるという、メタに最もマッチしたメイジサポート、というわけですね。
そんなわけでWorldsのweek1では

そんな彼女に対抗するために考え出されたのが、サポートとして


またザイラは非常に柔らかいサポートであり、


ダイブに合わせて遠距離から

さて仕組みについての説明はこんなところで十分でしょう。
大切なことは


10BANが導入後のドラフト事情
さてS7が始まり、競技シーンでは10BANが導入されました。
ここで簡単に10BANシステムのBAN/PICK順についておさらいしてみましょう。
従来通りの青側からスタートする6BAN
↓
青側 1st pick
↓
赤側 1st/2nd pick
↓
青側 2nd/3rd pick
↓
赤側 3rd pick
↓
赤側からスタートする4BAN
↓
赤側 4th pick
↓
青側 4th/5th pick
↓
赤側 5th pick
ここで重要なのがBANフェイスが2回に分割されたことによって、
チームとしては自分たちのピックしたチャンピオンのカウンターを2ndBANフェイズで消すことが出来るようになりました。
さて話をボットレーンに戻しましょう。メタは依然としてレーンで勝ってファーストタワーを獲得する、というものです。
あなたが青側のpickを担当する場合、どうしますか?
いくつか正解はありますが、その1つは




実際こういった戦術を取っていたチームも多くありました。
しかし



さて今度は赤側の話です。




なので赤側はファーストローテーションでは

青側が


もし



両方を保留してきたら


というわけでボットレーンのイニシアチブはBAN/Pick面では赤側が握っているんですね。
7.2で脅威が変更になりADCフォーチュンが注目されるように
この状況を面白く思わない青側が対抗策として考え出したのが、



脅威の変更とともに相対的に価値の上がった彼女をADCとしてピックしようということですね。
なによりこのプランの強みとしてボットレーンのイニシアチブを青側が握れる可能性が出てくるという点です。
前項で、赤側はファーストローテーションで

このドラフト戦術に対して、青側が



そんなわけでADCフォーチュンが再び注目されるようになったわけです。
7.1~7.2は



今週から様々なリージョンで7.3の競技が始まりますが、パッチ初期のOP探し、そしてパッチ後期の一周回ったメタBAN/Pickに注目しながらゲームを観戦してみてはいかがでしょうか。
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