嵐乗りコグ=マウがOP?
コグ=マウの時代がまた来る?NAで勝率1位になっている流行のビルドを紹介する
こんにちは。
今日はいまNAサーバーのプラチナ以上のレート帯で勝率1位になっているADCコグ=マウのビルドの紹介に軽い考察を交えて記事にしていこうと思います。
コグ=マウといえばレイトゲームキャリーの印象が強いですが、今回紹介するビルドでは2コアの時点でかなりのダメージが出せる点が特徴です。
では流行の背景から見ていきましょう。
ありとあらゆるデータが上がってくるLOLですが、統計データをチェックするときに気をつけなければならないのは母数です。
はADCでのピック順位が17位中13位とかなり低いです。
なので、勝率の面ではそこまで信用できないデータといえますが、それでも勝率55.8%は立派な数字です。
また、同様のビルドをプロプレイヤーたちも試し、ここ数日では6割程度の勝率を出しているので、有力なビルドであることは間違いなさそうです。
さて、コグ=マウ自体がバフされたわけでもないのに勝率が上がってきている理由はなぜでしょうか。
大きな理由は2つあると思います。
パッチ7.5でイグゾ―ストからAS低下効果が削除されました。
コグ=マウはAS依存度の高いチャンピオンですから、ほとんどのサポートがを持っていた7.4までのメタと比べれば、明らかにコグ=マウが活躍しやすい下地は整ったといえるでしょう。
もう1点はサモナーズスペル面だけでなく、サポートのピックが移り変わってきたという点です。
ザイラやマルザハールといったレーンで勝ちきるためのメイジサポートがあいついでナーフを受けました。
またファーストタワーボーナスもナーフを受け、ボットレーンで勝ちきることの価値は以前よりも目減りしました。
そうなると集団戦やジャングル内の視界確保の面で有利になるタンクサポート(ブラウムやタム・ケンチ)やピールの強いルルやカルマといったチャンピオンがピックされるようになってきたわけです。
サポートのレーンでの強さがスポイルされたこともあってレーン戦に課題のあるコグ=マウは息が出来るようになりました。
コグ=マウはADCでありながら物理ダメージと魔法ダメージが半々という統計が出ています。
全てのスキルが魔法ダメージな上、主力スキルである有機性魔力砲(W)もAAに魔法ダメージを付与するという効果だからです。
このは強力ですが、CDはランク問わず17秒と長く、効果時間中に何回AA出来るかがコグ=マウをプレイする上で重要になってきます。
腐食粘液(Q)もパッシブでASを上昇させる効果を持っているため、
スキルオーダーはR>W>Q>Eとなります。
ルーンに関しては
というパターンと
の2パターンが試されているようです。
個人的には前者の方が使いやすかったですね。
後者はレベル9時点でのパワースパイクという面では優秀ですが、レーン維持力やCSの取りづらさという面で問題を抱えています。
コアアイテムとしては
ウィッツ・エンド、ルナーン・ハリケーン、グインソー・レイジブレード、ルインドキング・ブレードといったあたりになります。どれもASが増加するアイテムばかりですね。
プロのビルドをざっと眺めた感じだと、レーンで楽勝した場合グインソーから、レーンがつらかった場合はウィッツ・エンド、ルナーン・ハリケーンからといった使い分けをしているようです。
特には魔法ダメージが高いと相性が良く、値段も安いため個人的にはファーストアイテムはこれをオススメします。
他にも初手王剣やトリニティ・フォースも試されていてどれもそこそこの結果が出ているようです。
コグ=マウは、ここまで何度もお話してきましたが、ASによってダメージがスケールするチャンピオンです。
そう聞くとAAの回数が増えるので戦いの律動がマッチしそうな気もしますが、には物理攻撃力でスケールするスキルがありません。
もちろん通常攻撃には物理攻撃力が参照されるので無駄にはなりませんが、の力をすべて引き出したとは言いづらいでしょう。
となると渇欲の戦神が次候補になるわけですがはビルドを見ての通りADをあまり積まず、のライフスティール効果も十分に得られないのです。
嵐乗りの勇躍はカイト、チェイスのしやすさという面ではより優れています。
相手の体力を2.5秒の間に30%削ることが発動条件になりますが、有機性魔力砲(W)についている割合ダメージのおかげで、条件を満たしやすい、というのもよいですね。
また前提条件にある精密動作も脅威と魔法防御貫通を同時に得ることができるマスタリーとなっており、それぞれ半分ずつのダメージを出すとのシナジーを感じます。
コグ=マウは非常に扱いが難しいチャンピオンです。
AAをしながら生体空撃砲(R)を混ぜてダメージを出していく必要があり、スキルショットとカイティングの精度を求められます。
逃げスキルもないためガンクや相手のオールインで簡単に死んでしまうといった弱点も多いです。
しかしやりこむだけの魅力とポテンシャルを秘めているのは間違いないので、この機会にぜひこのかわいいゲロ吐きマシーンに触れてみてほしいですね。
今日はいまNAサーバーのプラチナ以上のレート帯で勝率1位になっているADCコグ=マウのビルドの紹介に軽い考察を交えて記事にしていこうと思います。
コグ=マウといえばレイトゲームキャリーの印象が強いですが、今回紹介するビルドでは2コアの時点でかなりのダメージが出せる点が特徴です。
では流行の背景から見ていきましょう。
ピック率はまだまだ低いが勝率は上がってきている
ありとあらゆるデータが上がってくるLOLですが、統計データをチェックするときに気をつけなければならないのは母数です。
はADCでのピック順位が17位中13位とかなり低いです。
