5分で分かる!WCS出場チーム紹介【LMS編】

September 26, 2018 by Merryday, Patch 8.19

ダークホースなるか?台湾・香港・マカオから成る、LMS代表チームを紹介

台湾? ああ、FWの地域でしょ。



こんにちは。Merrydayです。

のんびりしていたら公式からチーム紹介が出てしまいました。(まさか1日から始まるとは思っていなかった)
内容はそこまで被っていないのが、せめてもの救いです。

LPL編LCK編に続いて第三弾となる本記事で取り上げるのは、LMS(台湾・香港・マカオ)代表チームです。
事あるごとにファイトが起きる、血気盛んなリージョンですね。

英語の公式配信もない地域ですので、イメージしやすいように参考となるスタッツを適宜紹介しています。
では、前置きはこの辺りにして、紹介の方へどうぞ。


(注1:選手のスタッツはLMS Summer 2018のものであり、10試合以上出場した選手のみを対象としています)





Flash Wolves【FW】


(第1シード:LMS Summer Champion)

TOP:Hanabi, MMD
JG:Moojin, Morning
MID:Maple
ADC:Betty
SUP:SwordArT, ShiauC


春夏シーズン・プレイオフ合わせて29勝1敗。6シーズン連続でLMSの覇者であり続けるFWは、RNG Karsa・AFs Kramerの古巣でもあります。

無論、国内は向かう所敵なし。チームのGD@15(Gold Differential at 15 Minutes)は、なんと驚異の2230。(2位はMADの471)
TOP以外全てのロールで、同ポジション内1位というスタッツを残しています。

WCSでは二年連続グループステージ敗退に終わっていますが、今年は運も味方につけている模様。
同組になったのは、韓国第2シードのAFsとベトナム代表PVB。
台湾勢は、なぜか韓国相手に強いという特性があります。
また、ベトナム戦は自然とキルゲームになるでしょうから、純粋な力勝負でFW側がやや優勢と見ていいでしょう。

序盤から攻めて攻めて、攻め続けるスタイルを通すことが出来れば、グループステージ突破も夢ではありません。





MAD Team【MAD】


(第二シード:Championship Point)

TOP:Liang, Rock
JG:Kongyue, Benny
MID:Uniboy
ADC:Breeze
SUP:K


春3位・夏2位という安定した成績で、第2シードを獲得したMAD。
とにかく戦闘の激しいLMS地域の中でも、手堅いプレイが特徴的なチームです。(それでも他の地域に比べればよく戦いますが)

Uniboyはレーニングにやや難があるものの、寄りの意識が非常に高い選手です。
このプレイスタイルは数字にも現れており、CPM(CS Per Minutes)は同ポジション内で最下位ですが、KDAは全選手中1位となっています。
序盤はレーニングを犠牲にしてでも、Kongyueを助けることを優先しているようです。

ボットレーンのBreeze-Kは安定感に優れ、平均デス数がそれぞれ1.1・1.4と、どちらも同ポジション内で1位。
を好んで使用する傾向があり、今年度は29回、は28回ピックしています。(ちなみに使用回数2位は、11回・12回といずれも大差)
しかしながら、はパッチ8.19で基礎ヘルスが大きくナーフされてしまいました。
MADにとっては、向かい風になるでしょう。




G-Rex【GRX】


(第三シード:Regional Final)

TOP:PK
JG: Empt2y, baybay, Raise
MID:Candy, Wuji
ADC:Stitch
SUP:Koala


アジア競技大会台湾代表のPKとbaybay、CJ EntusのラストメンバーとなったCandy、元SSGサブのStitchと、期待できそうなメンバーは揃っているチームです。
夏シーズン5位でプレーオフ出場を逃したものの、Regional Finalで勝ち上がってきました。
Raise/Candy/Stitchと韓国国籍の選手が3人いるため、ロースターの変化が多いチームでした。

チームの発表によれば、登録選手はPK/Empt2y/baybay/Candy/Stitch/Koalaとなっています。

中心となる選手はやはりADCのStitch。Regional Finalsでは、KDA 11.7/DPM(Damage Per Minutes) 553を叩き出し、ダメージディーラーとして大きく貢献しました。

不安要素を挙げるならJGの二名でしょう。
Empt2yはRegional Finals 決勝こそ出場しているものの、夏通して5試合しか出場していません。
また、サブのbaybayも8月4日以降の試合に一度も出場していません。
プレイインステージからの参加となるGRX。もし両JGが噛み合わないなんて事態になれば、GMB・KLGに足元を救われるやもしれません。




いかがだったでしょうか。
公式記事も出たということで、本シリーズはこれで区切りにしようと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

文章を書くのは結構好きなので、今後も記事作成は続けていこうかなと思っています。
またどこかで、お会いしましょう。