なので、勝率の面ではそこまで信用できないデータといえますが、それでも勝率55.8%は立派な数字です。
また、同様のビルドをプロプレイヤーたちも試し、ここ数日では6割程度の勝率を出しているので、有力なビルドであることは間違いなさそうです。
イグゾ―ストのナーフとサポートのメタの変化でレーン戦が少し楽に
さて、コグ=マウ自体がバフされたわけでもないのに勝率が上がってきている理由はなぜでしょうか。
大きな理由は2つあると思います。
パッチ7.5でイグゾ―ストからAS低下効果が削除されました。
コグ=マウはAS依存度の高いチャンピオンですから、ほとんどのサポートがを持っていた7.4までのメタと比べれば、明らかにコグ=マウが活躍しやすい下地は整ったといえるでしょう。
もう1点はサモナーズスペル面だけでなく、サポートのピックが移り変わってきたという点です。
ザイラやマルザハールといったレーンで勝ちきるためのメイジサポートがあいついでナーフを受けました。
またファーストタワーボーナスもナーフを受け、ボットレーンで勝ちきることの価値は以前よりも目減りしました。
そうなると集団戦やジャングル内の視界確保の面で有利になるタンクサポート(ブラウムやタム・ケンチ)やピールの強いルルやカルマといったチャンピオンがピックされるようになってきたわけです。
サポートのレーンでの強さがスポイルされたこともあってレーン戦に課題のあるコグ=マウは息が出来るようになりました。
とにかくASだ!ルーンとビルドはAS重点
コグ=マウはADCでありながら物理ダメージと魔法ダメージが半々という統計が出ています。
全てのスキルが魔法ダメージな上、主力スキルである有機性魔力砲(W)もAAに魔法ダメージを付与するという効果だからです。
このは強力ですが、CDはランク問わず17秒と長く、効果時間中に何回AA出来るかがコグ=マウをプレイする上で重要になってきます。
腐食粘液(Q)もパッシブでASを上昇させる効果を持っているため、
スキルオーダーはR>W>Q>Eとなります。
ルーンに関しては
物理攻撃力×6
攻撃速度×3
物理防御×9
魔法防御×9
攻撃速度×2
ライフスティール×1
というパターンと
攻撃速度×9
物理防御×9
魔法防御×9
攻撃速度×3
の2パターンが試されているようです。
個人的には前者の方が使いやすかったですね。
後者はレベル9時点でのパワースパイクという面では優秀ですが、レーン維持力やCSの取りづらさという面で問題を抱えています。
コアアイテムとしては
ウィッツ・エンド、ルナーン・ハリケーン、グインソー・レイジブレード、ルインドキング・ブレードといったあたりになります。どれもASが増加するアイテムばかりですね。
プロのビルドをざっと眺めた感じだと、レーンで楽勝した場合グインソーから、レーンがつらかった場合はウィッツ・エンド、ルナーン・ハリケーンからといった使い分けをしているようです。
特には魔法ダメージが高いと相性が良く、値段も安いため個人的にはファーストアイテムはこれをオススメします。
ウィッツ・エンド
+40% 攻撃速度
+40 魔法防御
自動効果:
通常攻撃に40の追加魔法DMを付与する。
自動効果:
通常攻撃に対象の魔法防御を5減少させるデバフが付与され、同時に自身の魔法防御が5増加する。
魔法防御減少/増加の効果は5回までスタックし、5秒間持続する。
他にも初手王剣やトリニティ・フォースも試されていてどれもそこそこの結果が出ているようです。
なぜADCなのに嵐乗りの勇躍を選択するのか
コグ=マウは、ここまで何度もお話してきましたが、ASによってダメージがスケールするチャンピオンです。
そう聞くとAAの回数が増えるので戦いの律動がマッチしそうな気もしますが、には物理攻撃力でスケールするスキルがありません。
もちろん通常攻撃には物理攻撃力が参照されるので無駄にはなりませんが、の力をすべて引き出したとは言いづらいでしょう。
となると渇欲の戦神が次候補になるわけですがはビルドを見ての通りADをあまり積まず、のライフスティール効果も十分に得られないのです。
嵐乗りの勇躍はカイト、チェイスのしやすさという面ではより優れています。
渇欲の戦神
移動または通常攻撃を行うとその度にスタックが貯まっていく。スタックが100に達した時、スタックを全て消費して次の通常攻撃にLife Stealを付与し0.75秒間MSが30%増加する。
Lifesteal: 1-50% (Lvに応じて増加)
嵐乗りの勇躍
2.5秒以内に敵Championの最大Healthの30%のDMを与えると3秒間MSが40%増加しスローの効果を75%減少させる。
CD: 10s
相手の体力を2.5秒の間に30%削ることが発動条件になりますが、有機性魔力砲(W)についている割合ダメージのおかげで、条件を満たしやすい、というのもよいですね。
また前提条件にある精密動作も脅威と魔法防御貫通を同時に得ることができるマスタリーとなっており、それぞれ半分ずつのダメージを出すとのシナジーを感じます。
おわりに
コグ=マウは非常に扱いが難しいチャンピオンです。
AAをしながら生体空撃砲(R)を混ぜてダメージを出していく必要があり、スキルショットとカイティングの精度を求められます。
逃げスキルもないためガンクや相手のオールインで簡単に死んでしまうといった弱点も多いです。
しかしやりこむだけの魅力とポテンシャルを秘めているのは間違いないので、この機会にぜひこのかわいいゲロ吐きマシーンに触れてみてほしいですね。
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